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【 まとめ】ウォークマン Zシリーズ+Neutron music playerとウォークマン F880シリーズ どちらが高音質か?



どもー今回は前回の続きである

画像の使い回しですみません

Neutron Z VS Walkman F885です

主に 音質面とハードウェア面で比較します。

恐らく NW-Z1000シリーズに
別の高音質プレイヤーをいれて音楽を楽しんでいる人も多いと思います。

F880シリーズに乗り換えたいが、果たしてどっちが音質的に上なのかよくわからない方もいると思います。

また、実際に使ってみて分かったことの続きみたいな感じで書いていきます。

そこで今回は自分が所有する音楽プレイヤーを総動員して比較します。

比較対象は
NW-Z1060
Neutron Z
NW-F885
NW-X1050
NW-S754
iPhone 5
iPod+E07K
iPod nano 5G
iPod touch 2G(脱獄済)
iPod touch 4G
Pronto tec(Neutron)
YTO-M4005
でしょうか


音質は
iPod+E07K>F885≧Neutron Z >Z1060>X1050>S754>
Pronto tec(Neutron)>iPhone 5>
iPod nano 5G=iPod touch 2G(脱獄済)=
iPod touch 4G>YTO-M4005
ですかね…

流石にアンプ付きのiPodには音圧の面で劣りますが、解像度はウォークマンの方が上です

実際F885とNeutron Zは大きな差がないようにも感じました

ですが、試してみないとわからないので

Neutron Z VS F885

どちらも同じ条件で行います

音源は24bit 192kHz音源
Neutron Z 64bitアップサンプリングON

F885 DSEE HX クリアステレオ ON

イヤホンは
BA型は
UE900
CK10
XBA2
Super fi 4
UM1

ダイナミック型
EX600
CKM99
SE215
SE215SPE
FXT90L2
IM50
XB90EX

ハイブリッド型
XBA-H1

ヘッドホン
MDR-1R
MDR-7506
MDR-ZX700
ATH-AD500
ATH-Pro5MK2
ポタプロ

で行います


まずは
マルチBAのUE900、CK10、XBA2
で試してみます

Neutron Zに比べるとF885の方に歩があります。
出力がF885の方が上なので、能率が悪い
マルチBAの機種も余裕で鳴らします
その結果F885の方がより厚みのある音になります。

恐らく正負(L R)独立出力のお陰でしょう

ハイブリッド型イヤホンでも解像度の向上が見込めました。

これはヘッドホンやD型イヤホンを鳴らした時にも同じ事が起こりました。
ほぼ全てのヘッドホンで変化しました
MDR-1Rで聞いたハイレゾ音源もNeutron Zでは出力不足に陥り
再現できない部分もありましたが

F885に変えたら聞こえなかった音が
聞こえてきました。

出力の大きさ、正負独立出力でここまで
変わるのかと思いました

シングルBAは
プレイヤーの個性がわかりますね

Neutron Zは厚みのあるフラット

F885はSONYらしい弱ドンシャリ
解像度及び質の向上版

となります。

シングルBAでは出力不足は感じられず
どちらも一長一短な部分です



また、イコライザ サラウンドなどの
各種音質設定は

Neutronのパラメトリックイコライザ

ウォークマン標準プレイヤーのイコライザ
これを見る限りでは、Neutronの方が
細かく調節できます。
ウォークマン標準イコライザは
20の6乗通りの音作りが可能ですが
Neutronのパラメトリックイコライザは
ほぼ無限大にパターンがあります。

それは各音域のゲイン調節を0.01db単位で調節できるからです。

DSP効果の切り替えもできます。


ウォークマンの高音質機能

Neutronの高音質機能

どちらもアップサンプリング機能が付いていますが、この性能はウォークマン
DSEE HXのほうが精度が高いです。

ウォークマンのDSEE(アップサンプリング)の進化を感じました。

どちらも圧縮音源で真価を発揮しますが
その代償に電池をかなり消費します。

電池の燃費はDSEE HXの方が圧倒的に
悪いです。

その点Neutronはリサンプリングの精度を下げる代わりにCPUのクロック周波数を落とすことができます。

Clear Phaseは音質を付属イヤホン向けにしてくれます。

なので、圧縮音源を聞いた時は
Neutron ZよりF885の方が素晴らしいと思います。

Clear Audio +はSONYの高音質機能の結晶でしょうか。
これひとつでSONYオススメの音質設定に自動的になります。
ですが、UE900のようなハイエンドイヤホンではバランスが崩れてしまうので
付属品や比較的低価格のイヤホンを使ってる人は
使ってみることをオススメします。

これを見るとF885の方が圧倒的に良いと思いますが
ここでハードウェア スペックで見ると

Z1060
CPU Taiga 2
RAM 512MB
Android 4.0.4
S-Master MX

F885
CPU OMAP4430
RAM 1GB
Android 4.1.4
S-Master HX

基本性能はF885の方が上ですが、
Z1060に搭載されているS-Master MX
は消費電力を抑えたモバイル向けの物なんです。
それにX1050に搭載されている
S-Masterに比べ解像度が向上しています

S-Master HXはS-Master MXをベースに
ハイレゾ向けに改良を施した物です。
ですが、消費電力は上がっているそうなので電池持ちが若干悪いと思います

ですが、Z1060もICSにアップデートしない限りはとても戦えたものではありません。

連続音楽再生時間は

X1050 約24時間
Z1060 アップデート前 約20時間
Z1060 ICSアップデート後 約33時間
F885 約30時間

これは自分が実測した限りなので個体差もあるかもしれません。

ですが、動画再生時間やネット接続時の電池持ちはZ1060の方短いです。
これは端末の画面の大きさも関係してきますのでなんともいえないですが
個人的には全体的な燃費はZ1060の方が悪いと思います。

操作性はハードウェアキーが画面に表示されるようになり、物理ボタンを装備したF885の方が上ですね
でも、Wボタンの操作性は他の作業をしている時には中々使えたので一長一短ですかね。

まぁ、Android端末としても中途半端な
ZシリーズやF800シリーズに比べ
F885はかなり改善されていると思います

ここで一つ疑問が出てきます。
NeutronをF885に入れたら最強じゃね?

私自身そう思い試してみました

でもNeutron ZとNeutron F885は圧縮音源やwave音源では直接的な違いはよく分からなかったです。
一つ違ったのはハイレゾを再生した時に
ベールが剥げたかのように感じました。

恐らくこの解像度の差がS-Master HX
なんだなと実感しました。

Neutronの曲飛ばしとかにまだF885の
物理ボタンは対応してないので
Neutronを入れると操作性が悪くなると
感じました

また、デジタル出力にF885は対応しているので
アンプ接続時にも大きく貢献できます

実際に聞いたところでは
音質ならF885の方が上ですかね…
ですが、一部操作性や電池持ち
なんかはZ1060の方が上なので
甲乙つけがたい状況ですが
スペックや汎用性の面などから

恐らくF885の方が上だと結論付けます

それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ


追記

友人からF805にNeutronを入れた
俗に言うNeutron F805を聞かせてもらう機会がありました。

結論で言うと

F885ノーマル>Neutron Z>Neutron F805

ですかね
Neutron F805は Neutron Zに比べて
火力 音圧が足りません。
音の解像度はほぼ同じでしたが
Neutron Zの方がより締まりのある音を出します。

ちなみにDSEE HXをオンにして音楽鑑賞をしてみた所
連続使用時間はおよそ18時間と言ったところです。

DSEE HXの電池持ちの悪さはZX1でも
言われているのでなんとも言えないです