どうも、今回は
諸事情からか仙台に行ってきました。
そこで思わずハンド!してしまったスマホがありました
そう、Rakuten Handです
仙台にきたら在庫があったのでHandしちゃった
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月17日
もちろん端末価格は-6000円です#はぁ〜また買っちゃった pic.twitter.com/oJxQYtqImb
- このスマホは何?
- Rakuten Handのスペックとか
- Rakuten HandはiPhone SEを意識したコンパクトさとお手頃さを兼ね備えた1台
- Rakuten Handは2万円台とは思えない完成度の高さが魅力のスマホ
- Rakuten Handの惜しいところ
- 楽天モバイルが打倒iPhone SEを狙ったスマホがHand
- 最後に
このスマホは何?
楽天モバイルがリリースした自社プロデュース端末の3作目となります。
「楽天ハンド」とまさにその通りの読み方です。
Rakuten miniとRakuten BIG
小さいのとでかいのを埋める「ちょうどいい」ラインナップとして展開されました。
Rakuten Handの見た目は非常にコンパクトと言える
本体はホワイトにしました。
背面はRakuten miniのようなチープさはなく、ガラスのような素材と言える。
カメラは48MPと2MPの構成
2万円という価格を考えれば頑張ってると思います。
画面保護フィルム等は付属していないので、別途購入が必要です。
Rakuten Handのスペックとか
SoC Snapdragon 720
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
画面 5.1インチ HD+
カメラ
リアカメラ 48MP(メイン)+2MP(深度)
フロント 8MP
Rakuten HandはiPhone SEを意識したコンパクトさとお手頃さを兼ね備えた1台
Rakuten Handの最大の特徴は横幅の薄さです。
幅が63mm 重量は129g
これはiPhone SEの幅67mm 重さ148gよりも軽くてシェイプされたものになります。
高さは138mmとこれはiPhone SEとほぼ変わらない値となってることから、iPhone SEをかなり意識して作られたスマホだなと感じます。
まぁ、カラバリもたまたまかもしれませんが 見事にiPhone SEと被ります。
このサイズながら画面サイズは5.1インチ
上と下にベゼルがあることから動画とかを見る時は持ちやすく、左右のベゼルはエッジ部となるため見た目以上にシェイプされています。
Rakuten Handは片手に収まるスリムサイズです。
イエニスタ選手を使って「Handしちゃった!」っていうのもうなづけます。
ハンドしちゃった!じゃないが!
プロセッサはQualcomm Snapdragon 720を搭載
Xiaomi Redmi Note 9SやSHARP AQUOS Sense 4などに搭載されてるもので、同時期のスマホによく積まれていたSnapdragon 665などに比べるとパワフルなものになります。
メモリは4GBにストレージは64GBとまぁ必要十分な大きさ。
SDカードが使えないのがネックと言えるでしょう。
カメラはの写りこんな感じ
まぁ、2万円のスマホの割には綺麗です。
AIオートのカメラに、夜景モードなども備えていますので、トレンドをしっかり押えています。
Rakuten Handは2万円台とは思えない完成度の高さが魅力のスマホ
やはり、2万円という価格を考えたら右に出る機種はそうないと思います。
Rakuten miniが小型さゆえに「電子決済特価スマホ」というサブスマホとして前提で使うみたいな機種だったのに対して、Rakuten Handはある程度メイン機として使うのも視野に入れた端末かなと。
Rakuten miniについてはこちらを
画面サイズも小さすぎないですし、画面内指紋センサーや背面デュアルカメラと言ったトレンドも押えています。
動作はSnapdragon 720のおかげかキビキビ動きます。
以前使ったOPPO Reno 3Aと比べても動作には余裕がある印象でした。
カメラ画質も先に挙げたように、特段悪い印象もなく価格以上の写りだなという感想です。
バッテリー持ちはサイズを考えれば健闘しており、ヘビーユーザーでもなければ丸1日は優に持つかと思います。
また、イヤホンジャックがあることからストリーミングプレイヤーとして使うのも良いでしょう。
楽天モバイルのエリア内でしたら容量無制限ですから、そういう使い方もありだと思います。
筆者は楽天モバイルではなく、iij(ドコモ回線)を利用してますが、特に問題なく使用できています。
本体もSIMロックのかかってないSIMフリー仕様ですので、今後の各社のLINEMOやpovoにahamoといった2980円プランのeSIMサービスの展開に期待です。
Rakuten Handの惜しいところ
Rakuten Handには特段惜しい所は無いですが、強いていえばここでしょうか。
・eSIMオンリーな点
Rakutenプロデュース端末はどうしてそうなるんだ!
と言うやつですね。
でもこれに関して悩むのもあと1ヶ月くらいなもので、来月にはeSIMサービスも入ってるSoftBankのサブブランドであるLINEMOのサービスインなどが予定されてます。
povoやahamoもそれに続くか先行する形になるでしょうから、そうなりますと回線を選ぶ選択肢は多く出てきます。
現時点ではRakutenかiijしか選択肢は無いですが、他社回線が柔軟に使えればこのデメリットはいずれ無くなると言えるでしょう。
・SDカードスロットがない点
64GBって確かに工夫すれば何とでもなる容量ではありますが、ガッツリ使っていくには少々心許ない容量になりつつあります。
メディアは基本的にGoogle Photoなどにアップロードしていけば余裕は稼げますが、数年使っていくとなるとどうしても厳しいところがありますね。
・他社のVoLTEが使えない点
これは個人的に惜しいところです。
こちらもRakuten以外の他社のものは使えないと明記されています。
docomo系などでは3Gのサービス終了が2027年なのでしばらくは大丈夫ですが、実質的に音声通話がVoLTE方式に完全に切り替わったau系では通話不可となりますし、3Gサービスを近々終了させるSoftBank系でも厳しいものがあります。
LINEなどのアプリ内のIP通話なら問題ありませんが、普通に電話番号を使った通話の場合はRakutenモバイル以外ですとうまく使えない可能性があります。
また、5G契約のSIMだと3G回線を掴まないものもありますので、それを利用した場合は通話が出来なくなります。
追記:他社のVoLTEも使えるみたいです。
・OSアップデートがされない点
これはもうRakutenモバイル自体が公言しており、基本的にはセキュリティパッチの配信のみになるそうです。
OSのバージョンアップがハナからないのは、スマホの製品寿命が伸びたこのご時世においてはマイナスポイントになるかもしれません。
その分安いですが
・ケースや保護フィルムが付属しない点
これは仕方ないところでもあります。
ただ、中国メーカーのXiaomiやOPPOの機種が同じ価格帯でも付属してきてるのに比べると惜しいところでもあります。
小さいので手帳型のウォレットケースとかも相性は良さそうなフォルムだったりするので、各々好きなケースを買うのがベストな機種なのかもしれません。
楽天モバイルが打倒iPhone SEを狙ったスマホがHand
個人的にはそう感じましたね。
ただFeliCaを積んだ端末では売れないし、消費者には注目すらされない。
iPhone SEが4.8万円で買えて、それに対抗してしのぎを削るAndroid機でも3万円代中頃がFeliCa搭載ラインです。
それらと比べてと魅力的な端末を出さなければならない。 という面でRakuten Handはかなりまとめられたスマホだと思うんですよね。
ワンランク上のSDM720を積んで必要十分のスペックを備えて、3万円代のスマホとも真っ向勝負できる。
さらにFeliCaと防滴、イヤホンジャックを搭載して勝負を挑んできた感じですかね。
その上で他社のスマホには無いコンパクトさを兼ね備えたわけです。
それでいて価格は2万円ですからね。
ポイント還元がなくても恐ろしいコスパの機種です。
ポイント還元があれば実質6000円の利益ですからね。無料配布どころじゃない…
iPhone SEよりもコンパクトなサイズやイヤホンジャックがある点などに心打たれた方も多いかと思います。
最後に
今は新品では品薄になってたりとRakutenモバイルがバラ撒いてることもあって非常に人気のスマホです。
一方、割引目当てで買って売られた例も多く中古販売店では状態のいい個体が1万円代前半で売られていることもあって普通に「お得に買えるおサイフ対応スマホ」という立ち位置にいたりします。
サブスマホとしてはもちろん、メイン機として1〜2年程度頑張ってもらうスマホとしても十分おすすめできる機種かなと思います。
個人的には大型化するAndroidスマホに対する現時点での「日本ユーザーに特化したスマホ」というものに対するひとつの答えなのかなと感じます。
それでは