どうも。ミリシタの3周年イベント
改めてお疲れ様でした。
嬉しい結果になった方。悔しい結果となった方それぞれだと思いますが、筆者としては充実した2週間でした。
筆者は色々とあって当初目標には行けなかったものの、とりあえず担当アイドルそれぞれ1000位以内というものは達成できました。
わぁ〜みらいちゃんも来てくれました〜
そして今回は、ミリシタの3周年イベントから見た今後の端末の選び方
ということで書いてみました。
ミリシタの3周年イベントで変わったこと
何よりリフレッシュタイムが長くなったこと、ブーストが回数制になったことでしょうかね。
今までの「30分間理論値で回り切れ」ではなく「10回までで3時間以内に使ってね」に変わったのである。
これは、前回イベントがロード時間。
すなわち端末の性能差がポイント変動にモロ受けることから、それの公平化として公式さんが対応してくれたのだと感じます。
私も従来はこの「ロード時間」にとにかくフォーカスを当てて1年間検証を続けました。
まぁ、昨年ほど追い込む必要がなくなったと言うべきでしょうかね。
ある程度イベントを楽しみたい方へ
言わゆる周年イベントのランキングでアイドル内1000位以内
通常イベントなら毎回3万Ptを狙う方々でしょう。
正直なところ、1000位であれば4年落ちのハイエンド端末でも十分狙うことは可能です。
そのため、適度に楽しむのであれば端末の種別は問いません。
多くの方が今お手持ちの端末でスペック的にはなんら問題がないことの方が多いかと思います。
ただ、39人ライブは満足に動かせる性能があると良いかなと思うのでとりあえずこの位はあると良いでしょう。
iPad Pro(初代)以降のiPad(iPad第5世代を除く)
基本的にはApple A10/A9Xがあれば良いでしょう。さすがにA9では性能不足感が否めません。
ハイエンド
2017年以降のモデル(ミリシタと同時期リリースの端末)
※HiSilicon Kirin 960とMediaTek Helio X30搭載機を除く
ミドル帯
2019年以降のモデル(Snapdragon 6xxは厳しい)
昨今では総務省の端末値引きの規制から、ミドル帯よばれる比較的安価なスマホがキャリアからも多く出るようになりました。
近年ではOPPOやXiaomiと言った中国勢が強く、次いでSHARPなどが得意とするカテゴリとなっています。
実際、今年の大手キャリアの販売端末のうち半分がこのミドル帯とよばれるものになっています。
これらのミドル帯とよばれるもののスペックは2〜3年前のハイエンド端末相当となっています。
そのため、ミリシタをただ動かす分にはなんの不満も少ない端末となっていますね。
ミドル帯SoCを書いていくと
()内は主な搭載機です。
Snapdragon 765
(SoftBank OPPO Reno 3 au Xiaomi Mi10 lite)
Snapdragon 730(Xiaomi Mi Note 10)
Snapdragon 720(Redmi Note 9s)
Snapdragon 710(OPPO Reno A)
Snapdragon 675(SAMSUNG Galaxy A60)
Snapdragon 670(Google Pixel 3a)
正直これより下のグレードはややストレスを感じるかと思いますね。
特にSONYやSHARPのミドル帯は現行上位でもSnapdragon 665と非常に惜しいですね…
Snapdragon 660クラスもひと昔前よりはまともにはなりましたが、これでもある程度の妥協が必要になるかと思います。
また、ミドル帯で強かったHuaweiは制裁のためGoogle非搭載でのリリースとなっています。
そのため、今回は参考に含めていません。
簡単にまとめれば
ミリシタをゆるーくやるなら3年前のハイエンドスマホでも大丈夫!ということです。
あとは各種ベンチマークで同等スペックならそこまで大きな問題にはならないでしょう。
ミリシタのイベントをガチでやりたい方へ
今まで通り最新ハイエンドの購入をおすすめします。
周年イベントでは形式が変わったとは言えど、それ以外のイベントは従来通りです。
そのため、ロード時間まで惜しむプレイングならロード時間が少ない最新モデルの方が確実に優位に立てます。
それこそ1世代分の差は1回のロードで1秒あるかないかです。
でもそのロード時間で勝敗が別れることが十分にあり得る世界です。
実際に周年イベントでGlow Mapを永遠に走る形で考えた場合、1秒のロード時間の差はかなり大きくなります。
Glow Mapの完走にかかった時間は手持ちの検証でも以下の通りです。
条件
楽曲選曲画面からの操作でスタート
リザルトタップスキップし楽曲選択画面に戻ってくるまでの時間で計測
Glow Mapはソロライブ 2MIXにて
解像度は2D
初回ロード後の2回目より計測
参考
Glow Mapは2分25秒
手持ちの端末、環境での検証となります。
Snapdragon 865 2分53秒78
(3台合計9回平均)
手持ちの端末別ではnubia RedMagic 5Gが平均値2分52秒92でトップ
Snapdragon 855 2分55秒36
(3台合計9回平均)
手持ちの端末別ではnubia RedMagic 3が平均値2分54秒78でトップ
Snapdragon 845 2分57秒25
(3台合計9回平均)
手持ちの端末別ではXiaomi BlackSharkが平均値2分56秒90でトップ
Exynos 9825 2分55秒28
(Galaxy Note 10+ 5G 5回平均)
Apple A13 2分53秒35
(iPhone 11Pro 5回平均)
Apple A12 2分55秒85
(iPhone Xs/iPad mini 5th Gen. 合計8回平均)
Apple A11 2分57秒12
※iPhone Xの数値は全て2分56秒台後半でした。
Apple A12X 2分52秒87
(iPad Pro 3rd Gen. 有線接続 5回平均)
A12Zの4th Gen.と大きな差はない。
Apple A10X 2分56秒34
(iPad Pro 10.5 5回平均)
現在では最新のiPad Proが実質的な理論デバイスとなるため、仮に手持ちの端末とロード時間に1秒の差があった場合は以下のようになります。
リードタイムが1秒あるので、単純に考えた場合145回目のプレイ時には端末性能のみの理論値で1回分のポイント差がつきます。
単純な計算であれば
15時間でびっちりGlow Mapを走り続けたとした場合の差は
平均が2分53秒の端末なら312.1回
平均が2分54秒の端末なら310.3回
平均が2分55秒の端末なら308.5回
参考値の通りそれぞれプレイできることになります。小数点以下切り捨てた場合1秒の差が続くとすれば、4倍ブースト2回分に当たる4320Ptの差が1日あたり発生します。
そのため、これが6日続いたならポイント差は端末分だけで最低でも25290Ptとなります。
1回の周回のわずか1秒の差が、周年イベントレベルになるとトータルではこれだけの差を生むことになるのです。
もちろん、アイテム回収の周回であればお仕事絡みでロード時間はさらに増えるので、読み込みの速さは獲得ポイント数に直結します。
これが端末課金の極意です。
もちろん、これをやるには途切れない集中力と言ったメンタル的なところが重要かもしれません。
ただ、リードタイム1秒の余裕が2.5万Pt分の余裕にもなるという逆転の発想もできるわけですよね。モノは考えようですね。
そのため、本当にイベントでトップレベルを狙うなら端末課金をしてください。
こうやって気になったスマホを吟味するのもいいですよね。(モデル:桜守歌織さん)
ちりも積もればなんとやらです。
ロードタイムでリファレンスから3秒差がついたら、同じようにプレイしていても最低でも7.7万Ptの差がつく可能性があるのですよ!!!
これは課金の価値はあると思いませんか?
最後に
今回ミリシタの周年イベントの仕様が変わって正直今までのSVチャレンジのデータはなんだったのだろう…となってしまったのが本音です。
そのため、均一で取れた検証がこのGlow Map周回くらいしか無かったのも事実です。
私としては楽しめる範囲が増える、より多くの人がミリシタを楽しめるという点では良い方向に向かってくれたイベントだと思っています。
以前よりも端末課金の優位さと言うのは感じ難くはなりましたが、依然として獲得ポイントとして楽観視できないほどの差が生まれるのは事実です。
何より、端末課金は基礎ポイントみたいなものです。乗り換えた分の差はそのまま通常のプレイに反映されていきます。
誇張表現なく無意味な課金ではないと思います。
それでも、端末スペックが全てのデレステなどに比べれば遥かにユーザーライクな仕様となった訳です。
昨今の端末事情を踏まえればミドル帯スマホのオーナーさんも多いですし、一般にはスマホの寿命が3.5〜4年と言われるくらいのものとなりました。
そんな3世代以上前の端末でも、あのクオリティで「ある程度快適に遊べる」という面では本当にミリシタの最適化というものは素晴らしいと思いますね。
それでは。
次こんなのを書くのはフォトスタジオ実装時でしょうか。