

こ、こいつは…まさか
e-Q7 マルボロ限定カラー…お値段15800円なり…安い!

あまりの突然さに購入
e-Q7のメーカーページはこちら
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オルトフォン バランスド・アーマチュア方式 カナル型イヤホン e-Q7-R(レッド) 新品価格 |


ortofonはデンマークのメーカーですが、製品自体は日本で作られています。
さすが世界のMaid in Japan

箱はUE900並みの高級感です。

開けてみると本体が…この緑色はかっこいい

説明書にはご丁寧に周波数特性まで書いてあります。さすが欧州クオリティ

そして本体
アルミ削り出しの本体は高級感もあってよい。また、このロゴ入れは手作業で行われている。

ortofonのロゴは掘ってあります。

付属品はコンプライT500とシリコンイヤーピース 替えのフィルターです。

付属品のポーチは本革製で高級感があります。また、限定品なので縫い目の色も本体と同じ緑色になっています。

ポーチにマルボロのロゴが書いてあります。

UE900との比較(比較になってません)ちなみにイヤーピースをオーテクのファインフィットに換装しています。
また、シュア掛けもできます。これはメーカーからも正規で可能だとあります。
UE900の記事はこちらを参照にUE900 レビュー
当機はortofonのBAイヤホンです。
一極磁型のBAドライバーを搭載しているため、シングルBAとしては驚異的なレンジの広さを持ちます。Quad BAのUE900よりも低音域が伸びてます。
数字ではSONYのXBA-10の方が上なのですが、実際当てにはなりません。
そしてなぜ飛びついたかの理由に
もうひとつマルボロ限定カラーというのがあります。
これはマルボロというタバコのキャンペーンで300台限定で生産されたカラーなんです。キャンペーン当時、筆者は未成年でしたのでタバコなんか買えないですし、懸賞に応募したところで当たるかどうかはわかりません。結構当たってる人も多いみたいですね。
これはFXT90LTDやFXT90L2(いずれも5000台限定)などと比べものにならないくらい持ってる人が少ないです。
NW-S770 初音ミクモデル(3939台)の1/10以下です。FXT90L2の記事はこちらを参照にFXT90L2レビュー
ちなみに音は通常のe-Q7となんら変わりはありません。ですが15800円ですと
中古相場では安い分類に入ります。
ではレビュー
環境はF885 DSD
高音域は刺さる感じはなくすぅーっと伸びてゆく感じです。
ER6iやUM1 Colersに比べ刺さりは軽減されているが伸びはそれ以上にあります。
ヴォーカルはBAらしい響きです。女性ヴォーカルとかは聞いてて素晴らしいと思います。ですが、Super fi 4のように艶を出して聞かせたりするタイプではなく、あくまで自然な響きで聞かせてくれます
低音域は驚きです。これがシングルBAかと…いう感じです。
UM1 ColersやER6i Super fi4にはまず出せない低音です。数字だけなら低音が出るXBA-10にも出せません。
広がりはそこまででもないが、沈み込みが聞こえてくるのです。これはシングルBAではまず感じられなかった音です。
空間表現はBAなので仕方ない部分もありますがSuper fi4より狭くUM1 Colersより広いといった感じです。
音漏れはほぼ皆無です。遮音性はUEに匹敵するくらいはあると思います。
フィット感はコンプライも付くので問題はないと思います。
タッチノイズはコード分岐部から先が布巻きコードになっているので比較的少ない分類です。
比較機種の記事はこちらを参照に
ER6iレビュー
Super fi 4 レビュー
XBA-10 レビュー
UM1 Colers レビュー
総評
シングルBAなら個人的に名器だと思う
繊細さかつ原音に忠実なER-4S
ワイドレンジに聞かせてくれるe-Q7
どんな曲もノリ良く聞かせるX11
リアルなヴォーカルを聞かせるHeven Ⅳ
じゃないでしょうか
音域の繋がりの悪さでマルチBAやハイブリッド形を毛嫌いしてる方
ダイナミックの解像度に物足りない方
こんな方にオススメできる一品です。
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ