

パイオニア SE-CL721をレビューします

ハウジングはメタリックカラーです
プラスチック製なので安っぽく感じます
また、左右非対称の色もいいですね。

ハウジングの塗装が禿げやすいです。

ケーブルは1.2m L型プラグ
コードは硬め タッチノイズもそれなりに乗る。
コード分岐部からハウジングの色と同じ色のコードになるので結構付けると目立ちます。
当機はパイオニアのBess Headブランドのカナルタイプです。
おもちゃヘッドホンと言われる
SE-MJ551と同じブランドですが、音の傾向がこちらの方が自然です。
音質レビュー
環境はF885 直
高音域は金属的な冷たい印象です。
よく言えば透き通る高音域
悪く言えば不自然な高音域
DJヘッドホンに近いですかね。
ヴォーカルは硬めです。
BAとD型の中間的な感じです。
ですが、苦手という印象はありません。
低音域は解像度高めの低音です。
わかりやすく言うと
ウォークマンのクリアベースみたいな感じの低音域です。
そのため、他の音域に被らない低音となっています。
低音フォンなのに万人受けしそうです。
空間表現は狭め、平面ちっくな印象はないです。
音漏れは標準、遮音性もそこそこです。
フィット感は付属品でも問題ないです。
自分はオーテクのファインフィットに換装しています。
総評として、コスパ高いです。
個人的にはオーディオテクニカの5PRO Mk2というヘッドホンに音が似てて好きです。DJヘッドホン独特の歯切れの良い低音域とハイハットなどの楽器に強い
少しシャリつく高音域。これを見事に再現しています。
そして、低音フォンを謳いながら
全体的にバランスの良い仕上がりになっています。
これが3000円以下で買えてしまいます。
XB30の支配的な低音
CKS55の反響を再現した低音
Adarjo Ⅱの広がりのある低音
これらの中のどれにも当てはまらない
重低音フォンならぬDJイヤホン
DJヘッドホンの音が好きな方ならハマると思います。
ちなみにVPT2010の5000円以下の部で
銀賞を獲得してるイヤホンなので
かなり万人受けするイヤホンだとわかります。
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ