

TDK TH-ECBA700をレビューします

実は改造してあります。
この機種の特徴である
フィットイングアシスト機構を外してあります。
これのおかげでフィットするという人もいるので何とも言えないですが
自分はシュア掛けをするので外してあります。


ケーブルは布巻きです。
このプラグですが、断線予防のために
緩やかな曲線を描いています。
そしてこのケーブル
シルバーアロイケーブルといい
銀が配合されています。
そのため、解像度が高い音になります

BAユニットはKnowls製の物をTDKがカスタムしてあります。
KnowlsはBAユニットのメーカーでありTWFKというユニットは有名です。
TWFKはデュアルBAであり、UE700やCK10にも搭載されています。
さて、音質の方は
環境はF885 24bit 192kHz音源
高音域は解像度が非常に高いです
シングルBAというのとシルバーアロイケーブルというのが合い合っていると思います。
ですが、人によってはきつく感じるかもしれません
ヴォーカルは解像度もありますが
ケーブルに銀が入ってるのもあるのか
何処と無く温かみがありません
ま、それ故の解像度なので何とも言えないです。
低音域はBAにしては出てると思います
でも、厚みはなくアタックだけの低音です
これはシングルBA機種の多くに言えることなのでなんともいえないです。
空間表現は微妙です。空気感は薄い印象です。
フィット感はフィットイングアシスト機構
のおかげで中々いいです。
また、イヤーピースも3種類にダブルフランジも付いているのでなかなか良いかと
でも、シュア掛けをしたい方は自分みたいに取ることをオススメします。
音漏れはほぼないです。
また、外遮音性も高く音楽に浸る事ができます
タッチノイズが若干多いのでクリップを使うことをオススメします。
全体的に見てKnowls製BAや
シルバーアロイケーブルなど
コストが高く付きそうなものを多く
使っていますがこれでも
5000円を切る価格で販売されています
この価格での銀配合ケーブルは珍しいですし癖のない音なので
コストパフォーマンスは高いと思います
初めてBA機種に触れる人にオススメします
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ