どうも
ひさーしぶりの中華イヤホンです
今回はこちら
HCK DZX 1+8です!
これはなに?
こちらはNICEHCKというセラーで販売されているカスタムメイドイヤホンとなります。
シェルカラーとフェイスプレートを24パターンから選べるそうで、CIEMと市販ユニバーサルの中間みたいなポジションですね。
ちなみにユニット数や構成でこの型番が変わるそうですね。
ちなみに筆者のこれは…1+8
そう1DD+8BAの片耳9ドライバーです。
BAイヤホン大好きな私でもアホか?と言ってしまったくらいです。
直じゃなくてしっかりネットワークが組んであるのもまた。
上部にあるスイッチは低域調整用のもの。
オフにすると低域用のDDがオフになり8BA機になる…らしい。
ステムの音通管が5本…うひゃーこれはすごい。
イヤーピースはかなりものを選びます。
Final Eタイプとかは無理して入れないと入りませんでした。
片耳9ユニットという暴力がおぞましい。面倒なことは書かずにこれはきいてみよう
聴いてみた
試聴曲はこちら
Believe/玉置成実
玉置成実さんのデビューシングルです。
え?SEEDって何年前?嫌だなじゅ…え?18年前…
スノウ・グライダー/Run Girls,Run
唐突にWUGのオタクから円盤が送り付けられたものです。ランガは合同ライブ以外行ったことがないので聴いてみたらまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜好みドンピシャ
Share the lightカップリング曲
Run Girls,Runのファーストアルバムの発売日は5月20日っと。
地下鉄ラビリンス/Wake Up,Girls
Go!Around Subway!!!!
BtBのカップリング曲です。とにかく楽しい。楽しい…またWUGちゃんとラップバトルしたい…
地下鉄をundergroundというオタクは英国面に浸りすぎたか、香港やオーストラリアを満喫してきたんでしょう。しらんけど
アイドルマスター ミリオンライブより
better sweet/豊川風花(CV.末柄里恵)
ミリオン大人組の楽曲…私も歳をとったせいかものすごくなにか親近感を感じるものになってしまいました。
KOHさんらしい曲調のバラード曲。低域が強いのでしっかりドライブできるイヤホンで聴くとかなり良い。
何もない私には/田所あずさ
リファレンスのひとつです。
プレイヤーはAstell&Kern AK300です
圧倒的な音の雨
???
これ400USDクラスの音じゃない。なにこれすごい。
8BAなので、多ドラ特有の情報量の多さと音の密度はある。
そしてハイブリッドなので低域はダイナミック型特有の張り出しのある低域も出てくる。
少し出力のあるプレイヤーで聴くと印象がガラッと変わります。
以前にyinyoo HQ10という10BA機を聴いてみましたが、それとはひとつグレードが上のように感じます。
believeや地下鉄ラビリンスでは低域がしっかり沈むので気持ち良いですね。ここは他ドラBA機とはまた違うところ。
そして、BA型の中高域がとても鮮明かつ濃密に聴こえます。数の暴力なのでこれは恐ろしい。
疾走感のある楽曲とはとても相性がよいと感じます。
スノウ・グライダーやbetter sweetではゆったりとした曲調となるので非常に良質な印象です。
ダイナミックを除いてもBA8機という構成ですが、破綻やクセのある帯域は感じられず、このような楽曲との相性も良好に感じました。
何も無い私にはではギターの弦をつま弾く音がとてもリアルでいいですね。AK300との組み合わせなので、繊細な音もバッチリ拾ってくるスペックはさすがだなと感心します。
強いていえば生音(特にクラシック等)は音が固いので不向きかなという印象を感じました。
スイッチを切るとややあっさりめな音になりましたね。
多ドラらしい音ではありますが、これはこれでアリかと。音源に合わせて使い分けると良いでしょう。
総評
AliExpressではだいたい380USD位で買える模様
なんでこの値段で買えるんだろうか。
BAユニットはKnowlesのものが使われているようで、比較的品質もビルドクオリティも高い部類に感じる。
てか5Way 8BA 1DDのハイブリッドって変態の極みのような構成ながらしっかり鳴ってるどころか、極端にハイ上がりになったりしない点に好感が持てました。
Yinyoo HQ10は結構ハイ上がりになりやすいモデルだったので余計にそう感じたのかもしれません。
現在もオーダーできるそうなので、興味がある方はAliExpressを覗いてみてはいかがだろうか。
てか、DZXってCIEMもオーダーできるんですね。ほへー
それでは