はやぽんログ!

毎月スマホを買う普通の人がスマホの事とか書いてます。

【 スマホレビュー】NOKIA Lumia 630 レビュー Windows 10へのアップグレードも可能でなリーズナブルな端末



どもー今回は

NOKIA Lumia 630をレビューします。自分のは香港版ですので、箱が簡書体です。

Nokia Lumia 630 Dual sim (simフリー, 8GB, Green,並行輸入品)

新品価格
¥16,800から
(2015/2/23 00:23時点)




カラーはグリーンにしました。ちなみに、パッケージの色が本体の色となっています。他にもブラック、ホワイト、イエローがあります。

開封

内容は本体とUSBケーブル、ACアダプターとイヤホンです。

ここで本体性能を少し

CPU Snapdragon 400 (MSM8926) 1.2Ghz Quad Core

RAM 512MB

ROM 8GB

ディスプレイ 4.5インチ 854×480 216dpi

カメラ リア500万画素

バッテリー 1800mA

その他GPSBluetoothを搭載

OS Windows Phone 8.1→Windows 10 for mobile


背面はプラスチック製。iPhone 5Cの質感に似てなくはないが、そのようなイメージだ。iPhone 5Cのライムグリーンよりは緑の色が強い

NOKIAロゴです。Microsoftに買収されてしまったので今では珍しいかも…
今では少なくなりつつありますが、カバーを丸ごと外すことができます。また、バッテリーも交換可能です。

手前にあるのがSIMカードスロットです。SIMのサイズはmicro SIMとなっています。

また、Microsoft Mobileとあるので買収された後に製造された端末だということがわかります。

奥にあるのはmicro SDカードスロットです。

本機はNOKIAのミドルエンドモデル
主に欧州や発展途上国向けに展開してる商品になります。そのため、日本では手に入りにくいモデルとなります。

また、NOKIAの携帯電話部門は昨年にMicrosoftに買収されたため、NOKIAロゴの付いた最後の端末とも言えますね。

日本ではあまり馴染みのないNOKIAですが、かつては携帯電話世界シェア60%というすごい記録を持っていた携帯電話メーカーでした。フィンランドに本社を置くNOKIAは、携帯電話事業の他にも様々な事業を展開していた会社であります。

その後iPhoneの普及とAndroidスマートフォンによって従来型の携帯電話やBlackBerryは急激にシェアを落としてしまいます。

そんな中NOKIAスマートフォンのOSにAndroidではなく、Windows Phoneを採用した数少ないメーカーでもあります。
(製品の中にはAndroidのカスタム品を搭載した機種もある)

Windows Phoneの独自性とビビッドなカラーリング、エントリークラスのモデルでも撮りやすいカメラを意識した端末が多いのがNOKIA端末の特徴です。


その後ライセンスフリーになったWindows Phone OSのおかげで端末のローコスト化、発展途上国でのシェア獲得も成功しました。
ですが、そのような策も爆発的ヒットを飛ばすiPhoneやコストパフォーマンスの高い中国勢のスマホ相手には功を奏さず、ついにはMicrosoftに買収されてしまう訳ですが…

現在はWindows Phone OSを搭載する機種の80~90%はNOKIA製と言われています。

まぁ、Microsoftさんには都合が良いですからね。NOKIAを買収すれば、Windows Phoneのカスタマイズ等もほぼすべて、Microsoftが一貫で行える。

この買収によってWindows 10がパソコンとスマートフォンのユニバーサルOSになるきっかけになったとも言えますね。

Microsoftの一貫管理のおかげかOSアップデートは比較的早く来ます。Nexus端末やGoogle Play Editionの端末に似ています。ちなみに当機もWindows 10へのアップデートが確定しています。

すでにテクニカルプレビュー版が公開されていますから。



前置きはさて置いて使用感です。

大きさはiPhone 5とほぼ同じ大きさです。そのため、片手持ちでも問題なく操作できます。画面の大きさまで含めると、Xperia acro HDに近いですね。

確かに…言われてみれば

画面解像度は今日の端末に比べると少々劣るといった印象。iPhoneRetinaで荒いとか言っている方には、かなり荒く感じると思われます。それでも、iPhone 3GSよりは綺麗ですから…

Windows Phoneということもあり、日本での馴染みはほぼ皆無だと思われますが、かつて日本でもWindows Phoneが発売されていた事実があります。

日本で唯一販売されたWindows Phone 富士通東芝のIS12T

シャープ au Windows Phone IS12T マゼンタ/白ロム/ロックフリー

新品価格
¥12,480から
(2015/2/23 00:34時点)




販売キャリアはau
世界初のWindows Phone 7.5を搭載し
当時はMicrosoft Officeとの完全互換性のある(Windows mobileを除く)唯一のスマートフォンであったが、アプリケーションの少なさ(特にゲーム)によって私のような一部のガジェット好きなユーザー以外にはあまり流行らなかった。

現在は7.8までバージョンアップができるが、8.0へのアップデートは仕様上できないとのこと。

この時の失敗もあってかこれ以降日本でのWindows Phoneのキャリア販売は行われていない。

もちろん、Windows Phone 8.1を搭載したスマートフォンは日本のどこのキャリアも扱っていません。

実はSONYから分離したVAIO株式会社がWindows Phoneを出すのではないかとの情報もある。まぁ、Windows 10の正式発表後ですかね。発売されるとしても…

このLumia 630はWindows Phone 8.1と言う最先端のOSが入っています。
iOS8.1やAndroid 5.0と同じようなものです。OSについての詳細レビューは後日行いますが、簡単に言うと

少しインターフェースがAndroidに近づいたと思います。
アプリケーションも以前よりは充実してますしね。

OSの外観はWindows 8Metro UIを想像していただければわかりやすいです。
あれの縦スクロール版です。
音声アシスタントのCortanaちゃんも入ってますし、なかなか遊べますよ。
(ただし、現在は英語版のみ。日本語版は
恐らくWindows 10より実装される可能性が高い。)

日本語入力がカーブフリックキーボードになっています。濁点や半濁点入力が非常に楽です。これは慣れると使いやすいですし、Windows Phoneには標準で搭載されています。

動作はスペックの割には非常に快適ですとてもRAMが512MBとは思わせません。今日のAndroidiOSにはないサクサク感です。

カメラの画質は500万画素と控えめですが、iPhone 4と同等かそれ以上の写真を撮ることができます。
ピントが合わせやすく、非常に撮りやすいカメラはiOSのカメラに似ていると感じました。
また、フロントカメラはないので、セルフィーには向かないですね。

内蔵ストレージは8GBと少なめですが、SDカードで増設できますし、One Driveを用いたクラウドストレージも利用可能です。

回線は基本的に問題なしです。
当機はSIMフリー端末なので、格安SIM運用も問題なくできます。
(docomoのSIMでの動作確認はできました。ただし、Fomaプラスエリアは使用不可)

また、Y! mobileもAPN設定後はなんの問題もなく利用できます。

モバイル回線の調子や対応SIMについては色々とレビューを当たることを強くオススメします。

まぁ、スマートフォンなので普通にWi-Fi運用もできますしね。
(俗に言う技適を取得していない端末です。また、SIMカードによっては相性が悪いことがあります。)

まぁ、技適に関してはSIMフリー化と同じくして検討中なのでそう遠くないうちに改善されるでしょう。まぁ、規格は同じなので電波干渉してるような感覚はないですが…

また、この端末は2G 3G回線のみに対応です。LTE回線を使いたいなら上位機種のLumia 635や636をオススメします。

Nokia Lumia 636 Black SIMフリー 【並行輸入品】

新品価格
¥18,600から
(2015/2/23 00:25時点)




また、GPSの感度は良好です。Swarmチェックインもサクサクですよ。

他には北欧で産まれた端末だからでしょうか…手袋をつけていても反応するくらいタッチパネルの感度が非常に良いです。これは雪の降る地域に住む私にとってはとても嬉しいです。

意外にも標準の音楽プレイヤーの音質がAndroidスマホのデフォルトよりも良いです。

そしてお値段は2万円以下です。これは格安スマートフォンもびっくりですね。
iPhone 6 16GBが約6万円ですので、こう考えるととても安く感じます。

総評

私のようなガジェット好きにもそうじゃない方にもオススメできる端末です。
ビビッドなカラーリングにAndroid以上の軽快な動作。撮りやすさにこだわったカメラ。

今回レビューしたLumia 630以外にも
外観は630のそのままにLTE回線対応のLumia 635や636

4インチのエントリーモデルであるLumia 515や520

5インチモデルのMicrosoft Lumia 532

カールツァイスレンズを搭載し、LTE回線対応のLumia 920

4100万画素のカメラを搭載し、その上撮りやすいカメラを追求したLumia 1020

6インチのファブレットモデルである
Lumia 1520など、非常に多岐なラインナップがあります。

どれもビビッドなカラーがあるのが特徴ですね。

Windows Phoneがほしい方。Cortanaちゃんで遊びたい方にはもちろん、iPhoneライクな操作感覚の端末が欲しい方にもオススメですね。
格安SIM運用や通話専用SIMでの運用、Wi-Fi専用機でも十分にWindows Phoneの魅力を堪能できる端末です。

それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ



あぁ…iOS Android Windows Phoneと全て揃えてしまった。次はFierfox OSか…それともBlackBerryか…はたまたChrome OSになるのか…
とりあえず当分は楽しませてもらえるか

また、当ブログでは技適未取得端末の利用を勧めるものではありません。万が一の場合は自己責任でお願いします。



追記

Windows 10にアップグレードしました。これまた快適です。

その間にもLumiaには新機種が、日本でもKATANA01を始めとしたWindows 10mobile端末が増えてきました。

そして本命とも言えるVAIOからWindows Phoneが出ました。日本で発売される機種としては今のところ最もハイスペックになりますね。


これからのWindows Phone市場は楽しみです。



さらに追記


この機種はメモリが512MBしかないことからOSのアップデートが終了したようです。
かと言ってWindows 10にしてから動作が重くなったりしたわけでもなく、しっかりCortanaさんが日本語で使えるところまでアップデートしてくれたので今後も使っていくつもりです。

Windows Phone 8.1に簡単に戻すことができるのもいいですね。戻したくなったら戻します。(戻す気はさらさらない)