はやぽんログ!

スマホ、イヤホンの最新情報やレビューを発信中!

【 イヤホン改造】ウォークマン付属イヤホンを改造してみた 音質向上 自分好みにカスタマイズできる



どもー今回は

ウォークマン付属のイヤホンを改造してみました。

未改造版と比較

ベースのMDR-NC033の記事はこちらからSONYの同価格帯のイヤホンを比べてみた

SONY ノイズキャンセリング搭載ウォークマン専用ヘッドホン ブラック MDR-NWNC33/B

新品価格
¥4,187から
(2014/11/7 14:06時点)




ここからは改造の工程を

まず、表面にある丸い部品を取り外します。外すのにはマイナスドライバーを使えば外すことができます。

外すと二つ穴が開いています。
このまま音を鳴らすと低音控えめの
BAもどき 安物のイヤホンの音になります。そして豪快な音漏れもあります。
これはポタプロを超えるかも…
ポタプロの記事はこちらからポタプロ レビュー
ここに若干の隙間があったのでこれで広めの低音を響かせていたのだろうが
その低音がぽわついて耳障りなので…

その穴をスポンジで埋めました。
スポンジ以外ならティッシュペーパーで代用もできます。
自分は医療用のアンダーラップを使用しました。薬局などで販売しています。

battlewin アンダーラップテープ 70mm×25m 1ロール入り

新品価格
¥364から
(2014/11/7 14:08時点)



結果として音漏れはなくなり
低音のぽわつきがなくなりました。

本来ならここで改造も終わらせるつもりでしたが、どうせなら

ドライバーユニット背面にも吸音材を入れることにしました。
ちなみに吸音材として使ったのはティッシュペーパーです。まぁ、どこのご家庭にもあると思います。特別鼻セレブとかのお高いのにする必要はありません。

ネピア 鼻セレブティシュ 200組*3個パック

新品価格
¥524から
(2014/11/7 14:09時点)




入れ方としては、ノイキャンマイクのある蓋を外した後に後ろの蓋を外します。そして外した蓋の内側に吸音材をお好みで入れればOK
あまり入れすぎると蓋が閉まらないので写真の量くらいがオススメ

とりあえずこの状態で鳴らしたら、全体的音の響きが良くなった印象です。
特に低音は別のイヤホンのような感じに仕上がる。
だが、音漏れがする…どこからするのだろうか。とりあえず、マイクを近づけ計測したらノイズキャンセリングマイクのあたりから音漏れを確認したので…

ノイズキャンセリングマイクは取り外しました。

こいつではノイズキャンセリングは使えませんが、どっちにしろノイズキャンセリングはSE215のおかげで使わないので…SE215の記事はこちらからShure SE215 レビュー

そしてノイキャンマイクのあったところに吸音材を詰めて完成。
これで音漏れは少なくなりました。
若干低音よりですがXBシリーズのような低音ではない。どちらかというと
タイト気味な低音です。

さぁーこの状態で繋ぐと…

あ、音が鳴らない…なぜ?

どうやら構造上の問題で
ノイキャンマイクとバイパスが組まれていたのと、4極プラグが原因のよう

あぁ、めんどくさい…


鳴らないならプラグを新しくすればいいじゃないか!ということで

バラしたらなんとケーブルが6本も…さすが4極プラグ
黒と白の線はノイキャンのケーブル
緑と赤の線がオーディオケーブルですがどれがどの極だったか忘れてしまいまひた。まぁ、適当に繋げて音が鳴れば問題なし。

プラグは安物を使用しました。銀メッキプラグで近所の電器店にて65円で購入…やすいです。

NEUTRIK NYS231-BG 3.5φステレオミニプラグ 金メッキ端子 (ブラックニッケルボディ:適応ケーブル4mmまで)

新品価格
¥178から
(2014/11/7 14:11時点)


こちらの方が金メッキのため腐食に強いです。

先ほどの線を半田付けして熱圧縮チューブで固定します。半田ごては細い電子工作用のものをオススメします。自分はこちらのものを使ってます。

goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E

新品価格
¥1,479から
(2014/11/7 14:12時点)



ハンダ線は安いのを使いましたができればオーディオ用のハンダをオススメします。

goot 音響部品用はんだ SD-65

新品価格
¥238から
(2014/11/7 14:15時点)



終わるとこんな感じ

熱圧縮チューブの大きさはφ1.5mmくらいがちょうどいいです。

カラー熱収縮チューブ 透明 収縮前内径1.6φmm(1/16インチ) HSTT06-48-QC(パンドウイット(PANDUIT)の熱収縮チューブ)

新品価格
¥199から
(2014/11/7 14:18時点)


熱圧縮チューブを使うとハンダを繋げた後に外れにくくなります。

とても半田付けは自己満足のレベルなので…人に見せられるものではないです。
もっと練習せねば…そして

完成!

今回はケーブルを長めにカットしてショートケーブルにしてあります。
吸音材も入れたので元のイヤホンとは違う音がします。トレードオフノイズキャンセリング性能を失いましたが、あんな電池食い虫を使う機会があまりなくて…飛行機とか普段乗らないもので

環境はiPod nano 5G フォーマットはAlACです。

iPod nano 5Gの記事はこちらからiPod nano 5G レビュー

具体的に言うと改造前よりも
高音域が出るようになり
低音はぽわつきがなくなりました。
ヴォーカルは若干埋れ気味になりました。恐らく吸音材の素材や量で音はいくらでも変わると思います。
音漏れは改造前より少なくなりました。

改造費用は65円でしたので財布にも優しいです。
後はみんな家にあったのでただです。
吸音材だけならティッシュなので200円程ですし。

皆さんもウォークマン付属イヤホンの音に不満があるのなら一度試してみるのはいかがでしょうか?
自分好みに仕上げるのも楽しいですよ

この記事には全くと言っていいほどどうでもいいことですが、自分の愛用のiPhone 5が壊れました。ガラスが割れてカメラがむき出しになってました。まぁ、修理に出しますが…

あぁ、無残なこと…iPhone 5の記事はこちらからiPhone 5 レビュー


追記 あまりの半田付けの下手さからかプラグ付近で接触不良を起こしました。
それをを治した結果…突如MDR-XB40を彷彿させるような量の低音が出てきました。(わかる人少なくてすみません)
レビューした時が接触不良をおこし、結果としてバランスの良い音になっていたのですが…繋いでみるとびっくりな低音です。
これはこれで良かったのですが…
恐らく多くの人が望む音では無かったので

音響抵抗レジスター(イコライザ)を取りました。これは小さいラジオペンチやピンセットで取ることができます。

これを取ると、あの量で押す低音がなくなりますのでバランスは良くなります。
また、音場が広くなるため空間表現も良くなります。
ここまでやってしまうと 付属のイヤホンは改造しだいでここまでできるのかと思ってしまいます。

もしもこれを実践した方には誠に申し訳ないですm(_ _)m

同じ事で悩んでる方は試してみる事をオススメします。

10月19日追記 さらに魔改造しました。現在はこんな感じです。この改造記事はこちらからウォークマン付属イヤホンをセミオープン型に改造してみた

ベースはこの機種なのでこの記事を見てからやるとやりやすいかもしれません。

興味がある方は是非ともトライしてみてください。少しお財布に優しくなくなりましたが…

それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ