どうも
今回は話題のスマホ買ってきました
Xiaomi Redmi Note 9T 5Gです
1円オサイフ5Gスマホこと
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月26日
Xiaomi Redmi Note 9T 5G A001XMが着弾しました#はぁ〜また買っちゃった pic.twitter.com/8kS75pNaes
- Redmi Note 9Tはどんなスマホ?
- Redmi Note 9Tのスペックとか見てみる
- 2万円ちょっとで買える日本最安の5G対応スマホ
- Xiaomi初のおサイフケータイ対応機
- 値段以上のスペックの高さが印象的なRedmi Note 9T
- Redmi Note 9Tの惜しいところ
- Redmi Note 9Tは誰におすすめのスマホと言えるか?
- まとめると:値段以上にスペックの高さに振ったハイコスパスマホ
Redmi Note 9Tはどんなスマホ?
XiaomiがRedmiブランドで展開する普及価格向けスマホとなります。
今回のこのモデルは日本でもSoftBankが専売で取り扱うこと、破格の値段と日本向けカスタムが施されてることから話題を呼んでいます。
ちなみにSoftBank型番はA001XMとなるみたいです。
Redmi Note 9Tのスペックとか見てみる
SoC MediaTek Dimensity 800U
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
ディスプレイ 6.67インチ Full HD+
カメラ 48MP+2MP(マクロ)+2MP(深度)
フロント 13MP
バッテリー 5000mA/h
パッケージはグローバル版とも言われるSIMフリーのものに近いものになってますが、説明書きは日本語のシールが上から貼られています。
また、Redmi Note 9T 標準セットとあることから
いずれはMi Smart Band辺りがバンドルされたモデルも出るのかもしれませんね。
個人的に驚いたのが本体の保護シート
なんと説明書きが日本語になっており、こんなところまでローカライズされてるのか?とびっくりました。
これは現行で市場に出てるオープンマーケット向けモデルやau版のMi10 Lite 5Gにも無いものでFeliCaまで引っ提げての日本進出の意気込みを感じるところだなと思います。
個人的にはものすごい違和感があるものではあるんですが、まぁいずれ慣れるでしょう。
2万円ちょっとで買える日本最安の5G対応スマホ
なんと言っても売りは値段の安さ
実は、Xiaomiのキャリア参入は昨年のauに続いて2例目となるのですが、何より今回は前回のMi10 Lite 5Gよりもさらに普及価格向けのRedmiシリーズを投入してきたのが大きな違いです。
Redmiシリーズといえば、昨年のSIMフリースマホ市場を圧巻したコスパお化けことRedmi Note9Sが記憶に新しいでしょう。
今回のRedmi Note 9T 5Gはアップグレードモデルのような位置づけとなっており、SoftBankで売られたモデルと同等構成のグローバルモデルは海外では先行して販売されています。
こちらはだいたい2.7〜3万円ほどの値段で購入できます。
ところが、今回のソフトバンクから発売のRedmi Note 9Tは何をとち狂ったのか
発売価格は21,600円(税込)
と破格のレベルで安く、MNPと学割新規なら本体価格は1円で販売するという太っ腹です。
この21,600円という価格はRedmi Note 9Sよりも安い結果となっており、同社が「高いコストパフォーマンス」をうたってるのも納得できます。
今回チョイスしたのはNightfall Black
本体のつや消し塗装やエンボス加工もあって、プラスチッキーな素材ながらも安っぽさは感じません。
また、日本では初展開のMediaTek Dimensity 800搭載スマホでもあります。
故にコンテンツによっては最適化が行き届かないものもまだ多くあります。
一応ミリシタはこんな感じ。調整具合からみて最適化まだではあるが、これでもマシな方だろう。
Xiaomi初のおサイフケータイ対応機
実はもうひとつ大きいトピックスとして、Xiaomiとしては初のFeliCaに対応したモデルとなります。
そのため、おサイフケータイやモバイルSuicaが利用できるモデルとなっています。
接触位置はカメラの左下にあり、電源ボタンの近くになります。
改札でかざすにも無理のない位置になっているなと感じます。
FeliCaへの対応は海外メーカーとしては大きな障壁となっていただけに、FeliCaを搭載しながらも値段を抑えてきたRedmi Note 9T 5Gはなかなかのスペックをもつコスパモンスターかと思います。
値段以上のスペックの高さが印象的なRedmi Note 9T
筆者としてはDimensity 800Uを使うのは初めてですので、どんな物かと思いましたが、思った以上に動作は快適です。
ベンチマークスコアはSnapdragon 765Gなどに近く、Snapdragon 720クラスよりはひとつ上のクラスとなります。
普通に使う分に不満を感じる場面はなく、多くの人がこのレベルで満足できるのかなと思います。
画面は6.53インチと大画面で、価格帯を考えればクオリティも上々かと思います。
サイズはやや大きめ。意外と横幅がありますので、気になる方は実機を確かめると良いでしょう。
本体には防水防塵機能はありませんので、ご注意ください。
カメラは48MPのメインセンサーを基軸に深度センサーとマクロカメラを備えた3眼構成となります。
作例はこんなところ
2万円の価格を考えればかなり健闘しており、数年前のハイエンド機にも引けを取らないものになります。
マクロモードの作例はこんなところ。
価格を考えれば優秀と言えるでしょう。
Redmi Note 9T 5Gでいくつか写真を撮ってみた。
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月26日
これで2万ちょっとなら全然ありだと思う。
ただ、このクラスの価格でも超広角カメラとかを備えるの機種もいるからそれに比べると少し物足りなさはある。 pic.twitter.com/LIuk2hM5NC
Redmi Note 9T マクロモード
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月26日
さすがにMi11のようなキレッキレにはならないが、健闘はしてる。 pic.twitter.com/RZEhHj5G9S
Mi11についてはこちらから
指紋センサーは側面にあります。
感度も良好でポジション的にも使いやすいです。
低価格な機種ながら、ACアダプタや充電ケーブル、TPUケースが付属してるのも魅力です。
わざわざ別途買わなくていいのは大きいです。
また、Xiaomiの機種ながらユーザーマニュアルが付属してるのもポイント。
より手の届かなかった客層へのアピールがみてとれます。
細かいところでは、有線イヤホンを装着した時にHi-Fiオーディオという項目をオンにすると音が少しばかり良くなります。
ステレオスピーカーも価格を考えると非常にクオリティが高いです。
バッテリーも5000mA/hと大容量ではあるんですが、あまり良いとは言えない感じですかね。
ちょっと工夫が必要な機種かもしれません。
Redmi Note 9Tの惜しいところ
パって感じるのはやはりこれでしょうか。
・多すぎるソフトバンクのプリインストールアプリ
全キャリアもプリインストールアプリを減らす方向に持ってきてはいますが、このソフトバンク版のRedmi Note 9T 5Gは明らかに多いです。
プリインストールでアプリドロワー3列分にもなるアプリの量
何が問題かと言うと、これのほとんどが無効化できません。
キャリアアプリを含めてもです。
Xiaomi fastboot toolerを使っても表面上には出てこないところにいるので、面倒な手を使うならadbコマンドを叩いてひとつひとつ消して行くのが吉でしょうか。
悲報
— はやぽん (@Hayaponlog) 2021年2月26日
Softbank版Redmi Note 9T 5G
プリインストールアプリがデフォルトでは無効化できない模様。なんてこった\(^o^)/パンナコッタ\(^o^)/ pic.twitter.com/LLGbHhvKTb
・SIMフリー化しても通信バンド周りがやや使いにくい
もともとXiaomiの端末はソフトバンク系では使いやすいものの、ドコモなどの他社キャリアでは使いにくいと言うのが通例と言えるものでした。
それは今回の機種にも言えますが、ソフトバンク版のRedmi Note 9Tはグローバル版SIMフリー機よりもさらに通信バンドが削られています。
特に5Gバンドはn77のみの対応となっており、実質的にソフトバンク以外では使えないものになっています。
今ではSIMロック解除をして、実質的なSIMフリー機として使う方も多いと思われるので、この当たりは惜しいところです。
Redmi Note 9Tは誰におすすめのスマホと言えるか?
・コストを抑えてスマホを使いたい方
・安くてFeliCaの載ったスマホが欲しい方
にはマストバイと言えるスマホだと思いますが、個人的に今勧めたいのはワイモバイルユーザーです。
実はこの機種、SoftBankのサブブランドであるY!mobileからのMNPでも1円になる機種となっており非常にお得に入手できます。
SoftBankにすると高くなる…まぁそうなんですが、SoftBankは1ヶ月だけ使ってそのまま3月末にLINEMOに移行してしまうのが吉なのかなと思います。
それともうひとつ。
Y!mobileからSoftBankへの乗り換えの場合は解約金(1000円もしくは9500円)とMNP番号発行手数料の3300円がかかりません。
そのためこの機種にかかるのは事務手数料(3300円、オンラインなら無料)と端末料金1円のみです。
SoftBankへの乗り換えもメリハリプラン(使い放題)が必須になってますが、これもMySoftbankにてプラン変更すれば2980円でとりあえず抑えられます。
これにLINEMOの先行エントリーでPayPayバックが3000円ほど戻ってきますから、このひと月分の通信料はそれで実質的にペイかいつも通りの相殺に出来ると思います。
(LINEMOもSoftBankからなら解約金と事務手数料がかかりません。)
また、移動機物品購入(契約無しで端末のみの購入)で買うのもひとつありなのかなと思います。
5Gが使えなくても、SIMフリーで21,600円で買えるFeliCa搭載ミドル帯スマホな訳ですから。
楽天モバイルなどと合わせて使えば、充分お買い得な選択肢と言えます。
まとめると:値段以上にスペックの高さに振ったハイコスパスマホ
5Gスマホが一括1円で買える。いい時代になったものです。
ライバルになるのは楽天モバイルのRakuten Handが価格や機能面から近いものになるのかなと思います。
ただ、Rakuten HandとRedmi Note 9T 5Gは同じFeliCa搭載の安価なスマホではありますが、全く違うセグメントのスマホであり単純比較するのは難しいものになります。
また、グローバル版からはバンドが削られデュアルSIMではなくなってるモデルとなります。
それ以上にFeliCa搭載というのが大きいような気もしますので、あえてグローバル版を輸入する必要まではないかなと。
・MVNOのタマを使う先に
・Y!mobileからお得に変える先に
・単体購入でコストを抑えたSIMフリー機として使いたい方に
・安くて大画面のスマホが欲しい方に
・安くておサイフケータイの使えるスマホが欲しい方に
・お試し5Gスマホとして買ってみたい方に
この当たりのセグメントにはぶっ刺さるスマホなのかなと思います。
それでは