あけましておめでとうございます。
お知らせ
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月1日
ハードオフさんでRakuten miniを4500円で買いました。
おみくじなのでこれからBand1掴むか確認してみます#今年スマホ買った#はぁ〜また買っちゃった
さて、このバカは懲りないもので、またも新年早々にスマホを買ってしまいました。
はい、Rakuten miniを買いました
これは何?
楽天モバイルからリリースされた世界最小のFeliCa搭載スマホです。
以下スペックです
SoC Snapdragon 439
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
画面 3.6インチ HD
カメラ 16MP
バッテリー 1250mAh
見てわかる通り3.6インチとめちゃくちゃ小さいです。
ハードオフさんで4500円で売ってたので、買ってきてしまいました。
ただの小さいだけのスマホじゃないRakuten mini
楽天モバイルがMNOに正式参入するタイミングで発表されたこの端末。
FeliCa搭載に防滴程度の性能を踏まえたローカライズがされていて、画面サイズは3.6インチ、重量79gというiPhone 4sなどよりもさらに小さいスマートフォンとなっています。
どちらかと言うと既存のスマホと2台持ちをするのが前提みたいなもので、これ1台をメイン機にするようなものではありません。
本体背面も楽天ロゴとカメラのみでシンプル
本体側面にはストラップホールを備える。
79gと軽量なので首からぶら下げても問題ないだろう。
なお、本体にイヤホンジャックは非搭載となっています。
日本初のeSIMオンリースマホであるRakuten mini
eSIM自体はiPhoneシリーズやPixelで馴染みのある方も多かったと思いますが、Rakuten mimiは物理SIMスロットの無いeSIMオンリーのスマホとなっています。
発売当初は楽天モバイルのみがeSIMを展開していたこともあって、Rakuten mimiかiPhoneでしか利用していなかったという人が多いでしょう。
eSIMの再発行にも手数料がかかるものだったので、あまり別の機種に移したりする例も見なかったです。
現時点ではiijもeSIMを展開してることに加えて、楽天モバイルもeSIM発行手数料が無料になったことから手軽にSIMの差し替えが出来るようになりました。
サイレント仕様変更が行われた「いわく付き」スマホなRakuten mini
ご存知かもしれませんが、Rakuten miniは市場に「3つの異なる仕様」が流通しております。
これらは全て「使える電波の周波数が違う」という…まぁ普通ではちょっと考えられない状態になっていました。
後期ロットでも「技適画面がメールからダウンロードできる」なんて言う頭を抱えるようなことがあったのが記憶に新しいですね。
ちなみに筆者は1度Rakuten mimiを購入したのですが、筆者が楽天モバイル契約で「1円でRakuten miniが買えた」時には既に現行仕様(いわゆる後期ロット)に変わっており、失意のあまり何も使わないまま手放してしまいました。
後期ロットがなぜダメなのかと言うと、日本でも多くのキャリアが使用しているBand1を掴まない仕様だからです。
楽天モバイルいわく「これが正しい仕様」なのだそうですが、正直これは楽天モバイル以外ではかなり使いにくいものになります。
海外でもまともに使えるのはロシアくらいなのでは?というものです。
もちろんB18やB19/B41あたりは全モデル共通で掴むのですが、海外のeSIMを使ったりするにはあまりに使いにくい…
せっかくのSIMフリー端末としても使えるようにリリースされているのにあまりにも惜しいものなのです。
今回入手したのはいわゆる中期ロットと呼ばれるもので、B1とB38もしっかり使えるモデルとなってます。
よっしゃ。中期ロットだからBand1使えるぞ pic.twitter.com/wbo6vfzUYS
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月1日
Rakuten miniを使ってみて感じたこと
ここからは使って感じたことをいくつか。
まず3.6インチという小さい画面ながら、ホーム画面は最適化してあったりする関係で「操作のしにくさ」は感じませんでした。
手のひらに収まること、iPhone 4sくらいの大きさはあることからも特段使いにくさを感じることはなかったです。
iPhone 12 Proと比べてもサイズは歴然。
特にこのサイズでFeliCaが使えるのが良くて、既存のスマホと2台持ち…と言うよりは海外端末を毎度のように買うガジェットマニアに受け入れられた感がありますね。
スペック的にはSnapdragon 439にメモリ3GBとなります。
正直、これがスペックとしてどうなのか?というところではありますが、実性能はSnapdragon 625辺りに匹敵するものとなります。
ざっくり言えば、Zenfone 3やMoto G5、Huawei novaとほぼ同等性能。
さらに言えばXperia Z3やGalaxy S5などとほぼ変わらない性能となります。
実際、このクラスは「ゲームなどのリッチコンテンツをしなければ必要十分に動く」レベルのスペックですので、私の思ってた以上にパワフルだったりします。
Rakuten miniで試しにミリシタやってみた。こいつ画面が小さいけど、Jelly Proよりはまだまともに動く。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年1月1日
画面解像度がHDなのとSDM439で最低限のパワーはあるのか、タップ抜けはあるものの完走はした。
上にあるのは比較用のiPhone 4s pic.twitter.com/oGMqk2czhZ
一応ミリシタもプレイ出来ました。
SDM400番台が使い物にならない話はもうだいぶ昔の話なのかもしれませんね。
惜しいところは電池持ちがあまり良くないのと、eSIMオンリーでやや使いにくさがあるところ
この手の端末としてはバッテリー容量も比較的あるRakuten miniではありますが、地図アプリやゲームなどの高負荷なアプリを動かすとみるみる電池がなくなります。
せいぜい軽度なウェブブラウジングやSNSなどをメインにしていくと良いでしょう。
基本的には決済専用端末とかで使うのがベストですかね。
最後に
個人的には「実用できる最小サイズのスマホ」だと思います。
以前にJelly Proという2.45インチのスマホを使ったことがありましたが、ロマンの塊という形で操作性は劣悪。
結局通知用端末となったのですが、それならスマートウォッチでいいのでは?となり今ではフォロワーさんの元に旅立ちました。
そしてこのRakuten miniを使われる方が「デジタルデトックスに活用している」とよく言います。
デジタルガジェットから距離を置き、ストレスを低減することでリアルな日常や自然とのつながりにフォーカスするこの取組。
Rakuten miniだけ持ち出して街中を散策したりするには1番ちょうどいいわけです。
最低限電話に出れる、FeliCa搭載で都市部なら公共交通機関も使える。ポイントカード提示やQR決済なども可能な電子ウォレット。
言わば、Rakuten miniは「お財布」という認識で、それだけ持って出かけるような感覚に近いと言えるでしょう。
実際これだけ出来れば持って行っても、店を選べば買い物で困ることは無いでしょう。
ケータイを持ってることを忘れさせるような軽さ、小ささがデジタルデトックスに取り組む方に受けているのだと思います。
さて、そんなわけでRakuten miniですが、使ってみて「思った以上に便利だな」と思いました。
意外とGalaxy Z Fold2とRakuten miniのセットって最強なのでは?とか思ったりしましたね。
現在楽天モバイルでは300万人限定で1年間無料でサービスを提供してますので、とりあえず楽天モバイルを試してみたい方とかの抱き合わせ端末としてもオススメかと思います。
他にも楽天モバイルオリジナル端末である
Rakuten BIG
Rakuten Hand
もまた個性的な端末ですので、用途やお手持ちの端末との相性を見てチョイスしてみるといいと思います。
え?お前もデジタルデトックスしたら?
私がですか…両腕にスマートウォッチを付けてたり、ゴーグル型のアイラブルデバイスを街中で着けてて職質されたり、5Gの電波を求めて片道200kmの旅に出るようなダメなガジェットオタクにそんなこと出来るわけがありません。
釈迦に説法です。
それでは皆さん、今年もスマホ。買っちゃいましょう