どうも
今回はタイトルの通りです。
今年発売のウォークマン
NW-A100を手放してしまいました。
なぜ手放したのか
端的に書くと
待機時のバッテリー消費がひどい
ですね。
待機時のバッテリー消費がでかい
正直このA100シリーズ。確かに初代Android ウォークマンのZ1000や2代目のF880と比べると確かに「再生時の」電池持ちは良くなっています。
それでも普通のプレイヤーから乗り換えた方だと「電池持ちは悪い」と感じる方もいるかと思います。
その上で音は発売時に7万円ほどの値段がついたNW-ZX100に近いものになっており、製品としてのコストパフォーマンスは高いと思います。
致命的だったのは「待機時」も同じくらいバッテリーを消費すること
夜に8割くらい残ってるのでそのまま放置、寝て朝起きたら電池が切れてたりしてるのです。そんな馬鹿なと。
Wi-Fiを切ったり不要なアプリを無効化しても改善されることなく…
この点に関しては音楽プレイヤーとしても端末としても致命的だと思います。使いたいと思った時に使えないのは痛い。
そして今回のウォークマンの強みはストリーミング配信も高音質で聴けるというものです。
筆者もストリーミング配信でSpotifyとApple Musicを利用してますが、高音質というよりは色んな曲が聴けるという点に重点を置いてるなと思います。
このNW-A100ではこれらの音源もウォークマン同様のデジタル処理が行われ高音質で聴けるというもの。
便利なのは理解できるのです。
まず、NW-A100シリーズはWi-Fiのみの端末です。
ストリーミング配信でもとなると、事前に自宅等のネット環境がある場所で本体に保存したものを持ち歩くというスタイルが前提になるのでしょうか。
でも、よく考えてください。
外出先でこのブログを見てくださってる今
あなたが手に持ってる端末はなんですか?
そう、ほとんどの方がスマートフォンのはずです。
ストリーミング配信は事前ダウンロードもできますが、なにより「気になったタイミングでいつでも聴ける」が魅力のサービスです。
Wi-Fiのみだとそれが自宅などに限られるわけです。
そして、ウォークマンを手にする人というのは「出先でもある程度音にこだわりのある方」と私は考えてます。
その層って、音源持ってたりする層な気もするんですよね。
わざわざストリーミング配信なんて聴かないといいますか。
そもそもストリーミング配信の音源は音質に関しては「割り切り」をしっかりしているという認識がある層といいますか。
どちらかと言うとこのニーズは前作のA50にあった機能で、Bluetoothレシーバーとしてスマートフォンと接続して聴けばいいのでは?と思いますね。
2台持ちするなら…ね。スマホの方が操作性が良いですので。
そして、前述の通りあまり電池持ちが良くないのでストリーミング配信でオンライン状態で聴くと…
お察しの通りですごい勢いで電池がなくなります。
真の意味でストリーミング配信を高音質で聴くならONKYOさんのGRANBEATのほうが適してるかもしれませんね。
あちらはSIMカードも入りますし、電話機前提なのでバッテリー容量もあります。
こればかりは私の使い方がメーカーの想定したものではなかったと思いたいです。
果たして買いだったのか。
先物というのはどうしても何らかの不具合は覚悟するもの。
他にも惜しいところはいくつかあるんですよね。
・標準プレイヤーが楽曲検索できない
(旧機種はできたのに…)
・他社プレイヤーのイコライザー等を使った状態でウォークマンの高音質機能を使うとノイズが入ることがある。
などなど。
ただ、どれもソフトウェア側のアップデートでいくらでも改善は図れるのかなと感じます。
このNW-A100に関して言えば「着眼点」はとても良いと思います。
・スマホとの2台持ちを前提としたコンパクトなサイズ
・ストリーミング配信等も高音質で楽しむためのAndroid搭載
決して流行の先に行き過ぎてるわけでもなく、乗り遅れてる訳でもない。
かつてのウォークマンは「moraを使った本体で直接配信音源を買うためのAndroid」でしたが、今回のは普通に使えるものになってます。
実際にFiioやONKYOと言った各社もAndroidを使った音楽プレイヤーをリリースしています。
現状ではあのサイズでAndroid積んでてある程度音が良いのはA100の特権です。
ただ、もう少し待ちでも良かったのかなという印象です。
そもそも予備で使えるカジュアルなプレイヤーとして買ったのに、電池持ちの悪さばかりは我慢できず...
ソフトウェアが安定してバッテリードレインが少なくなったらまた購入したい1台ですね。
それでは。
追記しました。電池もちが良くないのはどうやら仕様のようです。