今回はオウガ・ジャパンさんよりテスターとしてOPPO Band 2を提供していただきましたので、レビューしていきたい。
- 大画面かつ33gと軽量な本体が特徴のOPPO Band 2
- 充実したアクティビティ機能。売りは「テニスモード」
- 機能充実でバッテリー持ちも良好。ずっと着けていたいOPPO Band 2
- 完成度の高いスマートバンド。スポーツアクティビティを記録したい方におすすめ
大画面かつ33gと軽量な本体が特徴のOPPO Band 2
OPPO Band 2は同社の中でもエントリーモデルにあたるスマートウォッチだ。Bandという名前の通り、フィットネス機能に注力した「スマートバンド」に属するものとなっている。以前にレビューしたHUAWEI WATCH 3のように時計上でAndroidアプリは動作しない。、
今回提供いただいたライトブルーは、バンドが白と水色のツートンカラーだ。これもあってか、いいデザインアクセントになっている。
バンドの材質はOPPO Watch Freeと異なり、シリコン製のものになっている。
画面は1.57インチとこの手の商品としては大型のものになる。スクエア型の大画面ということもあり、文字の視認性も良好だ。
製品発表では友商Band 7と比較した画像が使われていた。スクエア型の画面のほうが表示に無理はない。
本体のパッケージはシンプルだ。
付属品は充電ケーブルと説明書となる。バンドの取り外しはできないようだ。
充電端子はマグネット式だ。
本体も33gと軽量で着け心地も良好だ。
充実したアクティビティ機能。売りは「テニスモード」
スマートバンドなだけあって、アクティビティは充実している。中でもOPPOでは「テニスモード」などのスポーツアクティビティに力を入れたとし、より高精度な計測を可能にしている。
筆者は屋根の雪下ろしや除雪くらいしかまともな運動をしなかったのだが、アクティビティとしては記録できていた。
軽い雪かきもちゃんと記録してくれた。
テニスモードではラケットを持つ腕に装着するとより高精度な計測が可能だ。確かにこのような用途なら本体は軽量な方が良い。
テニス以外にも100種類以上のスポーツモードを備える。
機能充実でバッテリー持ちも良好。ずっと着けていたいOPPO Band 2
さて、OPPO Band 2はスポーツ機能以外にも心拍数モニター、血中酸素濃度測定なども備えている。この手の時計としてはトレンドの機能を網羅していると言える
加えて座りすぎ検知や水分補給リマインダーなどの機能も備わっており、健康維持に関する機能を多く備えている。
一般的なスマートバンドの機能は概ね網羅している。
アプリはHeyTap Healthを使用する。Google Fitとの連携も可能なもので、このアプリから各種アクティビティの確認、本体の設定やアップデートを行う。
iPhoneでも利用できるが、その場合は一部機能が利用できなくなる点は注意だ。
それ以外にはスマートフォンの音楽コントロール、天気情報の表示、通知や着信の受け取りなどの機能も備える。この辺りは他のスマートウォッチと大きく変わらない。
OPPO Band 2は5ATM規格の防水に対応。シャワーはもちろん、スイミングなどでも安心して利用できる。
売りのバッテリー持ちは公称値で最大14日間となっている。毎日アクティビティ計測を行ったり、まめに心拍数を計測すると概ね1週間というところだった。
このくらいであれば睡眠時に装着しても翌朝電池が切れていたという場面は少ないはずだ。
5分で1日分使える急速充電にも対応している。充電の実感的には8%ほど充電されていた。
完成度の高いスマートバンド。スポーツアクティビティを記録したい方におすすめ
さて、OPPO Band 2を実際にテスターとして使用した感想だが、電池持ちはかなり良好だ。ハードに利用しても1週間に1度程度の充電で利用できた。
売りの大画面や軽量さ、バンドの質感なども良好で、着け心地が良い点はこの商品の特徴と言える。
OPPO Band 2はコストパフォーマンスはもちろん、多数のスポーツモードなどを備えており、OPPO Watch Freeに近い商品となっている。
そうなると気になるのはライバルの存在だ。OPPO Band 2の価格は実売8000円前後となるが、この価格帯は他社の商品も充実しているのだ。
Amazfit Band 7やHuawei Band 7、Xiaomi Mi Smart Band Pro、Redmi Smart Band 2などの商品が競合商品となる。どの商品も日本で展開されており、かなりの激戦区となっている。
特にXiaomiのRedmi Smart Band 2は4980円という設定で、上位機種譲りの機能を備えるなど強力なライバルとなっている。
そのような商品群の中でOPPO Band 2の強みは、充実したアクティビティトラッキング機能だ。プロテニスモードをはじめ、スポーツに特化した各種機能が備わっており、単なるスマートバンドにプラスの付加価値を持つものになっている。
本体が軽量なこともあって着け心地も良い。スポーツアクティビティを積極的に記録したいユーザーは検討すべき商品のひとつになるはずだ。