はやぽんログ!

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【最高音質ウォークマン】SONY NW-ZX2を半年間じっくり使ってみて

どうも。

 

今回は改めてこいつについて書いてみます。

 

SONY NW-ZX2です


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背面はコンデンサの膨らみとレザー調になっている。


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特徴的な音量ボタン。

 

 

これは何?

 

 

今から5年前に超ド級ウォークマンとしてリリースされたエクスクルーシブモデルです。

 

DSD256の再生といったソフト面の強化はもとい、ハードウェアが大幅に高音質化に振られたものになりました。

 

お値段は発売当時で119,800円+税という値段もインパクトがありました。

普及価格向けのウォークマンが本格的にハイエンドを目指したモデルとなりました。

 

 

音の良さを追求したハードウェア

 

初代ハイエンドウォークマンのZX1と同様で電源部にはOS-CONというコンデンサを採用。

他にも電気二重層キャパシタと言った電源部の強化や、44.1と48KHz系の水晶発振器デュアル構成にGND分離出力が可能という当時の粋を集めて作られたモデルになります。

 

本体はアルミ削り出し。内部フレームには銅板が採用されており、ピュアオーディオ機などに近いものとなっています。

 

それに伴い本体重量は230gクラスと音楽プレイヤーとしてはやや重たい部類に入ります。

 

 

 

OSはAndroid 4.2

 

前世代のNW-ZX1やF880よりもOSバージョンは新しくなっております。

DSEE HXなどのソフトウェア処理も健在で、既存の圧縮音源でも楽しめるようになっています。

 

また、ウォークマンでは初のSDカードスロット搭載機でもあり128GB+SDカードで容量拡張ができます。

 

とりあえず聴いてみた

 


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ZX2直出しでイヤホンはUERRを使用

 

 

 

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試聴曲はこちら

 


ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破より 
今日の日はさようなら 林原めぐみ 24bit/96khz

曲の特徴としては...って皆さんもご存知の有名な曲ですね。金曜ロードショーとかでこの作品をご覧になった方は分かると思います。

 

そうです、第9使徒の戦闘時に流れたあの曲です。


曲調はピアノとストリングス、それにドラムのシンプルな構成です。それにヴォーカルがメインで出てくる感じです。おもに楽器の音色。ヴォーカルの再現力を確認ます。
ちなみにこの曲を歌っている林原めぐみさんはエヴァンゲリオンシリーズでは綾波レイの声を担当している声優さんで有名ですね。

今日の日はさようなら

今日の日はさようなら

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マクロスΔより
GIRAFFE BLUES~Freia Solo ver~
フレイア・ヴィオン=鈴木みのり 24bit/48kHz

完全な私得ソングです。ライブで生で聞いてあぁ、いいなと感じました。
私はフレイア推し...と言うよりみのりさんのファンなので、ソロバージョン出ないかなと思ってたら...な、なんと収録されているではないか!!!


大 勝 利 ! !


曲調は名前にある通りブルース調のものになります。引き込まれるようなサビの入とかがとても印象的です。
主に女性ヴォーカルの伸びと低音域のバランスを確認します。

 

GIRAFFE BLUES ~Freyja Solo~

GIRAFFE BLUES ~Freyja Solo~

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THE IDOLM@STTERより
READY!!(M@STER VERSION) 765PRO ALLSTARS 16bit/44.1khz

曲の特徴は、Theアイドルといった感じです。金管楽器から電子楽器まで多彩な楽器の音が使われています。

特に低音域は複数のベースが使われています。

おもに低音域の解像度とヴォーカルと低音域のバランスを確認します。

 

READY!! (M@STER VERSION)

READY!! (M@STER VERSION)

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上の2曲はハイレゾ音源。アイマスの楽曲はBule spec CD 2が媒体のものを使います。

 

感想

 

 

うへぇあ

 

聴いてみるとこんな声しか出ません。

普段使いのGRANBEATに比べるとやはり低音域の出方が違うなと感じます。

今回試聴で使用したのはBA機ではありながら、低域のドライブ感がまるで違います。

 

翼をくださいでは、終盤への盛り上がりが聴きどころですね。音の分離感がありながら適度にやわらかいといいますか…カチッとしてないために音に瑞々しさがあります。

 

GIRAFFE BLUESではこの低域がまた心地の良いものになります。

 

量感で言えばAK機やGRANBEATに比べると多く感じますが、ものすごく歯切れが良いです。

Cメロ部分のボーカルメインパートから、サビ部分への入りの低域のレスポンスに惚れました。

 

READY‼︎ではロスレス音源ながら「ごちゃつく」ことがないですね。

空間が広くなったように感じるのは、やはり低音域の出方が影響してるのかなと思われるのかなと。

 

この音源にDSEE HXでアップスケーリングを行うと、今まで聴いたどのウォークマンよりも効果がにじみ出る。

 

圧縮音源を10万オーバーの機器で聴くのはナンセンスかもしれないが、他メーカーのこのクラスと違ってSONYのものは配信音源レベルのものでも「しっかり楽しめる」工夫がなされてると感じる。

 

もちろん、高音質な音源ならより高音質に聴くことができるだろう。

 

GRANBEATについてはこちらをご確認ください。

 

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ソフトウェア

 


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OSはAndroidを採用している。

 

この度久方ぶりにウォークマンAndroid OSが復活したことから、このZX2がしばらくの間は最後のAndroid搭載ウォークマンとなっていた。

 

やはりAndroid搭載機なだけあって専用機とはまた違う運用もできた。

 

・ストリーミング配信を高音質で聴ける

 

過去にはSONY Music Unlimitedと言ったストリーミング配信サービスもあった。

もちろんウォークマンでも聴くことが出来たが、独自の高音質化機能は使えずハードウェアのみの勝負となった。

F880クラスでは良かったものの、ZX1やZX2では配信レベルの音源の悪さをそのまま再生することになってしまい惜しいものとなった。

 

ストリーミング配信を高音質でを謳う現行モデルでは、このような外部アプリでも高音質化機能が使えるようになっている。

 

 

サードパーティーのプレイヤーを使える

 

好みに合わせてPowerAmpやNeutron MPと言ったプレイヤーが使えるのも利点。

イコライザも細かく設定できるのは大きいですね。

 

 

と書いてきたが、5年もの間ウォークマンAndroidが採用されなくなったのも理由がある。

結果としてそれはこの機種の欠点にもなった。

 

Androidは陳腐化する

 

OSのバージョンが更新されなかったりと専用OS機に比べるとこの部分だけは避けられない。

 

特にF880/ZX1/ZX2は基幹ハードウェアはほぼ同じものが使われている。スペックで言えば今から10年ほど前のスマホの性能しかないのである。

 

またこの頃のAndroidはメモリを多めに積んでないとまともに動かなかったり、OS固有の不具合などがあって現在に比べると不安定なものでもありました。

 

中にはAndroidの機能をほぼ無効化して音楽プレイヤーに特化して運用してる方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

・電池持ちの悪さ

 

これは上記のAndroid OSの問題もあるが、専用OS機に比べると電池持ちが悪くなることは避けられなかった。

 

ZX2では大容量バッテリー搭載で多少は良くなったが、それでも他社のモデルに比べると容量は少ない。

 

このZX2で音楽を流すと体感15時間程度だろうか

まぁ3日程は持ってくれる。

 

ところがF880なんかだと1日持つかどうかだった。

 

そんなトラウマもあってウォークマンが専用OS機になった際は広く受け入れられたという。

 

現行モデルもAndroid搭載となったが、電池持ちは公称値でも前世代機の2/3程度しかない。

 

A100はバッテリードレインが酷くて手放してしまったが、どうも初期不良の可能性もあったのかもしれない。引きが悪かった。

 

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・出力が貧弱だった

 

アナログ部を強化したとは言えど、海外メーカーのハイインピーダンス機や能率の悪い多ドラ機やハイブリッド機では、音量最大でも音量が取れないなんてことがあった。

 

ポータブルのMDR-1Rですら音量最大でも耳が痛くならない程度にしか出ない。

 

伝統の15mw出力でしたが、ハイエンドには少々貧弱だったのかなと感じます。

 

現行モデルではアンバランスでも50mwクラスの出力があり、この頃に比べて音量が取りやすくなっています。

 

・バランス接続非対応だった

 

この頃のSONYはPHA-3で3.5mm ×2のバランス端子を採用していたため、メーカー内でも今後どの規格に持っていこうかと判断がなされていた頃だと思う。

 

その過渡期にいたZX2は採用されなかったと言うところでしょうか。

 

 

総評

 

 

憧れのウォークマンであったZX2

 

 

このZX2が出た時はまだ学生であった筆者。

 

「欲しい」と思う反面10万オーバーの価格を見て「こんなの誰が買うんだよw」と思っていたところがありました。

 

 

店頭試聴機を聴いても「すごい」ってのは分かるが、とても学生の金で買えるものではなかった。

 

 

社会人となったある日。ふと見た中古屋に3万程で置かれていた。

定価の1/4程度、出てから4年以上が経つがどうなのかと思った。

 

聴いてみてそんなことを考えるのは億劫だった。

 

「あの時聴いた音だ」が真っ先に来て、アンバランス専用機としてはかなりクオリティの高い位置にいる機種であった。

 

と言うことで買ってしまったのである。

 

 

もちろん、現行モデルに比べれば電池持ちは悪いしレスポンスも良くない。

 

さらには出力も弱いしバランス出力も非対応

 

今ではより高音質なモデルだってあるし、操作性や拡張性が向上したモデルだってある。

 

それでも使いたくなる不思議な魅力を感じます。

 

それに関しては、現在のハイエンドウォークマンの礎を築いただけはあります。

 

各社「バランス」を謳う世の中だが、アンバランスにも魅力はある。

 

往年の名器と呼ばれる機種はみんなアンバランスだし、バランス接続よりもアンバランスの方が相性の良いものもある。

 

今このNW-ZX2を買うのは間違えではないと思う。

 

バランス非対応故に中古相場も安いですし、後継機も出ているからだ。

 

それでもZX2にしかない魅力がある。

 

それがあのアンバランスの音だ。

 

5年前の機種だからと言って侮らない方がいい。かつて10万オーバーで販売されていただけの実力はある。

 

ある程度安価でバランス出力を使わない

 

のであれば購入の選択肢に加えても良いかと思います。

 

 

もちろんこれらの技術がしっかり反映されている後継機もよいでしょう。

 

それでは