

SONY XBA-2をレビューしてゆきます

本体は高級感があるが、ABSハウジングなので軽量である。

プラグ部は金属製で高級感がある。

付属の延長コードもよく作り込まれており高級感がある。

付属のポーチ

デュアルBAなのでマークが2つになってます。
当機はSONYのデュアルBA機である。
フルレンジとウーファーが入っており簡単に言うと中、高音域用のユニットと
低音用のユニットが入っている。
環境はF885直 DSD 2.82Mhz
高音域はXBA-1SLと同じような感じです。
伸びがあり、またその伸びも自然です。
ヴォーカルはXBA-1SLに比べて厚みがあります。か細い印象は無いです
低音は厚みもあり、アタックもあります
圧力もあるような感じで鳴らすので
BAぽくないとも言われます
確かにCK10に比べると低い所から出てる感じがします。
空間表現は微妙です。BA機ですのであまり期待はできません。
ですが、2wayの恩恵もあり、分解能はあります。
遮音性は高いです。ノイズブロック構造のおかげでしょう。
音漏れもインナーハウジングにマグネシウム合金を、アウターハウジングに制動ABSを採用したデュアルハウジングのおかげで殆どありません。
タッチノイズはきしめんケーブルのおかげで少なめですが、延長コードのプラグ部が重くまた、コードも普通では短く
延長コードをつけると長いため使いにくいのは難点です。
フィット感は良好です。
自分は安くなった時に9980円で買ったのですが、中々良かったです。
ヴォーカルと低音に重点を起きつつある程度のフィット感があります。
後継機のXBA-20は音的には微妙だった
高音の伸びがなく、さらにヴォーカルと低音に厚みを持たせた印象。
ある意味では聞きやすくなっていると思います。
また、低音が出るようになったXBA-10と比べてみると量はややXBA-2SLの方が多いとかんじます。また低音の厚み、沈み込みなどはXBA-2SLの方が圧倒的に上です。
また、クロスオーバー周波数が広めなので繋がりもよく、不自然な感じはしません。上位のXBA-3SLは変に高音域がつり上がって抜けは良いのだが、何か不自然。
XBA-4SLに至ってはBA機でドンシャリフォンを作ろうとして失敗した感が拭えないです。そして低音控えめのXBA-1SL…これはこれでいいのだが…ER6iに似た何かを感じる。
そのためこの中ではXBA-2SLが一番バランスの良い機種です
安くなってるので欲しい人はチェックしてみるのもいいでしょう
また、iPhone用のリモコンが付いているXBA-2iPもありますよ。
こちらも安くなっているのでオススメです。
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ