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【 イヤホン改造】自作改造イヤホン 作りました かなり自分好みの音に仕上がりました



どもー今回は

とうとうやってしまいました。
完全オリジナルイヤホンです。

結構既存品の流用が多いですが、作ってみました。

イヤーピースを逆付けしてステムを形成しています。
これによりステムが刺さる等はなくなりました。

あと、メンテナンス性も向上しています。

ケーブルの付け根にバスレフポートがあります。

まぁ、こんな感じです。

ケーブル、プラグは断線したUE200のものを流用

ケーブルのプッシングはイヤーピースを使用。


装着イメージ

一応シュア掛け 普通の装着も可能です。


スペック
再生周波数帯 20~21000Hz
インピーダンス 26Ω(計算上)
音圧感度 99dB/1mW
ドライバーユニット口径 9mm
ハウジング素材 軟銅(電気すずメッキ)
コード OFC 1.1m L型 金メッキプラグ
重量 15g (コード込み)
ノイズ アイソレーション -15dB


特徴
背面パスレフポートで量感ある低音を実現

デュアルハウジングを採用し
インナーハウジングにシリコン
アウターハウジングに軟銅を使用しており
解像度の高い音を実現

ちなみに再生周波数帯の測定は
ユニットとマイクを接着して検証

ノイズアイソレーションはその場の環境音を測定し、イヤホンを付けた時の環境音の聞こえにくさを数値化しました。

本体構造


奥に見える銀色のがドライバーユニット

本体はイヤーピースの中にドライバーユニットを入れてあります。
これにより共振を抑えています。

そしてドライバーユニット背面のパッシブにはポリエステルを入れてあります

ハウジングは電気工事等で使用する
リングスリーブのP38
(太い撚り線などを圧着する時に使用)

を使用しました。
直径 16mm 内径 9.4mmです。
素材は軟銅(電気すずメッキ加工)

ドライバーユニットは断線した
SONYのXB21の物を流用しています。

では音の方はどうだろう

環境 F885 DSD

高音域は出ます
XB21ではほとんど出ていなかったのに
綺麗に出てます。ですが、若干硬い印象です。

ヴォーカルも得意不得意なくでます。
潰れたりしてる印象はありません
ですが、イマイチ艶がありません

低音は質が良くなりました。
作るときにここを1番こだわりました。

量感を出しつつも他の音域に被らない
これを実現するのは案外難しいです
筐体を金属にしているのと
デュアルハウジングで共振を抑えているのでいけるかと思いましたが

最初は低音が出ず

次に調整すると今度は
反響したような低音になり

いい響きにするにはバスレフポートの穴の面積ですね これが大切みたいです。

個人的には直径を6mm
その中に吸音材のポリエステルを入れて丁度いい響きになりました。

空間表現が結構できてます。
大きい筐体を生かしている音になっています。


音漏れは多少はあるものの日常生活においてそこまで困るという範囲ではない。

遮音性は何気に高かった。

ケーブルが硬いのでシュア掛けしないとタッチノイズが多い

フィット感は俺の耳に合わせたので
何気に良い

人によっては入らないかもしれない。

あと15gと重い上に耳の奥に入れるタイプではないので、多分長時間着用には向いていません。

今回初めて自分で設計から
チューニングまで行いましたが
改めてオーディオは奥が深いことがわかりました。

設計と言っても 既存品の寄せ集めですし
そのうち旋盤でも使ってオリジナルの筐体でも作ってみたいです。

チューニングはなかなか神経使います
少しの変化で音は変わります。

パッシブポートの直径
吸音材の材質
ハウジングの材質
振動板からステムまでの距離

など 要因はいっぱいあります。

条件が揃い 求めた音が出た時は感度しました。


このイヤホンに似てる音を出すイヤホンなら

EX450
CKM55
この辺でしょうか

イメージ的にはEX450を高音よりのバランスにして
さらに空間表現を上げて音場を広くした印象です。


費用

XB21 投げ売り980円
UE200 780円
イヤーピース諸々 500円?くらい
リングスリーブ P38 76円×2
ポリエステル 100円

計 2700円くらい

まぁ、3000円でこの音かという物を作りました。

こいつはまた色々と遊べそう。

こいつの愛称 鉄どんぐり




それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ