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【レビュー】ASUS MeMO Pad 8 AST21 レビュー au版MeMO Padは別物! リーズナブルで高性能な実力にせまる

どもー今回は


使い勝手のいいタブレット
とってもお手頃なお値段で入手できました


ASUS MeMO Pad 8!!

au版でございます。AST21ですね


本体背面。カメラ、ステレオスピーカー、NFCポートがありますね。

インテル入ってる!入ってます



当機種はASUSタブレット。MeMO Pad 8のau

と言いたいところですが、通常版のMeMO Pad 8よりも性能が向上してる上位モデルになります。
そのくせして、OSアップデートができないためか、キャリアの投げ売りデバイスであったためか…比較的お安く入手できます。

(ごにょごにょすればAndroid 5.0にもできたり…)



性能は以下の通り


SoC Intel Atom Z3580 Quad Core 2.3GHz

RAM 2GB
ROM 16GB(SDカードで増設可)

画面 8インチ WFHD 1920×1200

カメラ フロント 200万画素
リア 500万画素


OS Android 4.4



特徴


なぜか、標準モデルより性能が高い


標準モデル(ME181C)がAtom Z3745(4コア 1.8GHz)なのに対してこのモデルはそれより上位が入ってます。


しかもASUSでもこのAtom Z3580を市場投入した初のモデルという驚きづくし。

(この後に性能怪獣と呼ばれることになるZenfone 2の上位モデルと同じSoCが入ってる)

CPU性能を純粋にテストするGeekBench 4では、マルチコアで3000以上のスコアを出すなど健闘してます。


それ以外にも液晶画面の解像度向上。

メモリの増強
無線周りの強化(802.11 acやNFCの追加)と
強化版というより全く別物になっている。


Slim Port経由でのHDMI出力も可能だったりと、メディア系には強い印象がありますね。


カラーは3色
パウダーピンク、パールホワイト、メタリックブルーの展開となっています。

レビューはパールホワイトにて行っております。

*1



動作感


非常に快適ですね。

デレステも3D標準でプレイでき、プロセッサーパワーを使うLightloomのレタッチも快適です。


ゲームなんかをやるには、標準モデルよりもこちらの方が良いでしょう。

理由はGPUです。通常のAtomにはIntel HD Graphicsが搭載されています。

幅広い命令に対応できるのですが、Android界隈で古くから浸透していたARM系のグラフィックスコアではないのです。

これによって一部コンテンツではIntel製のSoCでは動かない。

仮に動いても動作保障はできないというコンテンツが多くなってしまう結果になってしまいました。


ところが、Atomの中でもMoorefieldと呼ばれるコードネームのものはIHGではなく、Power VRGPUで採用しています。

Power VRiPhoneシリーズにも採用されているGPUです。そのためこちらのバージョンのAtomは、比較的多くのコンテンツがエラーなくしっかり動きます。

ちなみにMoorefield世代のGPUはPower VR G6430と性能的にはiPhone 5S並みになります。



画面は綺麗ですね。Nexus 7(2013)と同じ解像度ですので、解像度も十分と言えるでしょう。
GPUだけで言えばRetinaディスプレイiPadもヌメヌメ動かせるパワーがあるわけですしね。


ステレオスピーカーは動画視聴やゲームをする時に威力を発揮しますね。
こちらはだいぶ印象が良いですね。低価格でステレオスピーカーというのは魅力になります。



カメラはオマケ程度といったところですかね。メモ程度に考えると良いでしょう。

重量は比較的軽量と言えますかね。まぁ、プラスチック筐体ですから…


容量はやや少なめですが、SDカードスロットがありますのでそちらにメディア等を移せば問題ないかと思います。


難点


au独自のカスタマイズ


これをどう取るかは人次第ですが、Zen UIも標準UIからは離れてる事もあって慣れてないのもあります。

特にau系のアプリ...要るかな?とも思いましたがそこは抱き合わせ仕様なのでいた仕方ないのかと


まぁ、ROM焼いてしまえばいいのですけど...


総評


これは買い。Androidタブレットが欲しい方には是非健闘していただきたいモデルです。

au版。Qua tab同様の抱き合わせタブレット(ドコモで言うdtabポジション)
しかも新ガイドライン前のデバイスなので、SIMロック解除ができないこともあってかなりお安く入手できます。


中古なら1万程度で美品が購入できます。なお、私は5000円ほどで入手しました。

まぁ、とりあえずはグローバル版の5.0ロムを焼くところからスタートですが…
それを考えても十分安い…


Atom Z3580は単純性能ですとSnapdragon 805に近いものになります。

これは同価格帯で売られているSnapdragon 800辺りのモデルや、低価格クアッド、オクタコアバイスではできない芸当です。

グラフィックはAdreno 420には劣るものの、418や330とはいい勝負ができると思われます。

デレステが3D標準でも動きますからね。

過去の経験からも動くことはわかってましたが、思ったよりもしっかり動いてました。




安くてWi-Fi運用の手頃なAndroidタブレット

をお探しならHuaweiのMediaPadとともにこちらのモデルも検討してみてはいかがでしょうか?


それでは今回はこの辺で(・ω・)ノ



*1:黒系とかあっても良かったのでは...惜しい