はやぽんログ!

使ったスマホは300台以上。スマホネイティブ世代のライターが独自の視点でレビューやニュース、コラムを発信中!

【スマホゲーム】歌マクロス スマホDeカルチャー 推奨動作端末をまとめてみた


ついにきました!

1月のライブ

ワルキューレがとまらないでプレイイベントが行われてから半年…

ついにリリースされました


マクロス スマホDeカルチャー


今までありそうでなかったマクロスリズムゲームなのです。

製作はDeNa

ちゃっかりタイトルにDeが入ってるのがにくいね



3Dモデルの歌姫たちが舞って歌うとは、ヤックデカルチャー


最近はやりの3Dモデルが舞い踊るタイプのリズムゲームになります。
この手のものとしては、モバイル向けは初音ミク Project Divaシリーズを皮切りに多くのものがリリースされました。

スマートフォン向けタイトルはアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(通称 デレステ)が有名なところでしょう。


ただ、デレステでは散々重いだの動かないだのと言われてきたからか、このゲームでは踊るモデルは1体と比較的軽い部類にはなってます。

ただ3Dモデルを動かすからか、ある程度の性能は必要かと感じました。


話は少し変わって


マクロスシリーズはシリーズ全般通して



アクション

恋愛


の三本柱で独自の世界観を築いてきたタイトルです。ちなみに今年で35周年ですよ。



過去にはバルキリーの戦闘をメインにしたアクションゲーム(例 マクロス30など)

過去にはハイブリッドパックというブルーレイ映像にゲームが同梱されたものもあった。
ラストフロンティアは確かそうだった。


恋愛要素が少し強いマクロス トライアングルフロンティアと


3本柱のうち2本はゲームタイトルとしてもリリースされていたが、「歌」がメインのゲームはおそらく初なのではないでしょうか。


しかも、てっきり最新シリーズだけかと思いきや過去の作品の楽曲もプレイできるヤックデカルチャーな仕様なのです!


遊べるタイトルは以下の通り


超時空要塞マクロス


マクロス7


マクロスF


マクロスΔ


なんと既に4タイトルの楽曲で遊べるのです。


超時空要塞マクロスの名曲と言えば

・私の彼はパイロット
・シルバームーン・レッドムーン
・愛 おぼえてますか(劇場版)
・天使の絵の具(劇場版)

特に劇場版の「愛おぼえてますか」は名曲として今も歌われる曲になります。



マクロス7になりますと

・Seventh Moon
・突撃ラブハート
・TRY AGAIN
・Love It
・Diamond Calling
・Remember 16
・Dynamite Explosion(OVA ダイナマイト7)
Angel Voice(OVA ダイナマイト7)

特に印象にあるのは突撃ラブハートでしょうか。
ゲームに劇場版楽曲やOVA楽曲が含まれてるかは現時点では不明ですが、入ってると嬉しいですね。

ダイナマイト7のAngel Voice菅野よう子さん作曲の名曲と言われる楽曲です。ぜひ聴いていただければなと。



マクロスFは名曲のオンパレードでして

・ライオン
ダイアモンド クレバス
星間飛行
・妖精
ノーザンクロス
オベリスク(劇場版 イツワリノウタヒメ)
・ユニバーサル・バニー(劇場版 イツワリノウタヒメ)
・恋はドッグファイト(劇場版 サヨナラノツバサ)
・放課後オーバーフロー(劇場版 サヨナラノツバサ)
・dシュディスタb(劇場版 サヨナラノツバサ)


私が初めてリアルタイムで観たタイトルであり、2部作の劇場版が公開されたこともあって楽曲数も思い入れもかなり多いです。よって名曲も多い。

ランカ・リーにハマり、そのまま中の人の中島愛さんにハマったという

ある意味人生変えた作品です。

ゲームも現状はFと下記のΔの楽曲が多い印象です。



マクロスΔ


いけないボーダーライン
・不確定性☆COSMIC MOVEMENT
・僕らの戦場
GIRAFFE BLUES
ルンがピカッと光ったら
絶対零度θノヴァンティック
・Absolute 5
・おにゃの子☆girl
ワルキューレがとまらない(ワルキューレ 2nd Live「ワルキューレがとまらない」テーマソング)


デレマス声優がユニット中に2名いるのでプロデューサーの私は実質アイマスなのでは?と思ってしまう。ただの職業病である。

マクロスでは数少ない複数人のユニット。かなり前のゲームであるVF-Xにはユニットもあったがこれを知ってる人間は少ないかと…

現行マクロスで劇場版製作も決定。もっときゃわわな曲が増えてくれるかぎりで嬉しいのです。



さて、ここまでの楽曲が遊べるとても豪華な内容です。
アイマスで言えば1タイトルで765プロに346プロに765シアターの楽曲を制覇するような内容ですかね。

こんなタイトルのゲームあったら即買いです
(太鼓風のあれはとりあえず買いました)


マクロスシリーズを網羅してる…と思ったらメインストーリーでもプラスが抜けてるのですね。

発想が早すぎた「AIのヴァーチャルアイドル
機械の声が銀河を魅了するという世界観

別名「電子の歌姫」と言われたシャロン・アップルの楽曲が無いのは残念ですね。


初音ミクが「電子の歌姫、現代のシャロン・アップル」と言われる由縁でもあります。

私とマクロスの出会いはこのシャロンの歌でしたので思入れはひと塩です。

曲数は少ないですが、特徴的な楽曲が多いです。

・Idol Talk
・Information high
・The Bordarline

10数年前に聴いたIdol Talkの衝撃は今も忘れられません。菅野よう子さんを知った作品でもありました。


ゲームに入ってないのはテレビシリーズではなかったからですかね。
(プラスはOVAと劇場版の構成)



と長くなってしまいましたが、ゲームシステムは良くも悪くもマクロスらしいですかね。


ノーツ等のシステムはデレステやミリシタと同様のタイプになります。

これらのゲームをやってるユーザーには大きな抵抗もなくプレイできます。



リズムゲームながらバルキリーモードに超歌姫モードと不思議なモードがあります。

バルキリーモードは一定のスコアに達すると突入するモード。基本的には楽曲のサビ前になります。
ノーツを繋げて敵を倒すと、スコアアップにアイテム獲得を狙える超歌姫モードに突入できる。
バルキリー(戦闘機)が出てきて敵を倒すカットインが入るため、譜面がやや見にくくなります。


超歌姫モードはスコアアップとアイテム獲得数が上がるモードです。基本的には楽曲のサビになります。
歌姫のエフェクトにアニメ映像が背景に流れる豪華な仕様でありますが、低スペックデバイスでは一気に動作が重くなるところでもあります。




Normalあたりのノーツはそこまで厳しくなく、デレステ、ミリシタに比べると難易度は低いです。

あと、現時点ではPV視聴モードがありません。



なので良くも悪くも詰め込んだ結果が出てしまったと言えますかね。


ただ、キャラクターカード制のゲームではなくキャラクター強化制(プレートにより強化できる)仕様のため、極端に差が出ることが少ないゲームシステムです。これには好感が持てます。

また、スタミナが3分で1回復することやデイリーで3回無料でガチャが引けるのも好感が持てるポイントです。


ホーム画面はこんな感じ。特にわかりにくいというUIではないです。




動作検証


ここからが本題です。



動作環境は

3Dフル

3Dライト

2D

の3段階になっています。

また、カスタムから描画設定を細かく調整ができます。


iOSバイスiOS 8.0以降


推奨デバイスiPhone 5S以降
ついに32bit SoCデバイスが切られました。

と言ってもiPhone 5Sが今年で4年落ちというのが恐ろしいものです。


こちらは以下のように別れたので記してみます。



iPhone 6S
(Apple A9 RAM2GB)
GPU Power VR GTX7600

こいつでは標準環境でも快適にプレイできました。これによりA10,A9,A9Xデバイスは快適にプレイできると思います。

iPhone 6Sでは画面解像度が高く無いことと、パワーのあるGPUのおかげで快適にプレイできます。


iPhone 6
(Apple A8 RAM1GB)
GPU Power VR GT6450


iPhone 5S/iPad mini 2
(Apple A7 RAM1GB)
GPU Power VR GT6430


これらのデバイスでは標準環境少し厳しいとかんじました。

A8機ではそこまで厳しいとは感じないですが、楽曲によってはプチフリが発生しました。

A7機では解像度設定を変更しないと動作が重いかなと思います。



Androidバイス
Android OSのバージョンが4.4以降、RAM 2GB以上というのが必須となります。


基本的には、SD800世代(2013年秋冬〜2014年春夏モデル)が開発チームが意図する最低クラスなのかなと思います。

もちろん、それより前のモデルでもバージョンアップによって対応してる例もありますが動作的に厳しいと言えるでしょう




Xperia Z SO-02E 最終アップデートは4.4.2


動作感はだいたい以下のようになりましたのでまとめてみました。



Galaxy S7 edge
(Snapdragon 820 RAM4GB)
GPU Adreno 530

Xperia X Perfomance
(Snapdragon 820 RAM3GB)
GPU Adreno 530

HTC 10
(Snapdragon 820 RAM4GB)
GPU Adreno 530


Xperia Z4
(Snapdragon 810 RAM3GB)
GPU Adreno 430

HTC J butterfly(HTV31)
(Snapdragon 810 RAM3GB)
GPU Adreno 430


Galaxy Note edge(SCL24)
(Snapdragon 805 RAM3GB)
GPU Adreno 420

Nexus 6
(Snapdragon 805 RAM3GB)
GPU Adreno 420


isai Vivid(LGV32)
(Snapdragon 808 RAM3GB)
GPU Adreno 418

AQUOS Xx2 mini(503SH)
(Snapdragon 808 RAM3GB)
GPU Adreno 418

Nexus 5X
(Snapdragon 808 RAM2GB)
GPU Adreno 418


手持ち機ではここまでが、3Dフル環境でも快適に動作したと感じました。

意外にもSD808クラスのデバイスでもしっかり動きました。デレステやミリシタよりは重たくはない印象です。

Qualcommバイスに最適化されてるような印象はありました。
(Mali T880MP4ではやや動作にもたつきがありました。)



Xperia Z2 tabret
(Snapdragon 801 RAM3GB)
GPU Adreno 330


Galaxy S5
(Snapdragon 801 RAM2GB)
GPU Adreno 330


Xperia Z ultra
(Snapdragon 800 RAM2GB)
GPU Adreno 330


Huwaei P9
(Kirin 955 RAM3GB)
GPU Mali T880MP4


ELEPHONE S7
(Helio X20 RAM4GB)
GPU Mali T880MP4


ASUS MemoPad 8 (AST21)
(Atom Z3580 RAM 2GB)
GPU Power VR GT6430


ここまでは難易度HARD辺りまででしたら3Dフル環境でもプレイに大きな支障はないかと思います。
ただ、難易度VeryHardなどの高難易度楽曲だとプチフリが起こることがありました。


3Dモードの他にもカスタムモードからエフェクト類を細かく設定可能です。端末に合わせて微調整が可能になってます。





FTJ152d(Freetel 極)
(Helio X10 RAM3GB)
GPU Power VR GT6200


Mate 7
(Kirin 925 RAM2GB)
GPU Mali T624MP4


Moto X Play
(Snapdragon 615 RAM2GB)
GPU Adreno 405


Galaxy S4
(Snapdragon 600 RAM2GB)
GPU Adreno 320(第2世代)


Article SHINE Lite
(MediaTec MT6737 RAM2GB)
GPU Mali T720MP


この辺りのデバイスは正直厳しい部分がありました。3Dライト環境にすれば比較的快適なプレイできるかと思います。
ただ、MT6737/6735は3Dのプレイも致命的でこちらは2Dでのプレイをオススメします。



また、デレステでは非対応のMali T880MP4に対応してることから、MVNOでリリースされているデバイスにも対応が行き届いていると思われます。

Snapdragon 810/808/805デバイスは3Dフル環境にも耐えうる性能を持っています。
(実際に快適でした)

Exynos 7420や8890も同等と言えるでしょう。


Snapdragon 801/800やKirin 950,Helio X20だと譜面によってはやや重くなることがありました。



Kirin 925やHeilo X10のようにGPUがやや非力だと動作が重くなりがちですね。

Snapdragon 600/400番台のGPUはそこまでパワーがあるわけでは無いので、フル環境でのプレイは難しいと思われます。





ただ、ひとつ感じたのが…


日本のデバイスで極端に性能が低いAndroid 4.4デバイスって無いのでは?



キャリアデバイスで一番性能が低いAndroid 4.4デバイスは最低でもSnapdragon 400

4.4までアップグレードできる端末で最も古いものは2013年春モデルの Xperia Z(SO-02E Snapdragon S4 Pro)かと思います。

それより古いデバイスはそもそもOPEN GL3.0非対応のGPUを搭載したものばかりです。
おそらく起動しないかと思われます。


仮にもOSを4.4にできるのはNexusバイスを除いて、ほぼ全てカスタムROMでのバージョンアップになっています。

海外モデル(途上国向け)では古いSoCで5.0とかを動かしてる例もありますが、日本においてはかなり希な例と言えます。


そのため、日本でリリースされたデバイスでOpen GL 3.0非対応GPU搭載機でAndroid 4.4以上にアップグレードされた機種はほとんどありません。

例として挙げると

Nexus 7(2012) (Tegra 3)
MediaPad M1 8.0/d-01g /403HW (Kirin 910)
Stream S 302HW (Kirin 910)
P8 lite / 503HW (Kirin 620)

MediaTec SoC機はMT6592より前のモデルになります。俗にいう5番台

(MT6595はPower VR 6を登載してるので3.0には対応してる)

最近の俗にいう格安スマホだと
MediaTec MT6735M/6737Mを搭載するモデルとかになりますかね…
(MT6735/6737のクロックダウンモデル)
GPUはMail T720MP2でOPEN GL3.1には対応してますね。


このゲームがターゲットにしてるKKプリインデバイスは2014年春夏モデルのハイエンド機が標準かと思われます。

この頃のハイスペックの条件は以下の通り

フルHD解像度パネル
Snapdragon 800/Exynos 5 Octa搭載
2GB以上のメモリ



確かにSnapdragon 400シリーズ搭載機種でFHD解像度のものは少ない。
ましてやMT6735/6737はFHD解像度に対応してません。

Snapdragon 615とかに入ってるAdreno 405も性能が低いとは言われてるものの、性能的にはAdreno 320とほぼ同等である。


また、Snapdragon 210搭載機などのエントリー機ではかなりきついと思われる。
デレステなどと同様諦めるしかないだろう。




まとめ


ゲームとしての完成度は非常に高いです。
マクロスシリーズはかなり楽曲豊富なタイトルなだけあって曲数には困らないかと思います。

ゲーム内で気に入った楽曲があれば購入できるリンクが貼ってある親切仕様。ここまでサポートしてくれるリズムゲームは数少ないかと





このゲームを快適にプレイするには

iOSならiPhone 6以降
Android機なら Snapdragon 805以降のハイエンドSoC搭載機


と言えるでしょう。


デレステ同様、GPUの性能が求められます。
そのため、GPU性能の高いQualcommのSoCを搭載したモデルが良いでしょう。

タッチキャブレターの差がそこそこあります。

特にQualcommではないSoCの機器だとズレが大きい傾向がありました。
一般的に反応があまり良くないと言われるEGZOでも問題なくプレイできました。

だいたい分けるとこんな感じになりますかね



3Dフル環境 推奨

Apple A10
Apple A9X
Apple A9

SD 835
SD 821/820
SD 810
SD 805
SD 808
SD 652/650?

Exynos 8895/8890
Exynos 7420

Kirin 960?

Tegra K1 64bit/32bit




3Dフル(高難易度はエフェクトカット推奨)


Helio X27/25/23/20

Atom Z3590/3580


Apple A8X
Apple A8

SD 801/800

Exynos 5433
Exynos 7870?

Kirin 955/950
Kirin 935/930


3Dライト環境 推奨

Apple A7

SD625/620
SD617/615
SD600

Kirin 925/920
Kirin 658/655/650

Heilo X10(MT6795)
Helio P10(MT6755/6750)

Atom Z3560

Tegra 4



2D推奨(3Dはきつい)


SD S4Pro
SD 410/400
SD 210/200

MT6737/6735

Kirin 620
Kirin 910



となるのかなと思います。

こんな環境でも行けたよ!とかこれは重くて無理…でした。という声があればコメントいただけると嬉しいです。


それでは今回はこの辺で(╹◡╹)ノ