どうも。暑いですね。
それはいいとして
私はこの時を 3ヶ月近く待ちました。
そう
Huawei P40 Proというスマホを...
ではない!!!
そう、このファーウェイのウルトラハイエンド
P40 Pro+の発売をです。
Twitterの代行さんのおかげもあっておそらく国内最速で入手出来ました。
- これは何ていうスマホ?
- 脅威の5つのカメラであらゆるものを鮮明に美しく撮れるP40 Pro+
- スマホカメラの常識をまたもファーウェイがP40 Pro+で打ち砕いた
- P40 Pro+なら動画をより綺麗に撮れる。
- カメラお化けのP40 Pro+ スマホとしてはどうなの?
- 考え方によっては安くも感じるくらい機能がてんこ盛りなP40 Pro+
- P40 Proを見送った理由とは?
- 本当はいろんな人に勧めたいのに、Googleサービスが使えないためおすすめはできないP40シリーズ
- Googleが使えないとは言え今季最強のカメラスマホだ!
これは何ていうスマホ?
ファーウェイがリリースしたスマホの中でもっとも強いカメラを持つスマホ…と言うべきでしょうか。
タダでさえカメラに特化したP40 Proを超える化け物なわけです。
今回はBlack Ceramicにしました。
4面カーブとなっており、手前側も若干エッジになっている
特徴的なカメラ部
Tof(深度センサー)を含めた5眼構成です。
本体のパネルもとても色鮮やかだ
パンチホールのサイズは大きく、どこかGalaxy S10 5Gを彷彿とさせる。
簡単に言えばP30 Proの後継機です。
脅威の5つのカメラであらゆるものを鮮明に美しく撮れるP40 Pro+
そんな化け物スマホともいえるファーウェイのP40 Pro+のカメラ構成は以下の通り
メイン 5000万画素 f1.9 23mm RYYB OIS
超広角 4000万画素 f1.8 18mm RGGB Ultra Wide Cine
3倍望遠 800万画素 f2.4 80mm OIS
10倍望遠 800万画素 f4.4 240mm OIS
Tof(深度センサー)
フロントカメラ 3200万画素
もう狂ってますよね。
光学10倍 240mm相当ですよ
これだけ積んでよくぞあの薄さに抑えたなというところ。
スペックはざっくりと
SoC:Kirin 990 5G
メモリ:8GB
ストレージ:256/512GBの仕様です。
Kirin 990 5GはワンチップSoCなので、ほかの5G対応機と比べても電池持ちが良いといわれています。
バッテリー容量も4200mA/hと必要十分です。
スマホカメラの常識をまたもファーウェイがP40 Pro+で打ち砕いた
P20 ProやP30 Proで写真撮影の常識を変えた。
そしてMate 30 Proで動画撮影の常識を覆しました。
そして、P40Proでは更なるズーム性能の強化によってコンパクトデジカメを、エントリークラス以下のハンディビデオカメラを完全に過去のものにしました。
スマホのカメラにしては驚異の光学10倍240㎜相当、ロスレス20倍480㎜相当
もうこれはスマホでできる倍率ではありません。
昨年のP30 Proのロスレス10倍も「すげー」と思いましたが、この点に関してはもう別次元です。
なによりこの潜望鏡レンズでも手振れ補正が効くのです。
以下作例です。
やはり綺麗ですね。これはファーウェイらしい
今回は分かりやすくするため、特に局注のないものはAIオートにて撮影しています。
ちなみこちらは比較でP30 Proにて撮ったものです。
そしてここからはズーム性能の作例となります。
超広角カメラ
等倍(標準カメラ)
3倍望遠
10倍望遠
20倍望遠(ロスレスズーム)
50倍望遠
100倍望遠
さすがに50倍以降は塗り絵のようにはなりますが、この倍率でも思った以上にディテールが残っています。
この位はっきり写るなら、ここに人が立っていても概ね判別できると思います。
ちなみに被写体までの距離は撮影位置から直線距離で約670mあります。
それではみんな大好きP40 Pro+のズームテストの時間です
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年6月16日
面倒なので
1倍/3倍/10倍/30倍です。 pic.twitter.com/GXG9eRJgHJ
P40 Pro+ ズームテスト その2
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年6月16日
1枚目から等倍/10倍/20倍(ロスレス)/100倍です。
位置的には撮影地点からこの被写体まで直線距離で670mほどあります… pic.twitter.com/QNMesjeOkz
静止画撮影はよりナチュラルな色になりました。
P30 Proが高感度重視でRYYBセンサーを積んでいたのに対し、P40シリーズはRYYBセンサーながらもカラーセンサーを別途搭載し、色味を補正できるものとなりました。
被写体によってはY成分が強く、黄色っぽくなることが度々指摘されたP30シリーズから大きく改善されています。
静止画はやはり光学10倍に対応となったので、より撮影の幅が広がったと感じます。
そして面白いのが、ゴールデンスナップ機能。
通行人やガラスの反射をを消せる機能です。
編集の面でもAIを駆使したことができ、写真を撮るだけでなく作る面でも手軽にできるようになりました。
P40 Pro+なら動画をより綺麗に撮れる。
P40 Pro+は同社のMate 30Proと同等クラスのの動画撮影が可能です。
Ultra Wide Cine Cameraを備えたことで7620fpsのスローモーション撮影やISO51200の高感度撮影、驚異的な手振れ補正などが可能になりました。
P40 Pro+というかMate 30Proからだろうけど、動画撮影性能がえぐい。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年6月16日
この露光差を的確に処理できる上に肉眼ではほぼ真っ暗なトンネルもここまで明るく撮れる…
これ下手なビデオカメラいらないのでは pic.twitter.com/VhOBzSXIsQ
お子様の運動会などで三脚にビデオカメラを構えて撮るのは、もう前時代的なものになるかもしれません。
もちろん、比較的高価格(10万円クラス)のビデオカメラは動体追従性能や光学ズーム倍率などでまだまだ差別は図られています。
一昔前のハイエンドビデオカメラクラスなら対して変わらないスペックをスマートフォンであるP40 Pro+は手に入れてしまったのです。
カメラお化けのP40 Pro+ スマホとしてはどうなの?
スマホとしてのスペックは昨年のハイエンド機相当でしょうか。
Kirin 990は世界初の5Gモデム搭載SoCだったので大きく注目されましたが、基本的にはExynos 9825ほどの性能しかありません。
(それでも十分高いスペックではありますが)
そして5G対応です。
現在国内で販売されているSIMフリーの5G対応端末はほぼ全てHuaweiのモデルとなります。
実際にMate 30 Proでは相性問題のあるドコモ系の5Gを利用できることが報告されています。
画面は6.67インチと大型になりました。
90Hzのリフレッシュレートに対応したOLEDを搭載しています。
画面は4面カーブを描く独特なものとなり、本体左側の大型パンチホールカメラが特徴となっています。
そのほかにも40Wの高速無接点充電規格に対応していたりと、細かいところでP40 Proと差別化されています。
個人的には指紋センサーの位置がP30 Proに比べてやや上に行ってしまったのがちょっと惜しいところかなと。
考え方によっては安くも感じるくらい機能がてんこ盛りなP40 Pro+
え?スマホに14万???
それは安くはない思う方も多いでしょう。
でも、並みのビデオカメラと高級コンデジ並みの機能を備えたカメラです。
と考えれば比較的安価なのでは?と感じませんか
しかもカメラ部はライカ監修です。
もちろん専用機とは操作性やレンズの品質などでは劣りますが、単純なスペックでは非常に肉筆しています。
これにSDカードなども調達すればP40 Pro+のお値段にほぼ並ぶのです。
P40 Pro+ならおまけで5G通信もできるハイエンドSIMフリースマホがつくんですよ!と考えればどうでしょう。
ほんと、安いですよね。
しかもこれが難なくポケットに入るわけです。
革命ですよ。
P40 Proを見送った理由とは?
カメラスペックも十分過ぎるP40 Pro
こちらは日本国内でも発売されることから注目が集まっています。
いつもであれば4月発売のP40 Proを買う予定でいましたが、今回結果として見送った理由は以下に記します。
1.P40 Proのカメラ画角が使いにくいから
何を言ってられるか分からない方もいるかもしれせんが、P40 Proのカメラは画角的には使いにくいのです。
これは、私がP30 Proを使っていた感想がそのまま当てはまります。
P40 ProとP30 Proは望遠端が125mmの5倍になっています。
そのため、日常的に使う50〜80mmの画角がデジタルズーム域となり画質的にも非常に使いにくいのです。
昨年ベタ褒めしたP30 Proにおいての唯一の欠点とも言えるポイントでした。
実際P40 Proもかなりそのような点を感じており、イメージ的には「動画に強くなったP30 Pro」の感覚が拭えませんでした。
今回選んだP40 Pro+では10倍ズームというアホみたいな性能の代わりに、それを補完するための80mm相当の3倍ズームレンズが実装されています。
そのため、これを使うことでより日常的にも使いやすいものになっているのです。
個人的にはP30やMate 20Proのカメラ構成は最も使いやすいものだと思っています。
その画角を持ちつつ、ズーム性能を強化した点は高く評価したいと思います。
・昨年発売のフラッグシップモデル P30 Proと使い分けができる点
昨年発売のP30 Proは16-125mm相当の光学レンズ画角をもっています。
そのため、デジタルズーム域であるハイブリッドズームの得意な画角も変わってきます。
特にスペック上には現れてこないのが光学画角内のハイブリッドズームです。
実際P30 Proは実質的なデジタルズームとなる100〜120mmの画角はシャープネスに欠けるので苦手な画角と言えます。
また、125mm以降の画角でも光量が取れない場合などは、標準レンズのままデジタルズームすることもあります。
そこを80mm相当の画角で補完できるP40 Pro+の存在はまさに願ったり叶ったりでした。
・GMSが無い
どちらにせよP40 Proの国内版でもGoogleが使えないので、これならわざわざ日本版を買う意味が感じられないと言うのもありました。
本当はいろんな人に勧めたいのに、Googleサービスが使えないためおすすめはできないP40シリーズ
何と言っても惜しいところは北米の措置によってGoogle mobile Service(GMS)が使えない点が非常に厳しいです。
複数のメディアなどでGMS導入が試みられてる例もありますが、OSのアップデートで動作が不安定になったり起動しなくなる可能性を否定できません。
GMS導入の際はこちらがわかりやすいです。
必要なものもリンク先からダウンロードできます。
代替えとしてHuawei Mobile Service(HMS)が導入されていますが、まだまだ使い勝手においてはGMSに到底追いつくこともありません。
ストアであるApp Galleryのアプリ数も中華アプリがメインな上にかなり少ないです。
筆者はかつてApp Galleryよりアプリ数で悲惨だったBlackberry OSやWindows 10mobile機をメインで使ってきていたので、GMS無しでも使える耐性がまだあるのでいいですが、使えないと困る方が大多数なのではないでしょうか。
現在筆者はGMSは導入せずApk Pureというストアから必要なアプリをダウンロードして利用しています。
そのため、ガジェットマニアの端末としては素晴らしいですが、一般の人が使うスマートフォンという「道具」の観点では致命的にダメだと思います。
Googleが使えないとは言え今季最強のカメラスマホだ!
これは間違えないと思います。
手振れ補正まで効く光学10倍ズームに、P30 Pro譲りの超高感度
そして、Mate 30 Proの驚異的な動画撮影機能を全て備えてるのです。
言わば、スマホとして使うよりも「5G通信のできるカメラ」という認識でいます。
ちょっと前のLumia 1020やLumix DMC-CM1/10みたいなイメージです。
現時点では発売も中国版のみで、White ceramicのカラーはまだ未出荷なのではと言う情報もあるくらいです。
今季のスマホはGalaxy S20やXperia 1IIと使ってますが、このP40 Pro+に勝てるスマホはありません。
パッと綺麗に撮れる点では並ぶことすらできません。
もちろん、Galaxy S20やXperia 1IIだってすごいんですけどね。
P40 Pro+が化け物なだけです。
そのくらいの桁外れのスペックとそれに似合う写真や動画が撮れます。
恐らく日本では入ってこない点や、Googleが使えない点でハードルはやや高めですが「圧倒的なカメラ性能」を求めるならこれ以上のものはありません。
ぜひ、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
追記をまとめました
それでは