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【 イヤホンレビュー】JVC HA-FX500 レビュー 木の温もりを手軽に感じられる一品 安くなってるのでオススメ



どもー今回は

JVC HA-FX500をレビューします

構造図です。

木の木目を感じる。

付属品一覧

当機は世界初のウッドドームユニットを搭載した機種になります。

JVCのイヤホンの知名度の底上げに貢献した

マイクロドライバーユニット
ツインユニット
ライブビートシステム
ウッドドームユニット

の一つです。

マイクロドライバーユニットはFXCシリーズに搭載され、当時世界最小
高解像度を実現したユニットです。

ツインユニットは世界初の
デュアルダイナミックです。
マイクロドライバーユニットを2機搭載し
FXT90はデュアルダイナミックでありながらフィット感を損なわない機種となった。

ライブビートシステムは世界初のケルトン方式を採用した方式です。
ケルトン方式はウーファーで実際に採用されいますが、イヤホンに搭載するのは例がないです。

そしてウッドドームユニットはその名の通りユニットが木でできています。
震度版に樺を採用しています。
これも出た当時は世界初のユニットでした。

その中でもFX500は世界初のユニットを搭載してきた機種です。
ハウジングも木でできており、そのデザインには木目の個体差があります。

そんなこだわりを感じる一品をレビューしていきます。


環境はF885 DSD

高音域は自然な伸びです。解像度とかは置いておきウッドドームスピーカーの
暖かみのある音を鳴らします。
もちろん刺さりはほぼ皆無です。

ヴォーカルはやや張り出しが弱い印象
どんなヴォーカルも温もりがあるように感じます。ボカロ音源を長時間聴くにはオススメです。

低音は量はあるものの質は良好で落ち着いています。ですが、低音多用曲には向かない印象です。

空間表現は上手いです。独特の広がり方をするので好みが分かれると思います

音漏れは普通
遮音性もごく一般と言った感じ

タッチノイズはダンパーのおかげで低減されています。コードは0.8mと絶妙な長さになっています。

こいつには合う合わないがあります
ジャンルでは得意なのは
楽器の少ない曲
木管楽器や弦楽器を使う曲
クラシックやオーケストラ
和楽器
ヴォーカル物

逆に不得意なの
いろんな楽器が入ってる曲
電子音多用曲
低音多用曲

などと分かれます。聞くジャンルに合わせて聞くのもオススメです。

今では後継機もでてすっかり表舞台から消えてしまいましたが
こいつにはこいつの音があります

上位のFX700はより木の温もりを感じる音でしたが、どうしても装着感が微妙で
個人的には好きですが誰にも勧められないと言った感じでした。

実は自分もこれが2代目のFX500です。
去年断線してしまったのですが
後継機を試聴してイマイチ…木の響きが薄れてる

結局この音はこいつにしか出せない

てことで1年振りのこの音に感動しています。

後継機のFX850は音はFX700の延長にあると言った感じはあるが、どことなく木の温もりが薄れた感じがする。
これはFX750やFX650にも言えることです。

つまり、FX700や500は木の温もりを重視して作られた珍しい機種と言えます

個人的にはFX500の方が木温もりを表現するのが上手いと思います。

コスパはともあれこの独特の音にはまればはまります。

しかもディスコンで値段も7500円ほどに
なっているので、買うなら今のうちでしょう。

また、オークションでは模造品も多く出回っているそうなので多少高くても正規の店で買うことをオススメします。

木の温もりをどこでも味わいたい方にオススメです。

それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ