はやぽんログ!

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【イヤホンレビュー】SONY MDR-EX700SL レビュー ハイレゾ音源の増えた今だからこそ聴いてほしい1本


どもー

 
諸用で名古屋に行ってきました。
 





はい、シンデレラガールズの7thライブです。
 
 
内容としては…まぁ。その
 
DJ KOOさんが出てきてEZ DO DANCEをかける
 
筆者はアイマスに行ったのに何故かtrfを見て帰ってきたようです。
 
 
山下七海さんかわいいですね。サニードロップ…そこには唯ちゃんがいました。はぁすき。
 
他には
 
バベル、Sunshine See May、ショコラ・ティアラ、さよならアンドロメダ、空想探査計画、Hotel Moonside、クレイジークレイジー、2nd Side…
 
ほとんど俺得のクラブみたいになってて優勝でした。ちょっと無理して現地行った甲斐がありました。
 
とまぁ、書き出すとキリがないのでまたの機会に
 
 
とりあえず名古屋に行ったのでイーイヤさんにでも顔を出したら
 
 
 
すごいものを見つけてしまいました
 



現物を見るのはなんせ数年ぶりのMDR-EX700SLです!
 
もう手に入ることはないだろうと踏み衝動買いしてしまいました。
 




外観はややチープさも感じるが、マグネシウム合金が採用されている。


付属品で本革のケースが附属する。



ちなみにこの「SL」最近はめっきり見なくなりましたが、これはショート ロングの頭文字を表している。
 
この機種がリリースされた頃はCDやMDプレイヤーもまだまだ多く、これらだと手元のコントローラーから先のイヤホンを変更することが多々あった。
 
そのため、そのようなリモコンに対応できるように60cmのショートケーブルとなっている。
 
また、u型のケーブル(長さが左右で非対称)もイヤホンを使用していない時に首にかけられるという当時ならではのもの。
 
現在ではケーブルの長さが違うことは音質的にも不利になるなどの理由からハイエンド機には使われていない。
 
また、このタイプが普及したのは日本くらいでグローバル仕様に合わせたりした結果、現状新規でこのu型タイプの機種はほぼない。
 
 
 
MDR-EX700 とは
 
 
SONYが2007年にリリースした「SONY史上最高傑作」のイヤホン
 
発売定価 36000円 実売価格 29800円の超ハイエンド機でした。
 
当時はまだ、カナル型のイヤホンがようやく浸透し始めた頃
「イヤホンに1万?高すぎ!」というのが普通に言われた頃でした。
 
 
このころはウルトラハイエンドにShure SE530(E500 PTH)やUE Triple fi (M-Audio IE40)がいたころ。
 
つまり実売3万オーバーのイヤホンはあったものの、ほとんどが海外メーカーのマルチBAのモデルでした。
 
後に話題となるハイエンドダイナミック機であるSENNHEISER IE8がリリースされる1年前の話になります。
 
 
そのため、「ダイナミックのイヤホンに3万は高い」と言われてました。
 
当時のSONYのフラッグシップはN.U.D.E MoniterのMDR-EX90があり、競合他社にも影響を与えたまさに名器と呼べる代物でした。
 
 
 
 
MDR-EX700の特徴
 
 
技術的には今にもしっかり繋がるものが多く実装されている。
 
・16mm MLフィルム振動板搭載ドライバーユニット
 
現在にもしっかり生きてるものです。ちなみに世界初の16mmドライバを搭載しており、ここで得たものが後のMDR-EX1000や800STに繋がっていきます。
 
 
バーティカル イン ザ イヤー方式
 
当時としてはあまりに斬新だったドライバの側面配置。大型ドライバと装着感の良さを両立するために生まれたものだそう。
 
後継機はもちろん、XBA-Z5などでもしっかり使用されている技術になります。
 
 
イヤーピースの変更
 
SONYで現在まで使用されている「ハイブリッドイヤーピース」を初搭載したモデルです。
 
2つの硬度を持つシリコンを使ったもので、より密着するようになってます。
 
 
MDR-EX90とは違うチューニング
 
EX90が同社のヘッドホン MDR-CD900STの音を目指したのに対し、どんなジャンルもしっかりと対応できるものを目指したEX700
 
開発者の松尾さんは「現代のレコーディングで使用される低域もしっかり出るようチューニングをした」というものになっている。
 
ちなみにこの松尾さん。EX90やこのEX700はもちろん
 
後に名器と名高いEX800STやEX1000の開発も担当されたスゴい方。現在はJust Earを立ち上げ、CIEMの開発を行っている。
 
聴いてみた
 



プレイヤーはGRANBEATにて
 
 
聴いてみると、古くささを全く感じさせない音に驚く。
 
 
低域はやや厚みを持って出てくる。
 
ただ、歯切れはとても良いソリッドなもの。
 
高音域は綺麗に出てくるし、音場の広さも当時としてはかなり広い方であると思う。
 
ボーカルはやや遠目。不自然さはない聴きやすいものとなっており、さ行のささりも少ない。
 
分解能も良好な部類。イメージ的には後継のMDR-EX600とかに近いだろうか。
 
 
この機種の面白いのは音源の善し悪しがしっかり出ること。ハイレゾ音源だと空気感もしっかり出てくる。
 
どちらかと言えばある意味「今風」の音になっている。
 
2007年のモデルながら、現在販売されているモデルともしっかり張り合える実力は持ちあわせているかと思う。
 
これはSONYの16mmドライバ搭載機全般に言えるが、こいつらはホント音源とプレイヤーでかなり変わる。
 
もちろんEX700も例外ではない。無圧縮音源やヘッドホンアンプを入れた時でもしっかりと対応してくる。
 
逆に悪い音源は荒まで出してしまう。そんなイヤホンです。
 
 
 
小話
 
 
実は、このEX700。当時はEX90とのキャラクターの違いからもあまり好評ではなかったと言います。
 
EX90はセミオープン型で分解能の良さと高域の伸びが特徴、それに音場の広さが売りで多くのユーザーから好評を得られた。
 
低域がソリッドでインナーイヤー型からの乗り換え時に違和感が少なかったのも利点だろう。
 
この頃はイヤホンからの「音漏れ」が顕著に出て社会問題にもなっていた頃。
 
多くのメーカーがハイエンド機をインナーイヤー型からカナル型にシフトし始めたのもこの頃です。
 
EX700は「音漏れ」に対処するために密閉型になっています。
16mmドライバ搭載もあって結果として低域が出るようになったが、EX90からのステップアップで考えると低域が強い印象を与える結果となった。
 
結果としてマイルドなリスニングモデルとなってしまい、モニターの色が強いEX90のファンには「後継機やアップグレードモデル」ではなく「まったくの別物」に映った方も多かったと聞きます。
 
その上で3倍の実売価格の差があって思うようにユーザーを得られなかった。
 
 
 
当時はポータブルで今のように高音質で聴くユーザーはまだ少数。
 
2007年といえばMDプレイヤーやハードディスクプレイヤーの全盛期。
モリーオーディオも多くて16GB程度で、容量の関係からも入れてる音楽もほとんどが圧縮音源でした。
 
もちろん今のようなプレイヤーのアップコンバート機能なんてほぼない状態でした。
 
この圧縮音源全盛の頃では、全くこの機種を活かせなかったということが見えてきます。
 
 
 
今、このハイレゾ時代となってこのころのハイエンド機の良さが再認識されています。
 
特にEX1000や800STなんかは「ハイレゾ音源で真価を発揮する」とも言われるくらいの完成度で現在でもそれが通用します。
 
それは中古価格の値段が崩れないことが意味しています。
 
もちろんこれはEX700も同じことが言えますが、年式が古いことと偽物がヤフオク等で大量に流通したこともあってオークションでの購入は怖い機種のひとつです。
 
年数の経過と上記の偽物もあって中古でもあまり出回らなくなったことから、レアなモデルのひとつとなってしまいました。
 
 
総評
 
 
SONYの初代16mmカナル型イヤホン
 
松尾さん設計のイヤホンということもあってハズレはほぼありませんね。すごい!
 
 
ただ、出る時期が早すぎたのかと思います。
 
こいつの本当の実力が出る環境が揃う前に、ユーザーはEX1000や800STを手にしました。
 
EX1000が出たあたりからプレイヤーの高音質化が進み、2年ほどでAKシリーズと言った「ハイレゾ対応」のプレイヤーが多く普及し始めました。
 
同じくしてイヤホンも多機構となり、ハイエンドではハイブリッドやマルチBA機が多くリリースされるようになりました。
 
結果として環境が整った頃には多くのユーザーは新型機に行ってしまい、既に5年以上型落ちとなったEX700を手にする方はほとんど居なくなりました。
 
 
だから、今だからこそ、この少し古めのこの機種で聴いてみるといいのだと思います。
 
 
スマートフォンやパソコンと違い、イヤホンはオーディオ機器です。モデルチェンジはあっても陳腐化はしません。
 
古い=音が悪いでも、新しい=音が良い でもありません。
 
 
皆さんも机の引き出しに、あまり最近使ってないってイヤホンがありましたら…たまに使ってみるのも良いと思います。
 
また、新たな発見があるかもしれません
 
 
 
それでは