どうもこんにちは。今回は買ってしまいました。買えてしまいました。ということで、今回はGalaxy Foldオーナーという目線でこのGalaxy Z Fold2をみていこうと思います。
もう今年スマホ買いません。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月21日
2番目に欲しいスマホ Galaxy Z Fold 2が手に入りました。
時代はやっぱりフォルダブルです。 pic.twitter.com/km2RNfp3NR
- Galaxy Z Fold2スペックや外観をチェック
- 完成系となった折りたたみスマホ。Galaxy Z Fold2
- 単体のスペックでも一級品のハイエンドなスマホに仕上がった
- Galaxy Z Fold2を使ってみて感じた進化
- Galaxy Z Fold2の惜しいところ
- au版のGalaxy Z Fold2ってどうなの?
- 最後に。5年先の未来を先取りできるスマートフォンがGalaxy Z Fold2
Galaxy Z Fold2スペックや外観をチェック
SoC Snapdragon 865+ 5G
メモリ 12GB
ストレージ 256/512GB
画面
カバー画面 6.2インチ
メイン画面 7.6インチ
カメラ
フロントカメラ
リアカメラ:1200万画素の超広角、標準、2倍望遠カメラ
バッテリー4500mA/h
カラーはミスティックゴールド。光の当たり方的にはピンクっぽい色にもなります。
カメラはGalaxy Note 20シリーズのような形状になっています。出っ張りが目立ちますね。
背面はフロストガラスとなっており、指紋が目立ちません。
閉じた状態でもスタイリッシュになった。
電源ボタンは指紋認証を兼ねたものになっています。
完成系となった折りたたみスマホ。Galaxy Z Fold2
昨年にリリースされたGalaxy Foldはまさに革命のようなスマートフォンでした。継ぎ目というものがない大画面。閉じた状態では小さい画面。数年前の我々か夢見たであろう端末が具現化された究極のスマートフォンです。
ただ、この次世代とも言えるスマートフォンにも弱点がいくつかあり、場面においてはとても不便に感じることもありました。
ただ、プレスリリースの時点で欲しいと思ったスマホなだけに、遅かれ早かれ買っていた未来は変わらないかと思いました。欲しかった理由として、Galaxy Foldで感じた弱点がかなり解消されていたのです。個人的に感じたGalaxy Foldの不満点は以下の三つだ。
・フロント画面の小ささ
・メインスクリーンの耐久性
・ヒンジの耐久性
実際に使っていた身としてはそこまで「耐久性がない」とまでは感じなかったものの、ドット抜けや発光不良といった事例を多く見たことからも不安要素としてつきまとっていたように感じます。
閉じて小さく、開いて大画面が売りのスマートフォンだ
カバー画面が大型化したことで、使いやすくなった
6.2インチ 21:9のアスペクト比となったフロント画面は、4.6インチでなかなか使いにくかった初代に比べたら大きさ含めて一目瞭然だ。感覚的にはGalaxy S20などに近いものになっている。正直、Galaxy Foldユーザーの多くがフロント画面の大画面化を要望していたこともあってこの進化は本当に嬉しいものです。
Galaxy FoldのNokia E90感あふれるフロント画面も好きだが、実用性で言えばGalaxy Z Fold 2に軍配が上がります。
メイン画面も初代Foldの7.3インチからZ Fold2は7.6インチと大型化。
実は本体サイズもZ Fold2の方が若干大きい関係で、その分メインスクリーンも大きくなっていました。その上で、フロントカメラのノッチも小型化し、パンチホールノッチになったので体感的にはサイズ以上に大きくなったと感じますね。
また、初代では樹脂製の画面だったものがGalaxy Z Flip同様のガラスタイプのものになっています。そのため、耐久面や手触りでも大きく向上しています。
今回のZ Fold2はメインスクリーンは120Hzの高リフレッシュレートにも対応。フォルダブル端末で高リフレッシュレートに対応している機種は、この機種が初なのではと感じます。
Galaxy Z Fold2は横幅が大きくなったぶん、メイン画面では人によってはホールドしにくいものになりました。ここはGalaxy Foldのサイズ感が絶妙だと再確認できます。
Galaxy FoldとZ Fold2の違いは横幅
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月22日
実はZ Fold 2では片手ホールドがややきつくなることが多いだろう。その点は初代Foldが優秀である pic.twitter.com/CgM80q2vBg
ヒンジの耐久性は初代Galaxy Foldでも未知数と言われていましたが、あまり良いものとは言えませんでした。初代は「開くと閉じる」しか基本的にできず、中間でホールドしたりすることはできませんでした。いわばロックのかかるのが1番開いた時のみと言う形で、マグネットで止められる位置以外は画面がブラブラするんですよね。
Galaxy Foldのヒンジ機構
Galaxy Z Fold 2のヒンジ機構
ふたつを見比べるとヒンジ部の厚みが増しており、曲面部分の負荷が初代Foldに比べて分散されているようになっています。
Z Fold2ではヒンジ機構に大幅な改良が入り、Galaxy Z Flip同様にヒンジ部が自立できる機構になりました。そのため、ラップトップタイプの2画面スマホのような使い方もできるようになっています。
このようなテントスタイルで使うこともできます。
このようなスタイルでカバー画面にプレビューを表示することもできます。
こちらはGalaxy Foldにもアップデートで使えるようになってます。
Galaxy Z Fold 2のカバー画面ビューは被写体を映し出せるので、撮られる側もポージングが分かって便利。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月22日
高画質なアウトカメラで自撮りもでき、サブ画面でプレビューできるのはまるでかつてのnubia XやVivo Nex Dual Displayを思い出させてくれる pic.twitter.com/VNv5GcDOdc
単体のスペックでも一級品のハイエンドなスマホに仕上がった
Galaxy Z Fold2は折りたたみのできるフォルダブルスマホであると同時に、現時点で市場に出てるスマホでもトップクラスの性能を持ちます。
核となるSoCはSnapdragon 865+を採用している。現時点ではKirin 9000に次ぐハイエンドチップなだけあって、使ってて不満になることはほぼないかと思います。
メモリは12GBと大容量。Galaxy Foldが得意とするマルチタスクも難なくこなします。カメラは標準、超広角、望遠の3眼となっている。それぞれ1200万画素となります。Galaxy S20のような64MP構成のセンサーでもなければ、Galaxy FoldやGalaxy S10のようなワイドアパチャー機能があるわけではない。作例は以下のようになる。
ちょっと今までにないタイプですが、個人的には写りもよく使い勝手も良くて好きです。
Galaxy Z Fold2を使ってみて感じた進化
これ、Galaxy Foldオーナーなら1番欲しいスマホなのでは?もちろんフォルダブルとしては最初期のGalaxy Foldとは異なり、2世代目となっただけあって、プロトタイプ感というのはかなり少なくなっています。
まず、カバー画面は4.6インチから6.2インチと大型になったことで、非常に多くの情報を表示する事ができるようになりました。特にメインスクリーンとフレキシブルに画面を切り替えたり、文字入力のしやすさという観点からは格段に利便性が向上しています。正直このために買ったとも言っていいくらいのものです。
単体のスマホとしても使いやすく進化しており、特にカバー画面での操作性は制約のあった初代から格段に改善しています。メイン画面は120Hz対応。対応コンテンツだとヌメヌメ動きます。フロントカメラがパンチホールとなったことで、画面がかなり広くなっているように感じます。
フレックスパネルの材質もガラスとなったので、以前よりもかなり手触りが良くなりました。これに伴いタッチ感度も向上しています。
フォルダブル端末では絶望的と評したリズムゲームも普通に使えるレベルで進化しています。タッチ感度向上やカメラ部がパンチホールになったことなどから、これなら割と真面目にスマホとタブレット端末を両立したような使い方ができます。
Galaxy Z Fold 2でいちばん感動したこと
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月21日
フォルダブルではリズムゲームは無理ゲーと言われるくらいタイミングやらがシビアなのだが、Z Fold 2は1発設定をしてやるだけで普通にプレイできるレベルで使える
確実にタッチパネルについても進化してる pic.twitter.com/78W0Mgbd4z
そして何より初期で保護フイルムが貼ってあるのがとても嬉しいのです。Galaxy Foldではスクリーンの材質の関係から保護フイルムは非推奨でしたので、嬉しい進化点です。
マルチタスクは特に3画面分割ショートカットは便利で、特定のアプリを特定の配置で起動できるとても使いやすいです。マルチタスクで使うのがある種メインのGalaxy Foldシリーズには必須ともいえる機能です。バッテリー持ちもかなり良くなっています。スタンバイでの消費も少なく、タブレット端末に近いといえますね。
Galaxy Z Fold2の惜しいところ
個人的にはほとんどないと言えますが、ヒンジという物理機構を持つ関係で耐久性で不安があるとは言えます。ただ、初代よりは明らかに良くなっているので少しは緩和されています。
あとは防水防塵ではないこと、FeliCa非搭載なところもありますね。S-Penが使えないのが不満なんて声もききましたね。
確かにこの大画面でペンが使えるとほんとの意味でノートみたいですよね。不満というよりは個人的にも使えたらうれしいという要望です。
個人的には価格が抑えられるとうれしいですね。スタートが15万円くらいになれば、より多くの方がこの未来のスマホを体感できると思います。このGalaxy Z Fold2でもGalaxy tab S7のように単体でDeXが動くと嬉しいですね。
あと、どうでもいいですが付属品がGalaxy Foldより削減されてますね。イヤホンはGalaxy BudsからGalaxy Note 10+に同梱の有線タイプのものにグレードダウン。ケースも付属しなくなりました。また、日本版はケーブルは付属するものの、ACチャージャーが付属していません。
au版のGalaxy Z Fold2ってどうなの?
今回は諸般の事情で国内版を購入しました。
日本で販売されるものはauでの取り扱いとなる。型番はSCG05となります。今回はGalaxy Foldとは異なり、予約すれば地方の店舗でも購入が可能でしたので、都市部の店舗やGalaxy Harajukuなどでなくても購入できました。
・国内で正規の保証を受けられる
・国内の5G回線にある程度最適化されている(docomo 5Gの通信も可能でした)
・技適マークがある
・ヒンジとブートロゴが「Galaxy 」となっている
国内版の利点を書いていくと、特に今回は上の二点が大きいですね。どうやら香港版のGalaxy Z Fold2でも日本の5Gは使えるみたいなので、試される方は自己責任でお願いします。金額が金額なだけあって保証が効くのはうれしい。
さすがに毎日使うので初の国内Foldにしました。ちょっと高いのはありますが、確実に補償が受けられる点は唯一無二ですね。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月21日
ヒンジの「Galaxy」ロゴがレアになるかも… pic.twitter.com/0TeFOjfobW
このヒンジに「Galaxy」とはいるのは日本版の特権です!
このフィルムに日本語があるのも馴れないです()
ちなみにauでのGalaxy Foldシリーズは購入にかなりの制約があり、少々購入は面倒なものになる。
・MNPや新規の割引をつけることは不可能
・ケータイ保証は使えるが、ほかの機種よりも高い
今回はメイン回線に抱かせたのと、このGalaxy Z Fold2にも変え得プログラムが適応できるようになってます。そのため、本体が約25万円でこのような施策もなかったGalaxy Foldに比べてかなり買いやすくなっています。
この変え得プログラムを適応すると分割払いとなるため「審査」が必要になります。今回のものも、実のところは仲の良いフォロワーさんが予約をして買いに行ったところまさかの審査落ちで買えないという状況に。金額が金額なのでまぁというのもあるのか。
そのお話を聞いたので試しに拝んでこようかなと行ったのです。auで回線を5本ほど持ってる私も「審査落ちるだろうから冷やかしに行ったろ」的な流れで店舗に取り置きして手続きをしましたらね。
流石にあの金額をポン!とは出せないのでね。ただ、いざ試してみたらなんと審査を通ってしまったのです。au回線もこれを買う2週間前に1本MNPで飛ばしたばっかりなのにびっくり。ひょんなことから買えることもあるんですね。
ほんとはそのフォロワーさんが買ってきたところを触らせてもらって「ぼくも欲しいなぁ」ってTwitterに書く予定だったんです。そしたら逆になっちゃったんですよね。なんてこったぱんなこった
最後に。5年先の未来を先取りできるスマートフォンがGalaxy Z Fold2
最後になるが、Galaxy Foldオーナーさんは絶対買ってください。この機種に不満があって置き換えが効く唯一のスマホです。
ただ、万人にはどうしても価格面の問題があってなかなか勧められないのが難点ですね。それを差し置いても、間違いなくトレンドの最先端をはしるスマートフォンであると言えます。
色んなスマホを使ってきたけどZ Fold 2はとにかく未来を感じるなぁ。たった1年でフォルダブルもここまで進化するとは
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月21日
今はまだロマンの塊かもしれませんが、このロマンに触れるのが楽しくて仕方ありません。折りたためるスマートフォンが欲しい人は買いましょう。
お知らせ
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年12月1日
このバカは今年も「今月スマホ買ってない」を1ヶ月たりとも達成できませんでした。
かわりに「毎月スマホを買った一般人が選ぶベストバイスマホ」を執筆することができるようになりました
結局この後もスマホを買いました。それでは