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【コラム】私がミリシタの動作端末検証を続ける理由


どうも。今回はただの日記です

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なぜミリシタの検証を始めたのか

 

スマホゲームの動作検証、推奨端末の考察。

 

 これを最初にやったのは、ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルというゲームでした。

 お粗末ながらも検証として上げさせていただいてもう5年が経ちます。

 

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当時学生だった私は友人が

・「スマホのせいでスクフェスができない」

・「フリーズして話にならない」

 

なんて声を常々聞いていました。

 

 それを聞いて「こんな機種ならいいよ」とアドバイスしていたのが事の始まりです。

 その後に多くの同級生から動作状況を聞いたりしてまとめたのをブログにて公開したのが始まりです。

 

 

デレステのリリースが転機となった

 

 アイマス10周年に向けて、スマホゲームとは初となるアイマスのリズムゲームが現れました。それがシンデレラガールズのスターライトステージでした。

 

 動作周りはUntiyモデルも使っている関係で、スクフェス検証時に比べると検証の難易度はハードルが高いものになってたと思います。

 

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検証を可能にした2つの要素

 

初音ミクのファンメイドライブ

 

 

 当時私は初音ミクというキャラクターを用いた、ファン有志のライブを製作するという活動をしていました。

 

 基本的にはMMDモデルと呼ばれる3Dモデルをメインに扱っていましたが、これをやっていたおかげで「3Dモデルのくせや扱いにくさ」についての認識を得ることができたなと思っています。

 

 頭を悩ませた演算影響範囲、暴れる貫通座標、アホみたいに重いエフェクト、頂点数を増やしてPCをクラッシュさせたり…色んなことを勉強させてもらいました。

 

 このファンメイドライブは2019年まで毎年開催しており、現在はFairy Projectとして本日に至るまで様々な企画を考えているところです。

 後にUnityモデルなどもかじり始め、現在のミリシタ検証にも繋がっています。

 

 

ハイエンドモデルを検証しやすい環境にあった

 

 私のようなスマホのオタクを除き、多くの方はスマホは2年縛りに縛られる環境にありました。

 

 デレステがリリースされた年はたまたま多くの同級生が2年縛り満了での買い替え時期にあり、比較的検証しやすい時期にありました。

 

 リリースからわずか24時間でSnapdragon 810/808/805といったハイエンド機でのデータが取れた。

 これは学生という資金的に厳しい立場ながらモチベーション維持の意味でも非常に恵まれた環境でした。

 

ミリシタのリリース

 

 ミリシタの発表があったのは、それこそてづくりのぶどーかんことミリオン 4th 武道館公演の最終日でした。

 

 色んな意味でミリオンライブが終わると思った筆者にとっては「まだ終わらせちゃいけない。」っていう謎の使命感が湧いたのを覚えています。

 

 デレステでの下積みもあり、アプリリリースまでに最新環境が一新されることから、手元には20機ほどの検証機を準備したのが懐かしいです。

 

そして、数を増やして今に至ります。

 

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なぜ、ミリシタの検証を書き続けるのか

 

結論を言えば半分は趣味を生かしたことをしたい気持ち、半分は運営の最適化に負けたくない意地です。

 

 世の中全ての人がスマホやタブレットに詳しくはありません。「どんな機種なら快適にできるのか」を常に模索するのが私にできることです。

 

 根底には学生の頃に最新スマホを買ったのに「デレステがまともに動かない」といってコンテンツから離れた方の存在だと思います。

 

 本人なりに両親を説得して最新のハイエンド機を買っただけに、どこか裏切られた感があったのでしょう。ひどく落ち込んでいました。

 

 私が「地雷」と伝えたのも彼がスマホを買った後だった。もう少し早ければ…と思うところもありました。

 

 その時、どんなにコンテンツが素晴らしくてもそれをプレイする媒体がダメなら、コンテンツの評価も落ちると直感しました。

 

 特にデレステと同時期にリリースのQualcomm  Snapdragon 810世代は、軒並み地雷で燦々たる評価となりました。

 そんなマイナスを被るのは私のようなわかってて検証してる人間だけで十分です。だからデータベースとして、参考媒体として毎年あのような形で残すことにしました。

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これを見れば大丈夫!って媒体を作りたかったのです。自分のために。困ってる人のために…

 

今はもうスマホで困ることは少ない

 

 今はもうスマートフォンの性能も上がり、以前のような地雷はかなり少なくなりました。

 そのため、現在のデータの取り方は以下に変わりました。

 

・より快適さを求める

・公式が揃えるまでのつなぎ

・より深く掘り下げた検証

 

 ロード時間の差分検証、同一端末のロットやリージョン別検証、日本未発売端末の検証などなど。

 正直普通の人にはなんの役にも立たない情報だと思っています。ありきたりの検証だけだともう頭打ちになってます。

 

 それだけ、スマホの単純な性能に不満を持つ方が減ったのだと実感しています。

 

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それでも、この記事を見てくれて

「周年イベントを走り切れた」と言ってくれた方。

「担当アイドルとの約束を果たせた」と言ってくれた方

 

 

こんな言葉をいただけて、本当に嬉しかったです。

 

 

最後に

 

 これだけ端末と情報があるからといっても、私には特別なスポンサーはいません。強いてスポンサーと呼ぶのなら、この記事を読んでくださる皆さんです!

 

これは個人の趣味として始めたことです。

 

 決して誰かに触発されたわけでもない。純粋に誰かの役に立ちたいと思った5年前の私の姿そのものです。

 

 書いててほんとに私はミリオンライブとスマホが好きなんだなと感じました。

 就職して初任給でスマホを輸入し、はじめての賞与もスマホの輸入に使いました。

 各メーカーのクセを掴むために日本で買えるメーカーはほとんど手にとって検証しました。

 日本未発売の端末を最速で輸入するある種のRTAにも手を出すようになりました。

 

 気がついたら手に取ったスマホは累計で180機を数えました。我ながらアホだなと思います。

 

 それでもいいのです。この内容が誰かの役に立ってるのなら。誰かを笑顔にできるきっかけとなったなら

 

 そして、支えてくれる。記事に対して色々指摘したり、質問してくれる読者のみなさんの存在が私が検証を続ける意味であり理由です。

 

 SNS上で引用して頂いたり、リプライ飛ばしてくれることが何よりも嬉しいです。

 

アイキャッチは「まっしろな気持ちのままで

 

 ミリシタのコミュ第55話。私の担当である萩原雪歩さんのコミュタイトルを引用しました。

 

 これをやろうと思った、5年前に抱いた純粋な気持ちを思い出して書いてみました。

 

それでは。