どうも
今回は
面白いものを仕入れました。
BlackShark 3 Proです
まめこさん @Mameko_Mobile よりBlackShark 3 Proが届きました。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年9月13日
なんと言ってもでかい!大きいは正義!
うなぎパイチャレンジは残念ながら割れてしまいましたが、今回もご丁寧な梱包でありがとうございました。 pic.twitter.com/hRzFt2g7gY
- これは何?
- 高次元にまとめられたゲーミングスマホ
- 惜しいところを解消してきた「ゲームに勝つ」スマートフォン
- 物理LRボタンが気持ちいい唯一無二の魅力
- 普通に使える7.17インチの大画面スマホ
- 使ってみて感じたこと
- BlackShark 3シリーズで改めてゲーミングスマホにおける立ち位置を見た
- 最後に
これは何?
日本でも発売が決まったXiaomi出資のゲーミングスマホブランド
BlackSharkの最新モデルになります。
今回は通常モデルよりも高機能なBlackShark 3Proを、ガジェット好きにはお馴染みのまめこmobeilさんより購入しました。
スペックはこんなところ
SoC Qualcomm Snapdragon 865
メモリ 8/12GB
ストレージ 256/512GB
画面サイズ 19:9 7.11インチ 2K+
バッテリー 5000mA/h
高次元にまとめられたゲーミングスマホ
今年のゲーミングスマホは各社安定したものを出すようになったかなと感じます。
その中でもBlack Shark 3 Proはある意味頂点に近いところにあるスマホです。
本体はガラスとメタルのハイブリッドフレームとなっており、別売のマグネット端子での充電も可能。
画面は7.17インチと圧巻のサイズ
背面のデザインはシンメトリーになっており、横持ちでも持ちやすい。
前作のBlackShark 2と比べてもサイズは歴然
惜しいところを解消してきた「ゲームに勝つ」スマートフォン
Black Shark 3シリーズは前作であるBlack Shark 2の不満点の多くを解消してきました。
個人的に嬉しいのは
・3.5mmイヤホンジャックを採用
・90Hzの高リフレッシュレートに対応
・L/Rトリガーの実装
これらは皆競合のゲーミングスマホが備えていたものであり、今年のBlackSharkでは全てしっかりつけてきたように感じます。
パフォーマンスも文句なしですね。
これはほぼ同様の設定でミリシタをプレイ
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年9月22日
端末はBlackShark 3 Proにて
こちらもBlackShark 2比較だと反応速度は良くなってるのでプレイはしやすくなってる。それでもROG Phone IIとはほぼ体感的に変わらないのは恐らくROGの最適化がえぐいとしか言えない。 pic.twitter.com/BAN4iTAWgk
物理LRボタンが気持ちいい唯一無二の魅力
このスマホには電動ポップアップで迫り上がる物理L/Rトリガーボタンが備わっています。
多くのゲーミングスマホが静電式のものになっているのに対して、物理ボタンを備えるのは操作感がまるで違います。
特にPUBG mobeilのようなFPSコンテンツでは、フィードバックが物理的なスイッチでわかるこの機種では非常に優位に立てるなと感じました。
バイブフィードバックとはまるで違います。
それと別でBlackSharkではMaster Touchという画面の感圧差を別アクションに割り当てることも可能です。
1つのコンテンツあたりスマホだけで最大4つのファンクションを割り当てることが可能です。
ちなみにこの物理ボタンは通常盤のBlackShark 3にはなく、上位モデルであるBlackShark 3 Proのみの特権と言えるでしょう。
今作もShark Spaceは現在
通常モードとゲーミングモードを1発で切り替えられる点や、コンテンツ当たりで設定を追い込める点は優秀である。
普通に使える7.17インチの大画面スマホ
ゲーミングとしての色が強いBlackSharkですが、これでも他社の同等用途のスマホに比べればかなり控えめな主張と言ったところ
普通のスマホとして見てもSDM865 5G搭載のフラッグシップで7インチオーバーの画面を積んだ機種というのは皆無に近いです。
実際世界を広く見渡しても5Gに対応していて7インチクラスのスマホは
BlackShark 3 ProとHuawei Mate 20X 5Gしかいないのでは?というレベルです。(フォルダブル端末は除く)
個人的にはXperia Z Ultraの後継という立ち位置で使っており、防水防塵に非対応という点と重さ以外はかなり満足しています。
7インチクラスの大画面で、画面解像度は2K+とファブレットデバイスとしてもかなり大型な上に高精細な画面です。
BlackShark 3 Proをズルトラの後継機で勝ったけど、実物見るとやっぱりズルトラもええなぁ。 pic.twitter.com/JNdTJL0zjb
— はやぽん (@Hayaponlog) 2020年11月1日
その上でこちらの端末はノッチレスとなるため上部ベゼルを削ったり、カメラ部をくり抜いたスマホより遥かに大画面に感じます。
特にゲーミングスマホは120Hzクラスの高リフレッシュレートの代償でみんな軒並み解像度は大画面ながらもフルHD止まりです。
この点は普段使いとしても大きなアドバンテージです。
カメラは64MPのメインセンサーを基軸とした3眼構成
Xiaomiらしいチューニングで非常に好感が持てます。
その他には画面内指紋認証なんかも備えており、トレンドもしっかり押えています。
使ってみて感じたこと
やはり大画面は正義ですね。
イメージ的にはXperia 1を横に20mmほど引き伸ばしたような感じです。
表示できる情報量の多さに驚きます。
ゲームする上でも不満は感じません。ベンチマークをとると空冷ファンのあるREDMAGIC 5Gには劣りますが、そのくらいでしか劣りません。
普段使いで困ることは無いでしょう。
個人的に惜しいのは本体重量が物理的に重いことと、バッテリー持ちがあまりよろしくないことですかね。
BlackShark 3シリーズで改めてゲーミングスマホにおける立ち位置を見た
現時点でゲーミングスマホを出してるメーカーの多くが中華圏となります。
個人的に使って見たのも踏まえて分類するとこんな感じでしょうかね。
ASUS ROG Phone
変形変身合体ロボという異名がある通り、拡張アクセサリーで快適なゲーム体験を図ったモデル。Twin Viwe Dockと言った魅力的なアクセサリーがあるのも魅力。
PCのROGブランドと同じラインなところもあるためデザインもゲーミングらしさがあっていい。だが、ネックなことに価格は高い。
nubia REDMAGIC
ZTE社のゲーミングブランド
空冷ファン搭載で144Hz OLEDを積んだりと端末のスペックの高さと奇抜さは群を抜いている。直接対決になるブランドが中国圏のもののため価格も比較的安価なのが特徴。
pulseといった奇抜なカラーリングが多いのも特徴だが、UIに癖や作り込みが甘いところがあり操作性などに一部難がある。
VIVO iQOO
VIVO社のiQOOブランド
ゲーミングスマホでありながら、デザインはそこまで主張しておらず普通のスマホとなんら変わらない「さりげないゲーミングスマホ」として展開している。
そのため、物理トリガーなどは設けられていないが価格帯としてはかなり安いのも魅力。
ミドル帯ゲーミングスマホというポジションを持つブランドでもある
BlackShark
Xiaomi出資であることから、実質的に「Xiaomiのゲーミングブランド」とも言われる。
ゲーミングスマホとしてはRazor Phoneに次ぐ老舗でもある。
挙げてきた3つと比較すると普段使いでの使いやすさと、ゲーミングでのパフォーマンスのバランスがいちばん取れてるブランドな気がします。
スペック面では奇抜なものはないが、操作UIと言ったハードウェアだけでは見えない内部がしっかり作り込まれています。
そのため、ゲーミングスマホ市場においてBlackSharkの立ち位置はある意味「グローバルスタンダード」になりつつあります。
ゲーミングスマホ
元を辿ればRazor Phoneが出てから大きくなった市場です。
ゲーミングブランドの兼ね合いもあってRazor Phoneは強気の値段でした。
スペック比較でも高いものだったものに対して
無名ブランドで値段の安さというコスパで切り込んだBlackShark
同じゲーミングブランドとして真っ向勝負に挑んだASUS ROG
その結果がスペックの割にかなりお値段の高いROGと、それに対してコスパの良い中華勢に分かれた理由です。
近年ゲーミングスマホでは中国のTencent Gamesと提携を図ったTencent版というものが存在します。筆者はこのロゴの入ったスマホが欲しくて買いました。
箱にもしっかりロゴが入ってます。
特に中国版のROG Phone Tencent版はスペックや付属品が抑えられてる代わりに、6万円台と非常に競争力のある値段設定になっています
後追いのREDMAGICはBlackSharkをかなり意識しており、物理スイッチのゲーミングモードなどは踏襲しながらも空冷ファンで差別化をしたりしています。
最近ではLenovo REGIONもこの市場に参入したりとまだまだ加熱していくセグメントだなと感じます。
最後に
ゲーミングスマホはもちろん、大画面のスマホを求める人にもおすすめの1台
一言で言えばコレですね。
ゲーミングスマホとしての性能だけなら、最高性能をつきつめたROG Phoneや飛び道具的なREDMAGICの方が面白いです。
その中でも「普通に使えるゲーミングスマホ」として確固たるポジションにあると思います。
ゲームを極めたい方にはもちろん、ゲーミングと普通のスマホを両立したい方にもおすすめの1台と言えます。
それでは