どもーお久しぶりです。
デレステのこの手の記事は久しぶりになりますね。
デレステは半年前の大型アップデートをはじめ、それを契機としたのか、この間のアップデートにて推奨端末が大きく更新されました。
リリース以来実に3年半ぶりの改定となったようです。
改定の大きな要因が
3Dリッチモード 高画質オプション の追加実装
これが大きいのではないでしょうか。
従来以上に高画質な描写ができるようになってるそうですが、基本的には大画面のタブレット向けのオプションとのことのようです。
個人的には重たいMVが増えたから…とおもいますね。特に9人描写のTrust meのMVなんかはトップクラスで重たいとでは思ってしまう。
特に重たいと思われる9人MV 実際、リッチモードだと重たい。
また、ガールズ・イン・ザ・フロンティアもかなり細かい部分までしっかり描写されるMVである。
具体的には
端末の年代ごとになっていたものが、そのまま更新された…印象です。
iOS環境
iPhone Xs/Xs MAX/XR(Apple A12)
iPhone 8/8Plus/X(Apple A11)
iPad Pro 11/12.9 3rd Gen.(Apple A12X)
なんとApple A11以降が現在のサポート環境となりました。
最近はiPhoneも高価化する一方で、OSアップデートによって製品寿命はかなり伸びてきています。
ただ、A11以降はGPUも独自のものを採用しており、今後もAppleにおいてはこちらがスタンダードとなるためこのような判断をしたのかと思われます。
A10世代機への言及はありませんが、非推奨からも漏れてないことから3Dリッチ 高画質モードでもない限りは問題ないかと思われます。
このA10世代にはiPad Pro 10.5や12.9 2nd GenのようにA10Xというバケモノを積んだ子たちもいます。この子らは問題ないですね。
手持ちのiPad Pro 10.5では問題なく動作しています。
また、今のところ最新のiPad Proの画面にはまだ最適化されていません。
非推奨環境
Apple A9から前の世代※
リリース時にはリーク情報しかなかったiPhone 6s世代から前のものとなります。
6sは今年で4年落ちとなるのですが、中古相場では根強い人気を誇っておりまして、先日までdocomo withの適用端末として新品が販売されていました。
また、iPhone SEもここに含まれるのですが、こちらは画面解像度が低いことからなんとかなる可能性があります。
iPhone 6や5sと言ったそれより前の世代ではカクツキが目立つようになりましたね。
特に64bit 第1世代のGPUであるPower VR GT64xx世代では。
※ iPad向けの一部チップは含まれてないことから、サポートしてる可能性がある。
具体的には
Apple A9X(iPad Pro 12.9 1st Gen./iPad Pro 9.7に搭載)
Apple A8X(iPad Air 2に搭載)
A8Xは世代的にも高画質ではかなり厳しいかと思われるが、A9Xならさほど問題にはならないと思われる。
ただ、A8XはまもなくOSのサポートも切られる可能性があるのでその面でも厳しいかと思われる。
Android環境
こちらは非常にややこしいので推奨環境からいきます。
具体的には、2017年から2018年にかけて大手キャリアにてリリースされたミドルレンジより上のクラスの端末が当てはまります。
これが非常にややこしいのです。
基本的には
Snapdragon 845
Snapdragon 835
これらを搭載してる機種は推奨と見て良いでしょう。
ただ、公式が推奨環境として発表したものの中にはミドルクラスのSnapdragon 6xxが含まれていたり。
挙句にはZTE Z-01Kという変態2画面端末が含まれていたりと、iOS環境以上に当てにならないのが現状です。
逆に非推奨環境となってしまうのは
2017年春より前にリリースされた端末
まぁ、SD800/801といった32bit SoCや爆熱で話にならないSD810はわかるのですが、中古相場でも比較的流通してるSD820世代も切られるとは。
SD820も突然2コア稼働になったりと不安定なSoCではあったので、2年落ちも考えれば順当とは言えますね。
そのため、アイマス公式コラボのポンコツアンドロイドことF-04Gはもちろん、国内リリース機では数少ないAR オートモード対応機であるXperia Z5/XZやGalaxy S7edge Nexus 6Pと言った機種がサポート対象外となってしまいます。
その他だと、HiSilicon Kirin 960やNvidia Tegra K1、MediaTek Helio Xシリーズ搭載機もサポート外になりました。
この辺りは少数精鋭を狙って今後は最適化されるのかと思います。
恐らく、サポート切れとなるこれらの機種で何か不具合があっても対応が後回しなら良いほうで、ほぼ対応してもらえないと考えた方が良いかと思います。
ちなみに推奨機にもあるZTE Z-01KはSnapdragon 821搭載と世代的には、サポート切られたGalaxy S7 edgeやXperia XZとチップセット周りもほぼ変わらないものとなっています。
他にもSD660クラスだと単純性能ではSD820あたりとほとんど変わりません。
そのため、最低レベルでSD820相当の性能があればゲームとしては遊べるだけの余裕はあるように感じます。
つまり、動作が重たいからサポートが切られたというよりは年式が古いから切られたというのが正しい解釈だと思います。
ARモード
致命的なAndroid環境でのAR オートモード対応状況
ほぼ全てのモデルがオートモードに対応してるiOS環境とは異なり、Android環境では極めて数が少ないのが現状です。
SD820辺りの機種のサポートが切られると数えるほどしか選択肢がありません。
また、対応機もほとんど海外モデルとなり入手性や技適の有無等踏まえてもややハードルが上がるものとなります。
公式サポートも踏まえた対応端末は以下の通りかと
Galaxy S8/S8+(国内版のGalaxy S9/S9+は非対応)
Galaxy Note8(国内版のGalaxy Note 9は非対応)
LG V30+(isai LGV35は対応、動作確認済み)
Google Pixel 3(Pixel 3 XLは現状非対応)
Huawei P20
Huawei P20 Lite(au版 HWV32は対応、動作確認済み)
Huawei Mate 10 Pro
また、国内版であるdocomo版 HW-01K Huawei P20 Proは非対応となっている。(グローバル版は対応、動作確認済み)
以下環境はサポートされない可能性あり
Huawei P10/P10 Plus/P10 Lite
ASUS Zenfone AR
総評
ハイクオリティなコンテンツだけに今後の躍進が期待される一方で、AR機能についてはAndroid端末ユーザーに優しくない仕様になっているように感じます。
もちろん、ベースとなるVuforiaの開発拠点は海外ですので対応機もグローバル視点で見れば妥当なものです。
ただ、その中でも数少ない対応機を「年式が古い」との理由でサポートを打ち切るのもなんだかなぁと思います。
未対応のAQUOSを対応させろ…とまでは言いませんが、グローバル版は対応してるGalaxy S9シリーズくらいは対応の打診を入れていただいた方が良いかと思いますね。
対応を切るのであれば、せめてその部分の穴埋めをしないと。
残念なことに、日本のスマホユーザーの半数以上がiPhoneだと言ってしまえばそれまでですが。
グラフィックに関しても昨年に実装された3Dリッチ 高画質モードでかなり推奨スペックが上がったものと実感できます。
ほんと、デレステのモデルは細かいところまでしっかり仕上げられてるのがわかる。
個人的な感想ですが、これをまともに動かすにはiOS環境ではApple A11以降。Android環境ではSnapdragon 845クラスが必須と言えますね。
ただ、Android環境においてはARを含めた全機能を楽しむには現状Pixel 3しかなく、ゲームプレイにおいてはかなり機種が制限される結果となります。
今後は先日発表されたXiaomi Mi9やSAMSUNG Galaxy S10シリーズと言ったSnapdragon 855世代が台頭してくることになります。
この手のコンテンツへの最適化はキャリアの端末が出揃う6月ごろになるのかと思います。
この世代だと画面の問題(パンチホール)やGalaxy Foldのような折りたたみディスプレイなんかの対応などで、ゲームプレイに支障をきたす可能性があるのも否定できない状態です。
海外でリリースされたパンチホール端末や変則アスペクト比の端末でも動作することから、問題なく動くとは思われますが確証は今の所微妙です。
また。これはあくまで公式がサポートをしないだけであり、すぐにゲームができなくなるわけではない事を重ねてお伝えします。
端末課金の一つの目安としていただければ幸いです。
それでは今回はこの辺で