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【レビュー】Snapdragon 845 搭載で6万円台で買えてしまう 「Xiaomi Mi MIX 2S」は新世代のハイエンドコスパモンスターだ

どもー今回は


力こそパワー。そんなことを言いたくなる時が人生にはあるものです。



あぁ、うっかり手が滑って今回は



Xiaomi Mi MIX 2Sをお迎えしましたので…


実機レビューになります!




スペックは以下の通り

 



SoC Snapdragon 845 8コア
RAM 6GB
ROM 64GB

画面
5.99インチ 2160x1080 18:9ディスプレイ

カメラ フロント 12MP
リア 12MP×2

バッテリー 3400mAh

その他 Qi NFC 指紋認証対応

当機種はDual SIMモデルとなります。


対応周波数

GSMB2 / B3 / B5 / B8
CDMA1X/EVDO BC0
WCDMAB1 / B2 / B4 / B5 / B8
TD-SCDMAB34 / B39
TD-LTEB34 / B38 / B39 / B40 / B41
FDD-LTEB1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 /
B8 / B12 / B17 / B20

 







箱はいかにもXiaomi





本体のお目見え!




おぉ。いい感じ




カメラは縦並びのデュアルカメラ。でもこれどこかで見たような



筐体はセラミックのような。独特のつやがあります。








手元にあったiPhoneと比べてみました。ひとまわり大きいですね。

 

www.hayaponlog.site

 


セラミック調の美しいデザインのMi MIX 2s



どこかで見たようなデザインではあるものの、画面にノッチはない。

画面全体が占めるような形ですので、どちらかと言うとAQUOS Crystalに近い感じです。



画面占有率は91.3%
Mi Mix2同様の画面占有率です。

画面解像度はFHD+ 今話題の18:9ディスプレイです。

Xiaomi Mi6比較で色が濃く映るものになってるので、より良くなってると言えるでしょう。

四隅は曲線を描くものとなっており、今までの機種とは違う感覚になりますね。


曲線ディスプレイ非対応のアプリはその部分が描写されないで使えるので、アプリ整合性もそれほど問題はありません。


また、MIXシリーズには全画面モードというものがあります。

こちらをオンにするとタスクジェスチャーなどの操作系がiPhone Xと同じものになります。

画面が大きいだけに使い勝手が良いかと言われると微妙なところですが、意欲的な面白い機能です。



こう見るとなかなか圧巻



MIX 2sに積まれるSnapdragon 845は怪物チップだ



Qualcomm SDM845プラットフォーム採用機です。

今回よりMSM/APQ型番がなくなり、SDM845という名前で入っています。


実性能はSnapdragon 835より3割向上

GPU性能も3割近く向上しています。


Antutu V7のベンチマークスコアは驚異の27万点台

Apple A11が24万点でぶっちぎりだったところに一気にぶち抜いた形です。


GPUはSD835(560GFLOPS)の3割増しです。

推定演算処理能力は半精度で約730GFLOPS。


このブログではお馴染みのデレステは、今のところまだアプリ側が非対応なので試せてません。

私も動作不良レポートは送りましたが、恐らくXperia XZ2の国内ローンチに合わせて対応してくるかなと思います。

なので6月上旬には行けると思われます。



ミリシタは先日のアップデートで対応したみたいです。

ミリシタの対応は私の知り合いが4月中頃からGalaxy S9(香港版)とXperia XZ2 Compactで動作不良を報告してたからでしょうか。

 

凄まじいスピードで対応してくれました。


Snapdragon 845機ではとても快適にプレイできます。

動作はとにかくヌメヌメ。

筆者もMi6でSnapdragon 835
iPhone XでA11 Bionicと使ってきてますが、それを上回る快適さです。

正しく最強のSoCのひとつです。


真価を発揮するのはモバイルVRコンテンツでしょうか。

既存コンテンツをいくつか試してみましたが、基本FPSは60を割ることはなくかなり快適な環境と言えます。



国内ローンチ予定の端末でSDM845プラットフォームの機種は現状では以下の通り

SAMSUNG Galaxy S9/S9+

SONY Xperia XZ2/XZ2 Compact/XZ2 Premium※

SHARP AQUOS R2

まだまだ少ないですが、これからですね。



カメラにもシャオミらしいこだわり。AI搭載で絵作りを強化したカメラ

 

 






コモディ化してきたスマートフォンの世界では、手っ取り早く優位性を示せるポイントのひとつがカメラ性能です。


早くからカメラ性能に手をつけてきたXperia
着実な進化を遂げてきたiPhone


中華ではライカと手を組み、カメラスマホの地位を固めてきたファーウェイ

自撮りに特化した端末をリリースするMeitu


特にデュアルカメラはファーウェイの専売特許みたいなところもあり、同社の機種のソフトウェア処理はかなりうまいです。


XiaomiではRedmi 4シリーズでデュアルカメラを初実装し、ハイエンドではMi5s Plusで初実装されました。

Mi6で2倍ズーム機構のデュアルカメラを搭載。

ただ、Xiaomiの機種は画像のソフトウェア処理がイマイチという印象があります。

Mi5世代まではなんとも言えない部分が見受けられました。


カメラモジュールは良いものを使ってたので、ユニットの底力でやってた感はありましたね。



今回の Mi MIX 2sはイメージセンサーにSONY IMX363を搭載。

こちらは最新世代のデュアルカメラモジュールとなっています。

さらにAI処理を駆使したソフトウェア処理を追加。


その結果カメラ性能のベンチマークであるDoXMarkにて静止画101点 総合97点のスコアを獲得

絵づくりが下手と言われたXiaomiの逆襲とも言えるでしょう。


ちなみに総合97点はiPhone XやMate 10 Proなどと同じになります。



AIオートを使えばAIが被写体に合わせて最適な彩度や輝度を調整して撮影ができます。

自動で露出やSSをいじってくれるのは助かります。



また、Mi Mix 2sではマニュアルモードがかなり充実しました。

今までiPhoneのように「誰でも綺麗な写真がオートで撮れる」にこだわっていたXiaomiが遊びの方向にも方針転換した形になります。


作例


らぁめん。AIオート


広角側


こちらは望遠側


ポートレートモード

 


最後に。安かろう悪かろうの時代に終わりを告げつつあるXiaomiのハイエンドスマホがMIX 2sだ

 


Xiaomiの最新フラッグシップはバケモノだ。
端末としても良くできてますし、質感もとても良いです。

中華メーカースマホの安かろう悪かろうの時代は終わりを告げました。


Xiaomiにしては値は張りますが、流行りの機能にSnapdragon 845搭載と文句なしです。

また、MIUI9から日本語にも対応。

今までの扱いにくい印象は無くなりました。

日本語ロケールもしっかりあるので、問題なく使用できます。


こんな端末ながら65,000円+輸入消費税+送料くらいで手に入っちゃうもの。

本国ならもっと安く入手できます。

正直Xperia XZ2 Compactなんかより魅力的なのは私くらいでしょうか。


最新のフラッグシップだけにまだ情報はすくないですが、取り急ぎ動作レポートとしてお伝えします。


それではこのへんで


※当ブログには技適未取得端末を勧める意図はございません。端末の運用は自己責任にてお願いいたします。