

JVC HA-S4をレビューしたいと思います

本体には大きくXXの文字が

低音の出口である
ダイレクトバイブストラクチャー

イヤーパッドは低反発イヤーパッド

ケーブルはヘッドホンとしては細め
色は赤、プラグはストレートプラグ

ヘッドバンドはプラスチック製でちょっと安っぽくも感じる。
中のクッションは迷彩柄でなかなか良いが、固いので人によっては痛く感じるかもしれない


装着イメージ 参考までに
また、点字のような物があるので
L、R表記がわかりやすい
当機はJVCの北米逆輸入モデルになります。
沈み込み低音を特徴とし、クラブサウンドとかに適していると思います。
また、このシリーズのカナル型の
HA-FX1も所有してるので何れレビューしたいと思います。
では、音質は
環境はNeutron Z→E07K
第一印象として
凄まじい低音です。
量、量 これでもかってくらいの量で押してきます。ベースやバスドラ多用曲はどんな曲を聞いても目を閉じれば
そこはクラブハウスです。
低音の質はまぁまぁ、量は凄まじい
そのため解像度もあまり高くなく
バスドラとベースが被るとヴォォォンという残響が残り、本当の音が隠れてしまいます。ここは難点ですね
ですが、この残響感はある意味本物のクラブハウスで聞く音に似ています
残響感はまさにそのものかと思います
ベースもエレクトリック系は得意ですが、ウッドベース等は苦手な印象です
ヴォーカルは出てると言った感じです
低音に埋もれるかと思いきやそこまで埋もれない…イメージとしてはイコライザでヴォーカルを若干上げた感じです
高音はほぼ低音に埋もれてます。出てない訳ではないのですが、弦楽器系
(エレキギターやアコースティックギターを除く)は苦手な印象です。
音漏れは若干あります
密閉型の標準クラスと言った所でしょう。
外遮音性は高く、付ければなにも聞こえません。
フィット感は低反発イヤーパッドのおかげでかなりいいですが
オンイヤーのため長時間の着用は耳が痛くなります。また、低音を出すためか側圧が結構強いです。首を振っても落ちませんし、ずれません。
当機は自分が初めて買ったヘッドホンです…当時はBAに飽き、たまたまSONYのXB41にしたら凄い低音に驚かされ、以降低音厨になりました。
ライブ音源に強いヘッドホンが欲しくなり、自分で探した結果HA-S4に辿り着きました。
結果はライブ音源を聞くには最高
クラシックを聞くにはうーん……
と言った感じです。
オールマイティにこなすタイプではなく、こいつはライブ音源に特化したヘッドホンだと思います。
低音の質はFADのアダージョⅡに似ています。と言うより、このヘッドホンに近い低音を鳴らすのがアダージョⅡだったのでライブ音源は家ではHA-S4
外ではアダージョⅡを使ってます。
なんか、SONYのXBシリーズやオーテクのCKSシリーズよりも低音がリアルなんですよね…こいつは
まぁ、ライブ音源をノリノリで聞くならオススメです。
色んなジャンルを聞く方にはあまりオススメしません。
買ってから4年 MDR-1RやAD500がありながらも今だ現役です。
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ