今回はXiaomi Mi9のレビューです。実はGalaxy S10よりも私的にはこちらがSnapdragon 855端末の本命だったりしました。
Mi9というスマホはなに?
Xiaomiが発売した今年のハイエンド機になります。今年は世界的に見てもトリプル/クアッドカメラの年になるのですかね。Xiaomiも大手他社の例に漏れず、よく作り込まれた端末を出してきました。
背面はセラミック調の美しい仕上がりです。
今回はAmazon.esにてグローバル版を購入しました。
箱はでかでかと「9」の文字が。
スペックはこんなところ。
SoC Snapdragon 855メモリ:6/8/12GBストレージ:64/128/256GBカメラ広角+標準+3倍望遠(1600万画素/4800万画素/1200万画素)その他20Wの高速無接点充電に対応
カメラ性能をより強化したシャオミのフラッグシップがMi9
今回のMi9はSONYのIMX586というセンサーをメインに搭載してます。今年のシャオミは48MP everyoneをかがけて、普及価格のRedmi Note 7にもこのセンサーを積んでます。このセンサーは4800万画素の撮影はもちろん、隣接する素子の信号と合わせてよりノイズの少ない1200万画素相当の撮影を可能としてます。今後中国メーカーを中心にこちらのセンサーは使われていくのかと思います。
Mi9ではシャオミのハイエンドモデルとしては初めて広角カメラが搭載されました。
ただ、倍率表記的には別枠となりシームレスにならないのが惜しい。望遠カメラはMi6の頃からありましたが、その頃に比べたら大きく進化しました。単純な光学性能だけならGalaxy S10と勝負できます。
最新鋭のチップセットSnapdragon 855を搭載
Snapdragon 855搭載なのでGalaxy S10シリーズ同様現状敵無しのスペックです。Antutu V7.1では37万点台の高スコアを出したりと、使っていて不便を感じることは無いでしょう。実際、ミリシタやデレステはラグなど起こすことなく快適に動作。
ミリシタはまともに動きますが、デレステはいわゆる最適化待ちの状態と言えるでしょうか。
その他特徴
画面内指紋センサーを搭載
シャオミ初…ではないですね。アッセンブリガラスへの搭載はMi 5sにて、画面内にはMi8 Proで搭載してます。Galaxy S10と比較すると、こちらの方が「指紋認証された感」がありますね。あちらは早すぎていいんだか何だか。
指紋認証は光学式だ
物理的に軽い
Mi9では6.4インチクラスと大きくと言うよりは縦に長くなりましたが、MIXシリーズに比べるとかなり軽量化されてます。最近のスマホは大きくはなるが、重たくもなるという声にも174gの重量でしっかり応えてます。縦に長いと言えば今季のソニー Xperia 1はめっちゃ縦長です。
Mi9を使ってみた感想。安くていいスマホ
今季の端末としてはとても良いものに仕上がってます。何がすごいかって?これが400ユーロ台で買えてしまうことです。最安値は一時期5万円を割るというとんでもない高コスパ機です。
筆者の購入時はAmazon.esで449ユーロ。日本までのもろもろの諸経費を入れても5.3万円くらいとこのクラスにしては破格です。ひと昔前のシャオミのスマホと違い、今ならグローバルモデルだと標準で日本語環境が入っていたりと普通に使えるレベルに仕上がってます。
vivo IQOOやLenovo Z5 Pro GTと言った中華メーカーもSnapdragon 855搭載機を投入してることもあって、比較的安価なこのラインは激戦区となっています。その中でも実用レベルのカメラ性能、シャオミというネームバリューをと価格を考えれば良い端末に仕上がってると思います。
それでは今回はこの辺で