どうも今回は
行ってきました。
アイドルマスターシンデレラガールズ
6thツアー
11月は埼玉のメットライフ屋根付屋外球場ドーム
そして行く予定などさらさらなかった12月 ナゴヤドーム
なんてこったぱんなこった!
感想としては控えめに言って素晴らしいものでした。
いや素晴らしい
メラドではRadio Happy!とクレイジークレイジーでやられました。
ナゴドは担当の尊さから見事に序盤から蒸発しました。あと山紫水明エモすぎませんか。
ありがとうございました。
まぁ、ライブの感想もさておき
Xperiaの新型を手に入れてしまいました
Xperia XZ2 Premiumです!
この機種とは
ソニーがIFAにて告知した、ハイエンドデュアルカメラ搭載のXperiaです。
基本デザインはXperia XZ2を踏襲しており、違いは4K液晶にXperiaのハイエンドでは初のデュアルカメラを搭載。
Xperia XZ2で大きくデザインが変わったこともあり、評価は賛否両論分かれる結果となっている。
このXperia XZ2 Premiumも例外ではなくラウンドしたデザインとなっています
こいつの強みは
今季のトレンドはカメラ性能です。
各社この部分はかなり力を入れています。
その中でもこのXperia XZ2 Premiumの強みは
最高感度がそれぞれ
静止画ISO51200
動画 ISO12800
を達成したカメラモジュールです。
とにかく夜景や暗がりに強いのです。
スマホカメラと言えば、かつてはSONYの独断上とも言われた分野。
イメージセンサーからソフトウェアの最適化まで一括で行うことから、最新ハードウェアの製品への搭載がトップクラスで早いです。
今回はそれと別にISPでAUBEと言うものを採用。
デュアルカメラに最適化された専用のプロセッサを使うことで、高感度での撮影を可能にしています。
4K HDR対応のパネルも強いですね。
カメラと合わせて世界初の4K HDRコンテンツの撮影、単体での再生が可能な変態機に仕上がってます。
また、XZ2シリーズでは初の背面指紋センサーを搭載したことによって、利き手等に関係なく指紋認証によるロック解除が可能になりました。
これはXperia XZ1などを使ってて使いにくかった人には嬉しいポイントです。
あとは地味に無接点充電に対応してるのもポイントですね。Galaxyみたいでいいです。
使ってみて
化け物スペックのカメラ
静止画はISO51200 動画はISO12800まで対応
動画に関しては4K HDR撮影が可能
なにこの化け物。控えめに言っておかしい
センサーがISO感度51200までいける高感度耐性があるので、暗所性能はかなり高いです。
ISO4000くらいまでなら普通に使えます。恐ろしい…
ソニーが初めて自社端末につっこんだデュアルカメラ。作例を見ても想像通りの出来でした。
見てわかる通り、夜景はかなりのクオリティで撮影できています。
ただ、ややノイジーではありますね。
また、モノクロエフェクトやポートレートモードもアップデートで使えるようになりました。
スペック
SDM845にメモリは6GBと現行ハイエンド機ではトップクラスの領域です。
性能面で困ることはないでしょう。
それに4K解像度パネルにステレオスピーカーとエンタメ機能は最強クラスと言えます
しかもこの4KパネルはHDRにも対応。
世界唯一の4K HDRコンテンツを撮影、視聴ができる変態機です。
ただ、その流れのせいかパネルベンダーの関係か競合機種やトレンドが18:9のアスペクト比が主流になるなか、この機種は16:9比率のままとなっています。
ソニーらしい無駄にオーバースペックなところが好きです。
とここまでは文句はありません。
ちょっと惜しいところ
・カメラは惜しい。登場がもう少し早ければ
Xperia XZ2 Premiumのカメラ。
確かに綺麗な絵を出せますし、解像感も文句なしです。
この機種は従来のやり方で最強の代物を作った機種と言えます。
ただ、時期が悪かった。
と言うのがピッタリでしょうか。
カメラ性能に関しては、今季最強と言われるHuawei P20シリーズが3月に発表
4月には欧州地域で販売されました。
特にP20 Proのスペックは化け物で
41MP(メイン)+20MP(モノクロ)+8MP(望遠)
のリアカメラトリプル構成というひとつ頭抜けたものになりました。
その上で、筆者も度肝を抜かれた夜景モードのAI補正による6秒クラスの長時間露光。
やってることはHDR合成とAIによる複数枚撮影したものを合成すること。実際に6秒露光して撮ってる訳ではありません。
Xperiaなどの従来のスマホはISO感度を上げて撮影し、ノイズリダクションで何とかすることが多かったです。
そのため、スマホにおける夜景撮影は異次元の領域までいきました。恐らく来年はこれがトレンドになるのでは?というレペルのものです。
そのうえでP20 Proは基本スペックも高く
センサースペックもISO感度は最大102,400
センサーサイズもメインセンサーは1/1.7インチと大型のものを採用。
対してSONYはXZ2シリーズの発表が2月
4月には欧州、欧米地区でXperia XZ2の発売はできたものの、2月の段階ではデュアルカメラモジュール搭載機は開発中と動作する実機がなかったのです。
一応この時には、デュアルカメラのセンサースペックとISPのAUBEは公表されていました。
上のスペックを見ての通りHuawei P20 Proが
Xperia XZ2 Premiumよりもカメラ性能が上なのです。
むしろズームレンズを備えてないXperiaが不利に立つ状況となりました。
さらにはHuaweiのカメラはLeicaの協力もあって絵作りも好評判。
Xperiaのカメラは良くも悪くもSONYのCyber-shotベース。
そのままでは自然な色ではあるものの、HuaweiのようなSNSで映える写真ではない印象があります。
このようなことの結果として、予定より前倒しの4月にXperia XZ2 Premiumが発表され、グローバル版は7月の発売が告知されました。
その上で、デュアルカメラエフェクトは後日アップデートで対応という苦肉の策を取らなければならなかったことからも、Huawei P20 Proの登場でそうとう焦ったのかと思われます。
あまりに早いアップデート版の登場で、海外では先に購入されたXperia XZ2ユーザーからブーイングを食らったりと散々な結果になりました。
(日本ではXperia XZ2の発売前だったのでそこまで被害はなかった)
少しいじってやればXperia XZ2 Premiumだってこのような絵も出せる。
センサーのポテンシャルは高いと言えます。
これをみるとHuawei P20 Proの発表前に告知できるような形になっていれば...と惜しい限りです。
・物理的に重い
Xperia XZ2 Premiumは物理的に重いのです。
重さは236gです。
これ5.8インチのスマホの重さじゃありません。
どのくらい重いかというと
6.4インチのXperia Z Ultraより重い(212g)
iPhone SE 2台より重い
(1台当たり112gなので、2台でも224g)
そのため、凝縮感があると言うですかね。さすがに重たいので、長時間持ってると疲れてきますね
・デザインが微妙
アドビエントフローは微妙でしたね。ガラス筐体でデザインはまぁいいとして、薄型のトレンドから逆行してたのはなんとも言えないところ。
あの丸い形状が手に馴染むフォルムであったのが救いと言えるでしょうか。
まぁ、それ以上に
分厚いくせしてイヤホンジャック非搭載
なぜこの位置にある。指紋センサー
と言う点に不満を持った方も多いのではないでしょうか。
特にオーディオにはウォークマンの技術も投入していたソニーだけにこれは本当に惜しい
70年代のウォークマンで定義し、グローバルにも普及した3.5mmステレオミニ規格がSONYの製品から消えるのは何とも言えない気分です。
SONYさん的にはウォークマンと連動した体験を推していくのでしょうかね。
(現行のAシリーズはBuletoothレシーバー機能有)
指紋センサーは本体中央に配置されているため、すぐ上にあるカメラとよく間違えてしまうのです。
これだとカメラ部に指紋がついてしまうんですよね。
また、アンビエントフローによる曲面ボディになったことと、指紋センサーの位置の関係もあってよくある汎用手帳ケースが使えなくなりました。
どちらかと言うと曲面ボディ故に粘着樹脂で固定できないの方が大きいですね。
同世代のGalaxy S9は上部にセンサーがあるのと、虹彩認証が可能なことからまだこの手のケースを利用できる。
総評
惜しい。何もかもが惜しい
Xperia XZ2 Premium
発表や発売時期さえ悪くなければ、覇権スマホなんて言われたかもしれないスペックです。
ほんと...SONYさんが威信をかけたモデルチェンジ機は大体横槍を入れられるなぁと。
One SONYを掲げたXperia Z1は当時世界最高のカメラ性能とオーディオ機能を謳いました。
コンデジが嫉妬すると言われた20.7MP 1/2.3インチセンサー機で画素数、センサーサイズはコンデジクラス
高画素を生かしたロスレスズームもできました。
オーディオはWalkmanで使われてるVPTやイコライザを本格的採用していました。
イヤホンジャックもXperiaでは初のキャップレス防水となりました。
ところが、日本でこそ出なかったもののNokia Lumia 1020という化け物の登場がありました。
(カメラは41MP f2.2 PureViewの化け物。レンズはCarl Zeissのライセンスを持つ)
オーディオもLG G2がハイレゾ対応を謳ってどちらもSONYより先に市場投入したのです。
(LG G2は日本でもdocomoより出たものの、あまりにも売れ行きが良くなくアップデートすら放置状態に)
Xperia Z1はこのような化け物の横槍を入れられながらも、他が日本ではこけてくれたり投入されなかったこともあって売れました。
結果として今では名器と呼ばれるようなものになりました。
おかげさまで「カメラの綺麗なSONY Xperia」と言われるまでになりました。
ところが、Xperia XZ2 Premiumはそうはいかず
16年リリースのP9よりHuaweiがカメラに力を入れた機種を展開。
日本では値段面で力を入れたこともあってか、イメージを着実に良いものとしてゆきます。
P20 Proはdocomoより専売でリリースされるものに。
おまけに価格面でもXperia XZ2 Premiumより安価な上に先発でリリースされる結果に。
Xperia XZ2 Premiumは後発になる上に、キャリアでリリースされる他のハイエンド機よりも負担額が高い始末。
結果として確固たる地位を築くことができませんでした。
今でこそ投げ売りのようなものも始まりましたが、元の値段が高いこともあって今だに端末価格の下がらない端末のひとつとなっています。
ただ、惜しい機種ではあるものの、動画撮影に関してはトップクラスです。
4K HDRで撮影できるのはもちろん、ISO12800という高感度での撮影も可能です。
意外にもジンバルと組み合わせて、動画用のカメラとしても使うことができるレベルの仕上がりです。
結局これはなんだったのかと言えば
私的にはSONYが現状やれる限りを詰め込んだ「究極のエンターテイメントデバイス」という風に捉えています。