どうも
ミリシタの動作端末について進展がありましたので、少しまとめてみました。
Android版はサポート終了端末が大幅に増えたため、多くのユーザーを悩ませております。
そこで追加されたモデルからもうすこし深く考察してみました。
残念ながら今回ここに上がった機種の搭載してるチップセットを並べてみました。
32bit機はほとんどアウト
Snapdragon 800/801(32bit)
Snapdragon 400(32bit)
やはりこのセグメントが大きいです。2013〜14年リリースのハイエンドやエントリーモデルですね。
4Gが普及してから2年ほど経過してリリースされたモデルがほとんどで、多くのユーザーに親しまれたモデルになります。
これらはほんとに旧式モデルとして捉えていただくしかないと思います。なんせリリースから5〜6年も経つ端末ですので。
64bit対応なのに非対応となったモデル
Snapdragon 410(64bit Vulkan非対応)
格安機にも64bitの波を吹かせたものの、GPU性能が足りずミリシタでは今回サポート外になる形です。
Snapdragon 617(64bit Vulkan対応)
意外とウィークポイントになってるのがこれ。
ハードウェア上では8コアかつGPUはVulkan対応です。
ただ、今回あがってるモデルは全て32bitモードで動作してる端末になります。
ほとんどが2015〜2016年リリースでメモリの量が少なかったり、アプリ互換性という理由で旧式のモードにて動いてる状態です。
そのため、Vulkanネイティブのバージョンまでアップデートされてなかったり、ドライバが供給されてないことも考えられます。
特にSHV38ユーザーは大変だったと思います。コロコロ変わってたみたいで
(逆にSHV38はダメで同等ハードウェアの603SHが良いのかよく分からない。)
Exynos 5433(64bit Vulkan対応)
該当するのはGalaxy A8のみですが、これは韓国仕様だと32bitモード動作となってる端末です。
(韓国版Galaxy Note4などが該当)
ニッチなところではありますが、これも半ば仕方ないかと。
ひとつ疑問点
ここまでまだサポート外に入ってない端末があります。それは
32bitだけどVulkan対応機という存在
こんなのあるのかよ?と思う方も多いですが、存在します。
これには理由がありまして
・Android 7.1アップデート可能
・メモリ3GB搭載
・Vulkanドライバが実装されてる(Vulkanが使える)
また可能性は低くはなりますが、以下モデルも利用できる可能性があります。
Galaxy Note edge(SC-01G/SCL24)
Galaxy S5 LTE-A
LG G3 Cat.6
Fire HDX8.9 など
さらにはAndroid 7.0までアップデートされた超マレな例です。
こちらもVulkanが使用可能であります。
なお、この2機種については「動けばラッキー」くらいの認識でいいと思います。
逆にこの2機種で動くなら64bit切りではなく、Vulkan切りだったことが分かりますね。
最後に
ミリシタの端末切りのアップデートが12月11日と発表されました。
いよいよ端末切りも秒読み段階に入ったと思われます。
現在微妙なラインにいるSnapdragon 617などのミドル帯SoC搭載端末の動向が気になるところですね。
とりあえずは当初のままと言った所でしょうかね。
過去のサポート外関連の記事はここに置いておきます。
それでは