どうも。今回は、安かったのでつい買ってしまう事ってありますよね。
そんなわけで、Huawei Mate 20 Proを買ってしまいました。まぁ、3.8万円の魔力に勝てませんでした。
38kという提示額を出されたので買わないという選択肢は無くなりました。#はぁ〜また買っちゃった
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年8月1日
今更ながらHuawei Mate 20 Proかいました pic.twitter.com/M8CUhqCBqh
これは仕方ないですね。
- Mate 20 Proってどんなスマホ?
- 初のKirin 980 SoC搭載のスマートフォン
- P20 Proの性能を引き継いだカメラ性能
- 普段使いでも全く不満を感じさせないハイスペックなMate 20 Pro
- 最後に。まだまだ現役で使えるMate 20 Pro
Mate 20 Proってどんなスマホ?
Huaweiの2018年に発売されたフラッグシップスマートフォンとなります。日本ではSoftBankでも取り扱いがあり、話題となりました。
本体は近年よく見る普通のスマートフォン。画面サイズは6.3インチで上にノッチがあるのが特徴ですね。
電源ボタンは赤色のアクセント
SIMスロットは本体下部に。イヤホンジャックはありません。
初のKirin 980 SoC搭載のスマートフォン
Huaweiの場合、毎回秋頃のMateシリーズをフラッグシップと位置付けており、この時期に最新のチップセットに更新されます。
このKirin 980は世界初の7nmプロセス製造されたチップセットであり、NPUと呼ばれるAI性能を強化したチップとなっています。GPUがARM Mali G76 MP10に進化し、GPU Turboもかかるようになったので、3Dコンテンツもより快適に動作するようになりました。
P20 Proの性能を引き継いだカメラ性能
発表当初「驚異的」と言われるほどのカメラ性能を持った、P20 Proの性能とLeicaチューニングをそのまま引き継いでいます。カメラUIも基本的にはP20 Proと変わらないものになっています。
このMate 20 Proでは従来までのモノクロセンサーを廃した代わりに、16mm相当の超広角レンズを搭載しています。
カメラ配列はセンターに四角を描くものになりました。
スマートフォンにおける超広角撮影において、画質面でも実用可能なレベルに持っていったMate 20 Pro。超広角レンズ自体はLGが早くから採用したが、画質的に良くはなく、新たなジャンルを切り開いたイノベーターとなりました。
以下、Mate 20 Proでの作例です。全てオートにて撮影しています。
このMate 20 Proではスーパーマクロ機能が搭載され、かなり寄った時でもAI処理でクッキリと写し出せるようになってます。この機能ははKirin 980のハードウェアに絡んだものなので、P20 Proでは利用できないものになっています。
写真を見てもやっぱりクオリティの高さは健在と言えますね。特に後継のP30シリーズやP40シリーズはRYYBセンサーのため、やや黄色が強めに出る傾向があります。
一方で、Mate 20 ProまではRGGBセンサーがメインですので、そのような傾向もなく自然な色味で撮れる点も特徴です。また、アップデートでP30と同様に、30倍までのデジタルズームが可能になっています。
2年前のスマホとは思えない作品が撮れる
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年8月1日
P20 Proとはまた違うが、RYYB 採用のP30やP40とも違うナチュラルな出色 pic.twitter.com/xYlNLlqM9T
普段使いでも全く不満を感じさせないハイスペックなMate 20 Pro
プロセッサーもKirin 980搭載でメモリは6GBと、一般的に困ることはない性能です。同じプロセッサーを採用するP30 Proを利用していますが、Snapdragon 855相当のスペックはあるので、動作において不満はないです。
ストレージの拡張については、独自規格のNMカードに対応しているため、後から容量を増やすことも可能です。(ソフトバンク版は不可)
基本的にPシリーズをメインで買っていた筆者にとって、地味ながらも初のMateシリーズになります。画面解像度が2K+のものになっていたり、ステレオスピーカーが採用されるなど、同世代に当たるP30シリーズでは削られていた部分がしっかり備わってると感じますね。
そのため、フラッグシップを使ってるなと言う感覚にはなります。Mate 20 Proでは初の無接点充電やリバースチャージ、画面内指紋認証にも対応しているので、機能面でも最新のスマートフォン見劣るすることのないものとなっています。
最後に。まだまだ現役で使えるMate 20 Pro
北米の制裁によってこのMate 20 Proは、GMS(Googleサービス)を正規利用可能な最後のMateシリーズになっています。端末の完成度の高さもあってか、今なおGalaxy Note 9やiPhone XS並みに値段の落ちない端末となっています。
そして、多くのライターなどが「非常に使いやすいスマホ」と好評していた理由が、使ってみるとなんとなく分かった気がしますね。
P30 ProにP40 Pro+を利用している身として、その前のP20 Proを使っていた身として言うのであれば、Mate 20 Proはカメラ性能が高いだけではなく、「これ1台で安心してメイン機としてもバッチリ使える」機種となります。
ファーウェイのPシリーズは確かにカメラ性能こそ化け物ですが、それ以外のスペックは同世代機の並以下なものも多いです。そのようなものを一切感じさせない完成度の高さが、発売から2年経ったいまなお、Mate 20 Proというスマートフォンがファンに愛される理由なのかもしれません。