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半年間使い続けたからこそ分かった「気持ちのいい音楽」を教えてくれるイヤホン。ゼンハイザー MOMENTUM Ture Wireless 3 長期レビュー

 老舗オーディオメーカーのひとつであるゼンハイザーが満を持して投入した新型のTWSイヤホン。最新技術を惜しみなく投入したMOMENTUM Ture Wireless 3を、半年ほど使ってきたので今回レビューしてみる。

 

 

ゼンハイザーが音質、ノイキャン性能共ににガチで投入したTWSイヤホン MOMENTUM Ture Wireless 3
 

 市場競争が過熱する完全左右独立型イヤホンの市場。そんな中で早くから高音質なTWSイヤホンを投入してきたドイツのオーディオメーカー、ゼンハイザーが満を持して発売したフラッグシップイヤホンがこのMOMENTUM Ture Wireless 3(以下" TW3"とする)だ。

 実は世界初のTWSイヤホンと呼べるものを世に放ったメーカーはAppleではなく、ゼンハイザーだったりするのだ。f:id:hayaponlog:20230123215442j:image

世界初のTWSイヤホンことMX W1。発売は2008年となる。専用のアダプタを用いたKleer規格の通信によって高音質再生を可能にしていた。なお価格は5万9800円だった。


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ケースは過去シリーズでも採用されるグロス調の加工がされている。サイズは以前よりコンパクトになった。


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本体の収まり悪くない。特段取り出しにくいといったこともなく使いやすいものだ。


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本体は比較的小型と言えるものだ。


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特徴的なイヤーピース。十字の枠とウレタンが入っており、これを含めてのサウンドチューニングとなっている。

 

 MOMENTUM TW3の対応コーデックとしてはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptiveに対応している。aptX Adaptiveではハイレゾ相当となる24bit/96kHz再生も可能な一方で、対応機器の多いLDACには非対応だ。

 なお、Qualcomm Snapdragon Soundの認証は受けていないものもなる。

 

 コーデック面ではトレンディなところを押さえるが、核となるオーディオ面についても妥協はない。
 ドライバーユニットは7mm経のものを採用している。同社のIE600というイヤホンと同じユニットを使用しており、高い駆動力を持たせることで厚みのあるの低域を再現できるという。

 これに加えて、独自開発のアンプとノイズキャンセリングチップを別途搭載しており、より同社の目指すサウンドチューニングが可能になっている。

 

 

「最高を再定義した」高音質サウンドに心を打たれる。特に低域表現が気持ちいい

 

   「最高を再定義した」と触れ込みのMOMENTUM Ture Wireless 3を早速聴いてみることにする。今回の視聴曲はこちら


機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイより
TRACER/Benjamin

男性ボーカル枠はこちらをチョイス。メッサーの降下シーンでかかるめちゃくちゃかっこいいナンバー。

TRACER

TRACER

  • Benjamin
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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Gimme×Gimme 八王子p×Giga feat.初音ミク・鏡音リン

このブログでは久方ぶりのボーカロイド音楽からチョイス。幕張メッセを"クソデカクラブハウス"に変えてしまうほどの「治安の悪い音」が楽しめるナンバー。とにかく低域がエグい

Gimme×Gimme feat. 初音ミク・鏡音リン

Gimme×Gimme feat. 初音ミク・鏡音リン

  • 八王子P × Giga
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

アイドルマスターシャイニーカラーズより

Give me some more/アルストロメリア

低域が効いてるのでチョイス。単にこのイヤホンで聴くのが気持ちいいのですね。たまには大胆になったっていいんじゃない?

Give me some more...

Give me some more...

  • アルストロメリア
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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スロウリグレット/田所あずさ

いつものです。

スロウリグレット

スロウリグレット

  • 田所あずさ
  • アニメ
  •  
  • provided courtesy of iTunes

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今回の視聴環境はスマートフォンにソニーのXperia 1IVを採用し、aptX Adaptiveの環境で使用する。ストリーミング環境でも単独で24bit/96kHz環境の再生が可能で、Snapdragon Soundに準拠したハードウェアを搭載している機種だ。

 

 

 実際に聴いてみると、広い音場と低域が気持ちの良いサウンドだ。前作にあたるTW2も高いクオリティのサウンドであったが、そのさらに上を行く上質な仕上がりだ。

 とにかく聴き疲れしないという点がまず1つ特筆できるだろう。

 高域の伸びはある。面白いことに他社のイヤホンのようなコーデック依存を大きく感じない。iPhoneのAAC接続でも比較的伸びやかな高域を体験できる。もちろん、より良い環境でのリスニングであれば、aptX Adaptive環境での利用を強くオススメする。

 低域は量感、レスポンス共にかなり高いレベルだと感じた次第だ。このイヤホンの特筆すべきところであり、レスポンスを持ちながらも「包み込まれるような感覚」となっている。

 ある意味、この低域の質の良さでこのイヤホンは選ぶべきではないかと考えている。名前には「MOMENTUM」と付いているが、どちらかといえば同社のIE80などに近い感覚だ。

 

 最初にスロウリグレットを聴いてみる。透き通るヴォーカルに対して、低域がやや強めに入る場面こそあるが聞き心地のよいサウンドであった。さ行の刺さりも抑えられており、よくチューニングされていることがうかがえる。

 

 ここで曲をTRACERに変えてみると、イントロの時点でサウンドステージの広さからくる「気持ちよさ」と表現できる感覚を体感できる。

 聴きどころはサビの入った瞬間『Don't hit with no hesitation』の部分だ。このイヤホンはとにかく低域の入りがリニアでとにかく気持ちいいのだ。

 機種によっては男性ボーカルを苦手とするものもあるが、この機種ではそのようなクセは抑えられていると感じる。


 ここで曲をGimme×Gimmeに変えてみる。開幕早々に正味「治安の悪い音」の応酬がやってくる。この部分は下手に低域が強いだけのイヤホンでは、モコモコした低音となってしまいどこかキレがなくなってしまう。ある程度の音圧も保ちつつ、残響感の表現も含めてうまくチューニングされている。

 合わせてGive me some more…も聴いてみよう。特にCパートの音の緩急がとても気持ちいい。エモい。Emotion E E Emotionなのよ。はい、これを書きたかっただけです。

 この低域の表現に関しては、レスポンス含めて文句なしだ。解像感とレスポンスの良さは小口径ドライバーに加えて、独自のアンプチップを搭載した点が生きていると感じられる部分だ。


  ここまで聴いてきて、サウンドクオリティはかなり高いことが分かった。クオリティについては色々聞かれるところもあるが、スマホ単体でこの音を楽しめるのであれば文句なしと言える。筆者が過去に聞いてきたTWSイヤホンの中でも、間違いなく5本の指に入る最高クラスの存在だ。

 

音がめちゃくちゃ良いMOMENTUM Ture Wireless 3 半年使ってきた感想は「最高」の一言に尽きる

 

 さて、音質については長めに書いてしまった。これについては、既に販売から半年以上経っていることもあって多く語り尽くされている。

 筆者としても高音質というよりは、とにかく低域の表現が気持ちいい。聴き疲れせずにとにかく音に浸っていたい。そういう声にしっかり応えてくれるイヤホンだと感じた次第だ。

 "音を聴く"というより"音楽を聴かせてくれる"ような感覚が一番ぴったりだろうか。それも、とても心地がよく「気持ちの良い音楽」というべきだろうか。まさに最高の一角と評価すべき商品だ。

 

 MOMENTUM TW3の最大の特徴は音質にフォーカスを当てつつも、基本的な機能はしっかり抑えているところだ。よくある音質重視のイヤホンでは、音は良くても接続性がダメだったり、制御アプリの使い勝手が悪いと言ったものが多かった。

 接続性もかなり良く、24bit/96kHz接続でも遅延やノイズが乗る場面はかなり少なかった。音が途切れやすいと言ったこともなく、この手のオーディオメーカーが作ったイヤホンの中ではトップレベルの仕上がりだ。

 

 バッテリー持ちについてもある程度改善されており、体感的には毎日使っても10日に一度程度のケース充電で済んでいる。充電ケースも無接点充電に対応するなど、確実に使い勝手も向上している。

 

 さすがは世界で初めてTWSイヤホンを世に放ち、最初期からBluetoothイヤホンを出していたメーカーなだけはある。


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筆者としては、この加工のケースは傷がつきにくい事で気に入っている。

 

 MOMENTUM TW3では過去の機種同様にアプリの使い勝手もよく、ノイズキャンセリングも前作より大きく改善されている。その上でサウンドクオリティも郡を抜くものであり、「最高を再定義した」という売り文句通りだ。

 筆者も他社のイヤホンと違って半年以上使い続けたいと思った理由は、やサウンドの良さだけではなく、根本的な使いやすさ。ユーザビリティの高さといったところもある。

 昨年は30個以上のこの手のイヤホンを購入してきたが、手元に残ったのはほんの数台だ。その中でもかなり利用頻度が高いイヤホンになってることから、改めて書いてみても"気に入っている"のだなと感じる。

 

 同時期のハイエンドTWSイヤホンはJVCのFW1000TやNoble Fokus Proなどの前年終盤にでてきたものだったが、それらの存在すら霞めてしまう存在がMOMENTUM TW3だった。

 2022年はこの機種以外にも多くのハイエンドTWSイヤホンが登場し、市場を大いに賑わせてた。Apple AirPods Pro(第2世代)やFinal ZE8000、Huawei Freebuds Pro2などの話題を集めた機種と肩を並べる存在であった。

 

 専門店のランキングでも常に上位にいるなど、単に音質がいいだけでなく、ノイズキャンセリングなどの機能もかなり充実していることも選ばれる理由だろう。

 

 筆者も半年使ってきたこのイヤホン。様々な商品が出てきているが、今から買うのも十分におすすめできるものだ。聴き疲れしないサウンド、気持ちのいい低音、音質の良さとノイズキャンセリングの両立。これらを求める方にはまだまだマストバイな選択肢になるはずだ。

 というわけで、3ヶ月ほど寝かせてしまったレビューでした。

 

 

 

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