どうも
今回は
SONY MDR-EX600をレビューします。
ABSハウジングでありながらなかなか高級感がある。
ケーブルのコネクタは独自の形状。一応リケーブルも可能となっている。
汎用性はEX1000、EX800ST、当機種というとてつもなく汎用性が低いです。
まぁ、IE8、IE80用ケーブルと似たようなものですね。
表面が取れたので見てみました。
真ん中に音響調節しているフィルターが見えます。
MDR-EX600近影 個人的に1番きれいに撮れた写真です。
よく見ると左右でプリントの色が違いますね。
定価は24000円。実売価格は15000円ほどです。
実はアウトレット7000円で買ったため
外箱、1.2mケーブルとポーチ
イヤーピースはM以外なしでした。
相場の半額でしたね。
本来ならイヤーピースが7種類(SS S MS M ML L LL)+ノイズアイソレーションイヤーピースも付属します。
聴いてみて
プレイヤーはNW-Z1000 Neutron MP
(イヤーピースはノイズアイソレーションイヤーピースを使用)
高音域はドライバーユニット型としては繊細な鳴り方をします。
伸びもあり、若干刺さりますが、綺麗な高音域を鳴らしてくれます。
ボーカル域は丁寧かつ高音に負けず、低音に埋もれず ちょうどいいバランスに仕上がっています。
低音はタイト気味、でもドライバーユニット型の音圧ある密度の濃い低音が楽しめます。解像度の高い低音、質もいいです。
全体的に音の解像度が高く、モニター的な鳴り方をする機種です。
完全なフラットモニターではなく、高音よりの味付けがされているリスニングモニターです。
ML(マルチレイヤーダイヤフラム)振動板採用なだけはあります。
また、高音域が刺さる曲も解像度高く再現されますので相性はいいと思います。やや聴き疲れしますが…
当機はテクノロートイヤーハンガーを採用した機種のため、シュア掛けとなります。
そのおかげか、タッチノイズは少なめです。
そしてカナル型では大口径の16mmドライバーユニットを採用しています。
そのおかげかレンジも広く、空間表現も素晴らしいです。
音場感では15000円以下のイヤホンなら間違いなくトップクラスです。
耳からかなり飛び出すので風切りノイズを拾いやすいです。
また、遮音性はありますが、外遮音性はあまりないです。
また、リケーブルもできるので断線も怖くないでしょう。
今回7000円で買えたのでかなりお得でしたが…実売15000円程を考えるとコストパフォーマンスは高めと言えるでしょう。
オーディオテクニカのATH-CKM99とよく比べられますが、CKM99は高音域にオーテクらしいクセがあります。
低音も張り出すので聞いてて楽しいのはCKM99です。
その点EX600は誰にでも勧められる音です。
フラットに近い傾向ですし、イコライザなどでいじるとかなり化けます。
まぁ、困ったらこれ!ってイヤホンですかね。ライブ音源、クラシックをよく聞く人にオススメできます。
それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ