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Xiaomi Mi11 Ultra 実機レビュー 最強の名がふさわしいカメラ特化全部のせスマホ

 どうも。今回はXiaomiのフラッグシップを買ってしまいました。


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 今回レビューのXiaomi Mi11 Ultraは今年の1月に発売された、Mi11をベースにカメラ性能が大幅に強化されたものとなる。Ultraと名の付くように、サムスンのGalaxy S21 Ultraをかなり意識したものに仕上がっており、まさに「全部のせ」とも言えるフラッグシップスマホだ。

 

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カメラ性能が大幅強化。DxO Markでも非常に高評価をうけたXiaomi Mi11 Ultra


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 Mi11 Ultraのデザインで特筆する点は、このカメラバンプと言える。とにかく分厚いのだ。


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 あまりの分厚さにバンプは角に引っ掛けて保持ができてしまうくらいだ。おかしい。

 

  そんなカメラは超広角、標準、5倍望遠の3眼構成となり、構成はざっくりだが以下のようになる。

 

メイン:5000万画素 ISOCELL GN2 1/1.12型 24mm f1.95

超広角:4800万画素 IMX586 1/2型 12mm f2.2

望遠   :4800万画素 IMX586 1/2型 120mm f4.1

 

 超広角レンズが他社より広い35mm換算12mmとなるので、望遠カメラの120mmまでの画角で光学10倍スマホと言えるものになっている。また、背面にはサブディスプレイを備えており、この画面をセルフィープレビュー表示として使うことも可能だ。

 

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サブモニターを搭載する珍しいスマホでもある
 

 

 メインセンサーはMi11で採用された1億画素のセンサーではなく、それよりも大型の5000万画素のものとなる。これはサムスンと共同開発されたGN2というもので、センサーサイズも1/1.12型と他社のカメラ特化スマホに比べても大きく、基本性能の高さがうかがえる。

 

 超広角、望遠にはソニーのIMX586と呼ばれるものを採用しており、画質面でも強化している。これは現時点でもハイエンド端末で使われることも多い高品質なセンサーだ。加えて、64点のdTofセンサーも備えておりAF速度なども高速化されている。

 

 撮影した作例を以下にまとめる。脚注のないものは全てAIオートでの撮影だ。

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 さすがハードウェアの暴力ともいえる構成のため、撮影できる写真のクオリティもかなり高い。当初はソフト側の処理が甘いと言われることもあったが、MiUIの最新バージョンではかなり改善されている。

 

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 超広角撮影も見事だ。Mi11 Ultraでは超広角カメラでもピクセルビニング処理を行うため、夜間でも綺麗に撮影できる。

 

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 望遠性能もなかなかだ。夜間ではHuawei P50 Proよりも強いのではないかと思わせる場面も見られた。望遠レンズは高画素センサーなのもあって光学5倍相当は非常にきれいだ。デジタルズームも最大120倍まで対応するため、10倍くらいの画角なら不満は少ないだろう。

 

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超広角撮影

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標準レンズ(1倍)

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5倍望遠

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10倍ロスレスズーム

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120倍ズーム

 ここまでズームして撮影できるのはさすがだ。120倍はもはや望遠鏡のレベルとなる。

 

 マニュアル撮影でも長時間露光モード(バルブ撮影機能に近いもの)やポートレートモードなども備えており、この辺りの処理を含めても優秀と言える。

 

 Mi11 Ultraを使ってみてすごいと感じた点は、センサーサイズがほぼ1型クラスながら、意外と寄れることだ。1型センサーのAQUOS R6はこのあたりに専用機のようなクセがあるので、スマホとしてうまくまとまってる。

 ちなみにカメラベンチマークではおなじみとなった、DxO Markでは143点と発売当時は最高スコアをマークしている機種となる。最近は信用ならないベンチマークですが、私が使った限りではかなり優秀なカメラ性能を持つスマホだと感じた次第だ。

 

Xiaomiが作った究極の全部のせスマホがMi11 Ultra

  もちろん、このXiaomi Mi11 Ultraというスマホはカメラ性能だけが売りではない。カメラ性能に限らず全てにおいてスペックの高いものとなっている、全部のせスマホと言えるものだ。以下にカメラ以外のスペックをまとめてみる。

 

SoC:Snapdragon 888 5G

メモリ:8/12GB

ストレージ:256/512GB

 

画面:6.81インチ サムスン E4 AMOLED

WQHD+ 120Hz対応

 

バッテリー:5000mA/h

 

  筐体デザインも洗練されており、フラッグシップなだけあって高級感も大いにしてあるものだ。ブラックとホワイトのカラーの他にも大理石デザインのものもある。

 

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 ディスプレイはサムスン製のE4 AMOLEDを採用。高品質なパネルとして評価が高く、中国メーカーでもハイエンド機を中心に採用される。

 画面の解像度はWQHD+だ。10bitの色表現にも対応し、リフレッシュレートは120Hzに対応するなど、近年のハイエンドのトレンドをしっかり抑えたものだ。 タッチスキャンレートは、Mi11と同じく480Hzとゲーミングスマホクラスの仕上がりとなる。

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 本体スピーカーはステレオスピーカーを搭載。音響チューニングはMi11同様にハーマンカードンが担当しており、サウンドクオリティも非常に高いものに仕上がっている。バッテリーも5000mA/hと近年のハイエンドらしい大容量。67Wの高速充電に対応する点もポイントだ。

 

 

使ってみて分かったXiaomi Mi11 Ultraの完成度の高さ

 

 やはりカメラ特化のスマホであるファーウェイのPシリーズなどとは異なり、Mi11 Ultraはカメラに重点を置きながら全てにおいて強化してきたフラッグシップと言える。その面では、サムスンのGalaxy S21 Ultraといったスマートフォンをライバル視して制作されたものになる。

 

 プロセッサーはSnapdragon 888を搭載し、メモリも8/12GBと大容量でストレージも256GB~となる。Xiaomi Mi11シリーズのフラッグシップらしいものに仕上がってます。加えて、ゲーミングモードなども搭載しており、トータルの完成度は非常に高いものに仕上がっている。

 

ソフト面の完成度と本体重量がネックなMi11 Ultra


 このスマホを使っていていくつか気になる点と言えば、やはり本体の重量だ。正直に234gとそこそこ重たいスマホながら、カメラバンプが上に寄ってる関係で、重量バランス的にあまりいいスマホとは言えない。そのため、Mi11 Ultraでは、他社のスマートフォンに比べると体感よりも重く感じることが多いはずだ。これでもASUSのZenfone 7やZenfone 8 Flipよりマシですが...。

 

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 それ以外ではやはり。MiUIと呼ばれるカスタムUI に癖があったりするのが惜しいところと感じる。もちろんユーザーの声を聞き取って、常にフィードバックされてるだけあって非常に体験の良いものに仕上がっている。その一方で、ファーウェイのHarmony OSやOPPOのColor OSなどに比べると細かいところの作りこみが甘く、もう一段完成度が上がればいいなと思うところだ。

 

 また、5000mA/hのバッテリーを搭載しながらも電池持ちはお世辞にもいいとは言えず、競合のGalaxy S21 Ultraなどと比較するとかなり早い勢いでバッテリーが消耗してしまう。   

 その分UIは非常にサクサク動いてくれるため、筆者的には好きなのだが、バッテリー持ちの悪さに繋がってくる点は何とも言えない。これに関しては67Wの高速充電に対応していることもあって、充電速度でカバーすればさほど困らない場面も多いはずだ。

  ワイヤレス充電も非常に高速な規格に対応しているので、バッテリー持ちの悪さは充電速度の速さでカバーするといった使い方も可能となる。

 

 

最後に、トータルの完成度の高さは今年トップレベルのMi11 Ultra

  いろいろなスマホを使ってきたが、XiaomiのこのラインのスマホはMIX 2s以来となった。改めてMi11 Ultraはサムスンなどの老舗とも、対等以上に戦えるハイエンドスマホに仕上げてきたなと感じた。

  ファーウェイやVIVOのカメラ特化スマホ評価が高い反面、画面性能や本体スピーカーなどを削っている機種が多い中、カメラ性能を強化しながらここまでのハイエンド要素を詰め込んだのはさすがと言える。特にカメラ性能は、大型センサーを積んだことによる表現力の高さが魅力だ。

 

 Galaxy S21 Ultraにも引けをとらないこれだけのスペックながら、お値段は5999CNY~(日本円で10万円台後半)と比較的安価に抑えている。実際、ファーウェイのP50 Proが6499CNY~なのでそれよりも安価となる。

 

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 この機種に関してはグローバル版と中国版と言われるものに分かれる。中国版は日本語環境での運用には一部難があるものの、最新のファームウェアが最速で使えるのはポイントと言える。

  一方グローバル版は日本でも発売されるシャオミの端末同様に日本語が備わっており、欧州方面のサービスなども安定して受けられる代わりにアップデートはやや遅い傾向がある。個人の趣味、趣向に合わせて選ぶとよいだろう。

 

 そんなMi11 Ultraだが、重量さえ目をつぶれれば最強のスマホだ。カメラ性能は文句なし、ディスプレイや端末スペックも最上位となる。これが10万円程度で買えるならまず不満はないでしょう。

 

 日本では発売されなかった点は惜しいが、ハイエンドに近いXiaomi 11Tシリーズは発売されたので、来年以降に期待が高まる。

 

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 ハードウェアの暴力でカメラ性能を強化してきたXiaomiだが、そろそろ次世代機のXiaomi 12シリーズの足音も近づいてきたころだ。

 Mi11 Ultra以上にセンサーを強化してくるのか、ソフト面にテコ入れしてくるのか、はたまたMIX FOLDに採用された例の液体レンズを積んでくるのか…

 

今後のXiaomiも気になるところだ。