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【連載企画】いまさら聞けないスマホのあれこれ 第2回 最近のスマホはなんで大きくなったの?

どうもこんにちは



連載企画のいまさら聞けないスマホのあれこれのお時間です!

 

 

第2回のテーマは「最近のスマホはなんでおおきくなったの?

 

です。

 

前回はこちらから

 

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皆さんもお持ちのスマートフォン。昔はもっと小さかったのに…と思う声もあるでしょう。

 


そんなあなたにこれさえ覚えれば聞かれた時に大丈夫!というのをまとめました。

 

キーワードは

「回線容量の増大」

スマートフォンの高性能化」

「ベゼルレスと有機ELパネル」

 

です。

 

 

この記事は15分で読めます。

 

スマホのトレンドから見る本体サイズ

 

かつて、スマートフォンと呼ばれるものは今のものよりはるかに画面も本体も小さいものでした。

 

キーボードが搭載されていて画面は大体2.5〜3インチほど。

 

これでもフィーチャーフォンよりは大型でした。

 


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かつてのフィーチャーフォンと言えばこのようなものでしたね。

 

 

そしてそれを覆すものが現れます。


それが、iPhoneの登場です。

 

スマートフォンのデザインを大きく変えるきっかけとなったのはiPhoneだろう。

3.5インチという当時としてはサイズの割には大画面の端末だった。


一方タッチメインのUIは歓迎されたとは言えず、様々な評価を得た。

 

日本では


「絶対に流行らない」
「防水じゃないのは不安」
「画面を見ないとメールが打てないのは使えない」
「画面が指紋で汚れるし、わきからのぞき見される」
「待ち受けも設定できないのは話にならない」
「モバイルサイトが見れないのは話にならない」


特にiモードezwebといったモバイルコンテンツが最盛期を迎えてた日本では、これらのコンテンツが使えないことが痛手だった。

 


以降のAndroid端末のサイズはおおむねiPhoneのサイズに準拠したものになった。

2010年ごろまでは4インチで大画面。差別化でiPhoneより小さくした3インチクラスのものもあった。

 

 

 


4G回線が端末の大型化に火をつけた

 

2010年から韓国をはじめとして4Gサービスがスタートしました。

従来よりも数百倍の回線容量を持つとんでもないものでした。

 

その際言われたことが「高画質な動画体験」と「よりきれいなグラフィックスのゲーム」といったものだった。

そのため、4Gの通信速度、回線容量を生かすなら大画面で高画質!となったのです。

 

もちろん、このモデムを搭載した上にバッテリーの関係で大型化した端末もあります。


大画面スマホは2011年発売のGalaxy Noteを筆頭に5インチクラスに突入。
翌年にはLGやHTCが5インチスマホをリリース。

次いでシャープ、ソニーもフラッグシップは5インチクラスと続きました。
画面解像度がFHD(1920×1080)になったのもこのころです。

 

スマートフォンでFull HD解像度はオーバースペックだよなんて言ってたのが懐かしいですね。

 

また、タブレットも7インチクラスが電子書籍端末などで盛況となりました。


iPhoneも2012年発売のiPhone 5にて4インチとなったほか、7.9インチのiPad miniをリリースしヒットとなった。

 
市場の声で横幅が大きくなり、結果的に大型化


2012~13年ごろに主に海外市場では「もっとでかい端末を出せ」という声が大きくなった。


おもにソフトウェアキーボードが4インチ程の画面では小さい故に打ちにくいという声が多いものだったとか。

日本ではテンキー入力のユーザーも多いのでむしろ「小さい端末が好まれる」面白い市場であるが、グローバルでは少数でほとんどがPCと同配列のものだった。

 

さらに、物理フィードバックのあるBlackBerryなどとは異なることからも「入力しやすい大きめの端末」は需要があった。


実際に2013年ごろのハイエンド機は横幅がやや大きくなった印象を感じるものが多かった。

5.7インチのGalaxy Note3や6.4インチのXperia Z Ultraといった「ファブレット」が多く出てきたのもこのころだ。


なによりiPhone 6シリーズで大型化したのが決起となって以降は各社大型化したモデルを拡張していきました。

 

特に中国ではかねてからファブレット端末が求められていたため、iPhone 6 Plusの発売時は日本に大量のバイヤーが買い付けに来る様子が見受けられましたね。

 


2015年ごろはHuawei P8 MaxやASUS Zenfone 3 Ultraといった6インチ後半クラスのデバイスも現れ
比例するかのように7インチクラスのタブレットは影を落とすようになりました。

 

コンテンツの消費端末から生産端末としての側面を持つようになった

 

 

これはどういうことかと言うと、かつてのスマートフォンはあくまで「コンテンツの消費」に特化したものでした。

 

写真や動画を「見る」

ウェブサイトを「見る」

 

あくまで「見る」と言った体験が多かったのです。

 

2015年頃にはスマートフォンの性能が大きく上がり、今までパソコンじゃないとできないと言われた作業もスマホでできるようになりました。

 

 

今やスマートフォンだけでも動画撮影→編集→アップロードが可能です。

 

写真もRAWで撮影して現像→編集→アップロードの流れもスマホだけで可能です。

 

今では楽曲制作、CAD、3DモデリングなどもスマホでできるようなっておりスマホとPCでのできることの差は縮まりつつある。

 

つまり、スマホタブレットでコンテンツを生み出せる「コンテンツ生産端末」としての側面が出たのです。

 

大画面で「編集したい」

PCで作ったデータを「確認、手直ししたい」

 

そのような声もあって大画面化は進んだとも言われています。

 

iPad Proのようにはなから「クリエイター需要」を狙ったものもあるが、近年はAndroid機でもそのような機種が出ている。

 

筆者の周りでもイラストレーターさんではiPad Proを利用してる方が多い。

中には出先でもデジタルで絵が描きたいという方はAndroid端末であるGalaxy Noteを選択されてる方もいる。

 

もちろん使い勝手やマシンパワーではPCに劣るものもあるが、半数以上のノートパソコンよりも現在のハイエンドスマホは高性能だ。

 

筆者世代ではPC入力のほうがタイピング速度含めてまだ有意だが、近年ではテンキーフリックの方が入力が早い方も多い。

 

今ではまだ少数かもしれないが、今後はPCを一切使わないスマホタブレットオンリーのクリエイターが現れてもおかしくは無いだろう。

 


ベゼルレスの流れとiPhone Xの存在が画面の大型化を加速させた

 

ベゼルを削って画面占有率を上げることは2014年ごろのシャープをはじめに出てきましたが、最初のころは操作しにくいと不評でした。

 

また、ベゼルレスにするためには通常の液晶は使えず、メインボードの配列など端末の設計も難しいものになります。

 

そのため、しばらくは自社で液晶パネルを作れるシャープがほぼ独占していました。

 

その後は焼き付きなども多少は対策された有機ELパネルが普及したことによって、より自由度のあるパネル設計が可能となりました。

 

 

2014〜2015年頃に現れたedge Displayは有機ELパネルが得意とする曲面でも使用可能な最たる例で、これもベゼルレスに向けた第1歩となりました。

 

2017年頃にはGalaxy S8のinfinity Display(18.5:9)やXiaomi Mi MIX(18:9)といったサイズの割に大画面なスマホが増えていきます。 

 


特に2017年のiPhone Xの登場は衝撃を与え、以降のモデルは切りかけカメラ(通称ノッチ)を備えるモデルが多く現れました。

 

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このiPhone Xは曲面の加工が容易な有機ELパネルが採用されており、それによってあのノッチを構成することができた。


現在はパンチホールインカメラや、ホップアップ式などを採用したモデルが多くあり、画面サイズに比べてかなり小型になりました。


トレンドとして切りかけカメラと18:9と言った縦長の画面比率、有機ELパネル搭載がここ2年ほどで普及してゆくことになります。

 


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iPhone 6 Plus相当のサイズであるiPhone Xs MAX

画面サイズも5.5インチから6.5インチとなったが、サイズはほとんど変わらない。

 


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シャープのように液晶パネルでも切り掛けを作ることは出来るが、有機ELパネルのようにギリギリまではさすがに作れない。

 


5G時代のスマホの進化で画面はさらに大きくなる

 


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日本でも正式に5Gサービスがスタートしましたが、また10年前と同じようなことが起こったなと感じます。


5Gでは「複数タスクの同時表示による体験」「大容量回線を生かしたより高品質なコンテンツ」の存在が挙げられており、さらなる大画面化の波は見えてくるだろう。

 

5Gを体感したものとしての感想だ。

 

 

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 そして

 

画面をいくら大きくしても人間の手のサイズは端末に合わせて大きくはならない。

 

かつてのApple CEO スティーブ・ジョブズはこのように遺していた。

 

そのため、従来の片手で持てるスマートフォンの大きさはXperia Z Ulrtaクラスのサイズで頭打ちになるだろうと考えられます。

 

Z Ultraクラスの端末をフルベゼルレスにすれば8インチクラスのものは作れると思います。

 

ただ、あの手のファブレットを手にした方はピンとくるかもしれませんが、あのサイズでベゼルレスになると非常に使いにくいものになると思います。

 

単純にホールド感では持ちにくくなる上に、ギリギリまで画面になってるので誤タップの原因にもなります。

 

それもあって縦長の方向に端末サイズが大きくなった背景もあります。 

 

そんな大画面化に新たな選択として生まれたものが折り畳み端末(フォルダブル)の存在があげられます。

 

折り畳みスマホの話は10年ほど前からありましたが、ついに技術が追いついたと言うべきでしょうか。

 

まだまだ値段面や技術面ではこれから成熟していくものにはなるかと思いますが、今後のスマホはこのような形になっていくのかもしれませんね。

 

 

若い方に体感して欲しい。今という歴史の転換期を

 

かつての携帯電話…今で言うフィーチャーフォンもストレート型だと「画面が小さくて見にくい」という所からフリップ式と言った「折り畳み機構」が搭載された背景があります。

 

この時も2Gから3Gの転換期で携帯電話が「電話をするためだけのツール」ではなくなって言った頃でした。

 

日本でもmovaなどのインターネット接続によるコンテンツの消費時代が訪れました。

カメラの搭載で「写真の閲覧」ができるようになった結果、液晶のカラー化も進みました。

 

結果として「数字や文字を表示するだけの画面」ではなく、「写真やコンテンツも表示できる大きな画面」が求められ始めた頃でした。

 

 

奇しくも3Gの初期に生まれたスマートフォンは4G回線の登場で大画面化、大型化、高性能化を果たしました。

 

そして今は5G回線の登場によってさらなる大画面化…いや、スマートフォンの形そのものが変わるかもという転換期に来ています。

 

そう。今あなたは携帯電話の形が変わるかもしれない転換期にいるのです。紛れもない歴史の目撃者です!

 

そして、従来の折り畳みケータイが「全く使い物にならない」訳ではない。

完全に世の中から消えた訳でもない。

 

今でも通話専用の道具として使うと言ったケースも多く、世界を見渡せば4Gに対応したストレート型ケータイが販売されている地域は多くあります。 

 

今後のスマートフォンもそれと同じことが言えると思います。

 

実際これだけ大画面化が進んだ中でも「コンパクトなスマホ」を求める層は多いです。

 

先日発表されたiPhone SE(2020)やRakuten Miniなどのコンパクトなスマホは、まさにそんな所をつくスマホなのではないでしょうか。

 


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今でもiPhone 8のサイズ感は求められている。

 

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 最後に

 

長くなってしまいましたが、スマートフォンの大型化は回線容量の増大と、有機ELパネルを用いたベゼルレス化と共に大きくなった。

と押えておけば良いでしょう。

 

 

さて、今回は「なぜ最近のスマホは大きくなったの?

 

でした。またね!

 

 

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