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【スマホレビュー】これでXperia Zシリーズのデザインは完成した。 SONY Xperia Z4 実機レビュー

どもー今回は


みんな大好きSnapdragon 810搭載デバイスを手に入れました!

一家に一台



Xperia


ということで今回はXperia Z4です。

私のはau版のSOV31になります。






レビューするカラーはAqua Green

ガラスの美しさが映えるいいカラーです。落ち着きもあって高級感があります。

このモデルからどぎついと言われたパープルがラインナップに入らなくなりました。



Xperaのフラッグシップモデルでは初のUSB端子がキャップレス防水です。

側面にあったUSB端子が下についたことによってケーブルの取り回しはだいぶ良くなりました。




画面の端にスピーカーを配置することで、フロントガラスには通話スピーカーの穴もなく1枚のガラス板のような印象を与えます。

iPhone 8iPhoneは背面ガラスのデザインに戻りましたが、カメラの出っ張り等考えるとスタイリッシュなのはZ4と言えるでしょう



スペックは以下の通り

SoC Snapdragon 810(MSM8994) 2.0GHz+1.5GHz

RAM 3GB

ROM 32GB

画面 トルリミナス液晶 5.2インチ 1920×1080 428dpi

カメラ フロント 510万画素 リア 2070万画素


OS Android 5.0→6.0→7.0


当機は一昨年の6月にリリースされたXperiaのフラッグシップです。

海外ではXperia Z3+としてリリースされたため、日本のZ4とはなんぞや?というエピソードもあるいわく付きの機種です。


発熱問題でも知られ、酷い酷いと言われた機種ですが、Android6.0→7.0ではその発熱も少しはマシになってます。




購入経緯


単純に安かった。

いくら発熱する産廃!アチチの野獣先輩だと言われても

64bit対応8コアハイエンドSoCを積んだデバイスには変わりない。

GPUスペックは公称でも単精度浮動小数点数演算では200GFLOPSオーバー

なんだよこのバケモノ

ましてやアップデートしたら動作がまともになったとの報告もあり新品25kとかいう破格で売られてたのを購入。




特徴


・カメラ


Xperiaと言ったらカメラ!ですよね。

Z4ではISO12800の高感度撮影をZ3より引継ぎ、Z3で不評だった料理の撮影をより良くしました。

Z3は料理が青っぽく写ってしまうため別名「メシマズカメラ」と呼ばれていました。

このZ4では新たに料理モードが搭載が加わり、料理が美味しそうに撮れるようになりました。

リアカメラモジュールはF値2.0のGレンズ、IMX220 2070万画素。

1/2.3インチのスマホにしては大型センサーのおかげか、非常にクオリティの高い写真が撮れます。

イメージセンサーはZ1の頃と変わりないものの、レンズ構成やソフトウェア処理の細かいところで着実な進化を遂げています。



スマホで撮るのは広角単焦点レンズで撮ってるような感じで楽しいです。


また、フロントカメラも広角かつ510万画素と自撮りにも対応できる



・音楽機能


Z2より対応したハイレゾ音源

Z3より内蔵DACも24bit/96khz対応に

Z4ではDSEE HXを搭載し、既存の音源もハイレゾ風にすることができます。これにてXperiaの音楽性能としては熟されたかと思います。

さらに、イヤホンからの出力も24bit/96khz対応に。アンプ等の特殊な機器が無くても高音質なリスニングを楽しむことができます。



プロセッサー


いい意味でも悪い意味でも特徴ですね。

当時最新...ではなかったですがQualcommの20nmプロセス

8コアハイエンドSoCであるSnapdragon 810を搭載してます。


Z3の801からは大きく進化したプロセッサーになります。

特にマルチスレッドは強い。

あとグラフィック性能が大幅に強化されたため、3Dゲームにも強い


ところが20nmプロセスに2.0GHzの8コアとなると、発熱もすごい・・・

そもそも、競合のSAMSUNGさんはGalaxy S6シリーズ向けにExynos 7420を製作。

当時の最も微細な14nmプロセスで作ってるとなると…もう世代が違うんですよね。

アーキテクチャは同じでもね


ちなみにExynos 5433(Galaxy Note4)は20nmプロセスの8コアSoCとなってますね。


Xperia Z4を含めた日本発売のデバイスのほとんどが防水防塵機能を備えていたことが発熱でダメになるといわれましたね。

多くのモデルはSD800相当の発熱対策でリリースしたため十分に放熱できず

熱が逃げにくくなってしまった機種ばかりだったのは記憶に新しいかと思います。



Xperia Zシリーズでもトップクラスの薄さと軽さ


実はiPhoneなんかよりはるかに軽いんですよ。

Z4は実測144g 厚さは6.9mmと非常に軽量なのです。

Xperia Z1からは30gの軽量化を達成してます。


厚さはZ ultraの6.5mmには勝てないものの、十分ではないでしょうか


デザイン面では1番素晴らしいXperiaだと私は思います。



・USBもキャップレス防水に!


ついにXperiaもこうなりました!

この機種より充電端子が本体の下につくようになりました。

その反面従来まであったマグネット端子が廃止されています。

クレードルに繋いで動画を見るには良かったんですけどね…






使用感



やっぱりあつい!!!

よくあるフリーズではなく、とにかくカメラの脇が熱くなる。

分解写真ではそのカメラ付近にヒートシンクが通ってる…

なのでこうなるのは仕方ないとしか言えません。


また、Xperia Z4のSoCガバナは発熱時にコアストップするタイプとなってます。

そのため、発熱時のパフォーマンスは著しく低下する傾向にあります。

3Dゲーム(特にデレステなどの反応速度が求められるもの)にはあまり向いていないのかな…と感じます。

まぁ、グラフィック性能は文句無しなので何も触れません。



一方同じSnapdragon 810のHTC butterfly 3 (HTV31)はダウンクロックするガバナのため、発熱時のパフォーマンス低下もさほどではありません。

チューニングの問題ですね。



Z4も7.0にアップデートしたら5.0の頃とは比べ物にならないくらい良いものになってます。

高負荷時の発熱はあるものの、それ以外での発熱はかなり抑えられている印象でした。



電池持ちは…意外と良いかも

何気に放置してれば持ってくれます。ただ、使い出すと一気に減ります。

まぁ、これはほかのどの機種にも言えるのでアレですが。


Z3よりバッテリー容量を減らした上に、発熱するチップを積んだとなると…

単純に考えれば電池持ちは悪くなってます。

ただ、私がZ3を所有してないこともあり正確な比較はできません。




総評


カメラを求めるならアリ


Xperiaのカメラはサイバーショットのノウハウが詰め込まれたものです。

また、Z3までのメシマズカメラが改善されていますので料理の写真もバッチリです。

そんじょそこらのミドルクラスよりは綺麗に映ります。

Xperiaのカメラは代々設定項目が少ないので、本当におまかせで撮りたいという人向けです。

少し設定を弄ってと言う人はCamera FV-5である程度の設定はできますので興味があるかたはぜひ。



現在ならかなりお安く購入できます。


ドコモ版でも2万円を切り始めていますので、これはお買い得ではないかと。

MVNO運用でドコモ版。SIMロック解除できるau版がオススメですね。

なんだかんだで、性能はありますので使えないと言うことは少ないと思います。

(Android 7.0運用が前提)


リーズナブルでそこそこのXperiaが欲しい方にはオススメですね


それでは今回はこの辺で