

Play Station Vita PCH-1000をレビューします。
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PlayStationVita Wi-Fiモデル サファイア・ブルー (PCH-1000 ZA04) 新品価格 |


本体 色は青(サファイアブルー)
十字キー ボタン PSボタン
Start/Selectボタン
3Dアナログパッド
フロントカメラ
ステレオスピーカー

背面はマルチパッドとリアカメラ

地味にプレステの○△□Xのロゴがあります。SONYさんらしいな

本体下部
充電/データ転送用のコネクタとイヤホンジャック です。
下にあるのはメモリーカードの挿入口
データ転送用のコネクタは独自形状です

本体上部
専用の映像出力コネクタ
Vitaカード挿入口
電源ボタン
音量調整ボタン
L/Rボタンがあります。

Vitaカードは独自形状


メモリーカードも改造防止のため、独自形状となっています。

動画再生の様子 参考程度に
ハードウェアのスペック
CPU Cortex A9 Quad core 1.2GHz
GPU PowerVR SGX543MP4+
RAM 512MB
VERM 128MB
画面 5インチ 有機EL 960×544 220dpi
カメラ フロント 30万画素
リア 200万画素
ジャイロセンサー
加速度センサー
OS LiveArea UI
このLiveArea UIですが、元々はAndroidをベースにSONYがゲーム機向けに開発したOSだそうです。そのため、無駄なものはかなり削がれてるということ。
しかも…CPUにあたるSoCは東芝製なんだとか。日本メーカーのプロセッサーは最近聞かないので何か嬉しい。
そして、2011年冬に発売されたPS Vita
Tegra 2やExynos 4402と言ったデュアルコアSoCが普及し始めた頃に、突如としてクアッドコアSoCを搭載すると言う端末でもありました。当時としては化け物並みの性能をもってました。
(世界初のスマホ向けクアッドコアSoCのTegra 3は発表されていたが、搭載端末が出るのはその半年後)
ちなみにGPUはRetinaディスプレイを搭載したiPad 3(A5X)と同じもの(Vita向けにカスタムされているので全く同じではない)が入ってます。
それをqHDクラスの端末に搭載するわけですから…ヌルヌルです。
ここからは操作説明です。

ロック画面
右斜め上からスライドするようにして
ロック解除ができる。
また、パスコードもかけられる

ホーム画面 アプリケーションは円形
視差効果によって揺れているように見える。

タスクバー
ここでアプリの起動などを管理できます

アプリを開くとこのような画面になります。
タスクを落とす時はロック解除したように斜め右上からスライドします。

アプリ起動の例
ここではTwitterを開いています
UIも独自なので、使い方も変わっています。また、キーボードはフルキーボードとなっています

通知バーです。ホーム画面の右上をタップすると開らくことができます。

PSボタンを押すとスイッチバーが表示されます。
マイクのON/OFF
機内モード
Bluetooth
Wi-Fi
画面の明るさ調整
音量調整
音楽の再生/停止
なんかiOS7のコントロールバーみたいですね。
iOS7.0の記事はこちら
また、一部操作はボタンでも可能です。
まぁ画質に驚かされました。
X1050も有機ELパネルなので、発色は
良かったのですが解像度がイマイチでした。それに比べてPCH1000は発色もよく、解像度もRetinaを積んだiPod touch 4Gに近いです。
今では300dpi以上の端末が多いので少し粗く感じるかもしれませんね。
残念なことに、有機ELのため屋外での視認性はやや低いです。ポータブルゲーム機なのにここは惜しいところ。
後継機のPCH-2000では液晶パネルになっているのでこの面は改善されている。
NW-X1050の記事はこちら
iPod touch 4Gの記事はこちら
ゲーム機としてより、動画も持ち出す端末として活用しています。

カメラはお世辞にもいいとは言えないです。まぁ、標準のタブレット端末クラスですね。
また、Vita内蔵のブラウザは
HTML5の読み込み速度が世界最速だそうです。
電池持ちはまぁまぁですね
決していいものではありません
後継機のPCH2000はTFT液晶パネルになり若干発色が悪くなった気がしますが、屋外での視認性は高くなりました。
また、内部に1GBのストレージを新設しコネクタをmicro USBに変更したことにより、汎用性を高めてあると思います。
その甲斐あってかこちらの方が電池持ちがいいです。
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PlayStation Vita Wi-Fiモデル ブラック (PCH-2000ZA11) 新品価格 |

総評ですが、ここまで発色のいい
タブレット端末はないですね
画質もよく、ゲームもできる
ちょっとしたことはみんなできるし
3Gモデルもありますので、オンライン端末としても使えます。
ゲーム機としては微妙な部分もありますが、タブレット端末と考えれば汎用性は低いものの、動画やSNSに絞り込めば
なかなか使える端末です。
この端末はUI作りが下手なSONYにしてはなかなか上出来だと思います。
Walkman UI (Walkman S、E、A850 840に搭載)
ハイブリッドオペレーションシステム
(Walkman X1000 A860に搭載)
LiveArea UI
(PS Vitaに搭載)
クロスメディアバー(XMB)
(PSP PS3 VAIO BRAVIAに搭載)
(BRAVIAとVAIOは一部機種のみ)
この4つは恐らくSONYの作ったUIの中でもまともな方です
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ