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【スマホレビュー】Blackshark 実機レビュー リーズナブルなゲーミングスマホとしておすすめの1台


どもー今回は

 
 
1年ほど放置してました。すっかり旬ではないですけども
 







デュアルカメラです。


本体はXiaomi系列のデザイン

背面のSのロゴはゲーミング機器のように点灯する。



Blackshakを1年使ってみましたのでレビューしますね
 
簡単な性能はこんなところ
 
SoC Snapdragon 845
メモリ 6/8GB
ストレージ 64/128/256GB
 
画面 6.0インチFHD+
 
カメラ 12MP+12MP
 
 
このスマホは?
 
簡単に言えば第2世代 ゲーミングスマホです。
 
 
そもそもゲーミングスマホとは?
 
 
ゲーミングPC同様にゲームに特化したスマートフォンとなります。
 
 
これの始まりは各社が搭載していたゲーム最適化モードでしたが、ゲーミングPCブランドを持つ米REZAR社がNextbit社を買収の後に生まれたREZAR Phoneがその第1世代と思われます。
 
 
その後は各社から現れ、現状は
 
REZAR(旧Nextbit)
 
ASUS(ROGブランドにてリリース)
 
Xiaomi(BlackShark社に出資してるので系列)
 
ZTE(nubia REDMAGICブランドにてリリース)
 
VIVO(iQOOブランドにてリリース)
 
と言った形でリリースされています。
 
 
日本では今回紹介するBlacksharkの後継機であるBlackshark 2がリリースされており、8月末には6/128GBモデルが税抜き5万切りの破格にて発売されます。
 
 
 
 
多くのゲーミングスマホが生まれた第2世代の筆頭機
 
 
このスマホの特徴はある意味、SDM845プラットフォーム初のゲーミングスマホだったと言えます。
 
BlackSharkブランド初号機ながらかなり攻めた機種でした。
 
冷却システムは液冷構造
本体はメタルフレームにグラファイトで冷却性能を高めており、パネルはノッチレスのディスプレイ
 
物理スイッチひとつでゲーミングモードに切り替えが可能で、通知やバックグラウンドタスクを全て切ることも可能。
 
もちろん、指紋認証やデュアルカメラなどスマートフォンとしても当時のハイエンド機でありました。
 
また、Xiaomi系列のため値段の安さに重点が置かれ
6/64GBモデルは約45,000円前後で購入可能という圧倒的なコストパフォーマンスでBlackSharkの名前を知らしめたモデルです。
 
 
この当時はまだ第1世代(SD835世代)のものしかなく、選択肢も値段の高いREZAR Phoneと安いけど中途半端な性能のREDMAGICしかありませんでした。
 
結果として高スペックを求めるなら必然的にBlacksharkに行き着くものになりました。
 
 
パフォーマンスは?
 
Antutu v7でも30万の高スコアを記録できるスペックです。
 
やはりゲーミングを推してるだけあって、タッチパネルの感度の良さや冷却性能の高さは特筆するものがありました。
 
実際にデレステやミリシタといったコンテンツで試しましたが、同等スペックのモデルに対してかなり安定してる印象がありました。
 
 
ゲームに特化した機能たち
 
ゲームに特化したものの1つと言えば、拡張HDRに対応しています。ソフトウェアで画面のカラーを補正することが可能です。
 
もちろん、手動での設定も可能なので細かい補正が可能です。
 
外付けコントローラー
 
この機種は標準でオプションの外付けのコントローラーを使用可能です。
ジョイスティックにボタン等主にレースゲームやFPSと言ったコンテンツには威力を発揮します。
 
細かいパフォーマンス設定
 
ゲーミングに特化しただけあってSoCの設定を細かく設定することが出来ます。もちろん、最大クロック固定にすることも出来ます。
 
 
ゲーミングスマホを普及させた1台
 
この機種のリリース後にはゾロゾロと本命機種が登場
 
SDM845搭載 120Hz IGZO搭載のREZAR Phone 2
 
メモリ10GB積んだ化け物のREDMAGIC Marsに対して
同じく10GBモデルを備え、OLEDパネルになったBlackShark Heroがリリースされました。
こちらは本体の両側にコントローラーを付けられるようになってるので、よりゲームに特化したと言えます。
 
また、この時期にSDM845 OCカーネル搭載のASUS ROG Phoneがリリース。90Hz OLEDという高フレームレートに拡張アクセサリーでスマホゲームとは思えない体験が可能という今までにないアプローチを取ってきました。
 
ただ、REZARやROGは基本性能の高さはもちろん、ブランドもあってかなり高額な設定となりました。
 
ROG Phoneも同世代機の2倍近い値段で取引されていたりと決して安いものではありません。
 
 
その中でも旧機種となってしまったBlackSharkは元が安いのに値崩れが始まり、一時期は6/64GBモデルが35,000円前後で購入可能というコスパの高さを見せつけられました。
 
また、同世代の後継機はそろってSDM845のため、基本性能の大幅な向上が見込めない事からも、旧機種のBlacksharkがヒットする結果となりました。
 
 
総評
 
 
1年使ってみますと、やはりゲーミングスマホでゲームをすると癖になってしまいますね。
 
PCのようにグラボ換装でグラフィック性能をあげられる訳では無いので、ハードウェアでのトータルスペックなんだなと思います。
 
ただ、メイン機としては使いにくいものでした。
 
特にゲーミングモードのバックグラウンドタスクを切ったり、通知が完全にoffになることからそもそも電話機として使いにくかったです。
 
私としては完全にゲーミングスマホはゲーム機として割り切って使っています。
 
 
 
ただ、Android環境でホントにゲームをやりたい。周りと差をつけたいと言った時には強力な味方になってくれると思います。
 
 
現在、後継の2やライバルのREDMAGIC 3と言った第3世代の機種たちがリリースされてる以上、この初代を買うというのは少ないかと思います。
 
さらにはSDM855 Plus搭載のBlackSkark 2 Proも発表されてます。
 
 
それでも、SDM845でメモリ8GBのスマホが新品で32,000円前後。香港などの中古市場では2万円前後で買えてしまうコスパの高さは光ります。
 
実際、余程のリッチコンテンツでない限りはSDM845でも十分な性能です。ほとんど困らないと思います。
 
お手軽にゲーミングスマホを手に入れたい。ゲーム機を入手したい時にオススメな1台と言えます。
 
それでは