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中古で1万円以下。eSIM対応キャリアが増えて注目されるRakuten Hand 「2台目のスマホ」として使い道を考えてみた。

 一時期話題となった楽天オリジナルのスマートフォン。はなから「サブ機」としても注目されたRakuten Handを、改めてどう使うか考えてみたいと思う。

 

存在意義が「2台持ちスマホ」なRakuten Hand


 楽天モバイルオリジナル端末の一つとなる「Hand」は、後継モデルの5G版モデルが出るくらいには好評な端末だ。

 その一方で、楽天モバイルを契約したら実質0円や980円で購入できる機会も多い端末だ。

 特典として「とりあえずもらった」が、使い道が分からない方も少なくないはずだ

 

 今回はどんな用途で使うとよいのか考えてみた。簡単にRakuten Handのスペックを以下に示す。()書きは5G版だ。

 

SoC: Snapdragon 720(Snapdragon 480)
メモリ:4GB
ストレージ:64GB(128GB)

 

画面:5.15インチ HD+解像度

有機ELパネル 画面内指紋認証

 

カメラ

メインカメラ:4800万画素(6400万画素)

深度センサー:200万画素

フロント:1600万画素

 

防水等級:IPX2/IP5X(IPX8/IP6X)

FeliCa対応

OS:Android 10(Android 11)

 

製造メーカー:Tinno Mobile

 

 スペックとしてはエントリー機種となる。過度に削ったりしてしていないので、割と使える印象だ。

 今からなら5G対応版の方がストレージ容量も多く、使いやすくなっている。

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Handの名前の通り手に馴染むサイズだ。実物を見ると思ったよりコンパクトに感じることだ。
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安価ながらも有機EL画面やデュアルカメラを備えている。国内向け機能としてFeliCaも対応だ。

 

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 難点は物理的なSIMスロットを備えないeSIMオンリー端末なことだ。SIMロックがない端末となるが、実質的に楽天以外で利用できなかった。

 近年ではeSIMを利用できるキャリアも増え、安価に購入できることから再び注目されている。

 

 

財布用の電子ウォレット端末として利用する

 

 筆者としてはFeliCaを搭載していることから、Handは電子ウォレットとして利用するのが一番理にかなっていると感じる。

 価格もスマートウォッチより安価で、画面も大きいことからQRコード表示も行いやすい。

 一般的なスマートフォンと同じように扱えるので、充電時に専用のケーブル等も不要だ。

 

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FeliCaを搭載しないゲーミングスマホなどとうまく組み合わせるとよいはずだ。近いサイズではiPhone SEやminiシリーズもあるが、Handの倍以上の価格と高価だ。


ストリーミング音楽プレイヤーとして利用する。

 

 筆者イチオシの利用方法だ。楽天モバイルが得意とする無制限で2980円のプランを生かし、配信サービスと組み合わせた「ストリーミングプレイヤー」として利用するものだ。

 

 Rakuten miniよりもHandはパフォーマンスが高く、アプリの引っ掛かりが少ない。本体にイヤホンジャックを備える点から、小さいながらも勝手は良い。

 

 音楽プレイヤーと異なりSIMが利用できることから、Spotifyなどのサービスもオンライン環境で利用できる。本体ストレージも64または128GB(5G版)となるので、専用機として割り切ればダウンロードしても安心して使えそうだ。

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イヤホンジャックを備える端末らしい使い方だ。

 

 

楽天モバイルの無制限プラン、povo2.0を生かしてドライブレコーダーとして使おう

 

 

 思い切った利用方法としてはドライブレコーダーというものがある。近年では、古くなったスマートフォンをこの用途で使用する方法も紹介されているのだ。

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 Handは横幅がスリムなことでマウンターへのおさまりも良い。カメラについても4800万画素のものを採用するなど、価格を考えたらかなり上出来なものだ。

写りについてはまぁそこそこと言ったところ。記録用途であれば十分すぎるだろう。

 

 楽天モバイルの無制限プランを利用すれば、運転中の配信でも通信制限知らずだ。

 

 これをうまく利用すれば車両の盗難防止トラッカーとしても利用可能だ。povo2.0等を利用して位置情報を送信し続ければ、万一の場合でも手持ちのスマホ等で確認可能だ。

 

 

eSIMが使えるキャリアも増えて使いやすく!Rakuten Handを遊び尽くそう!


 eSIMを扱うキャリアも増えたことから、今まで扱いにくかった楽天オリジナル端末にも再びスポットが当たる形となった。

 特にHandはコンパクトながらもFeliCaを搭載。端末自体もある程度のスペックを備えることから、扱いやすさも向上している。

 

 楽天モバイルはもちろん、ドコモやソフトバンク等の大手キャリアでもeSIMが利用可能になっている。

 コストを抑えるならLINEMOやpovo2.0といった回線で利用することも可能だ。MVNOではiijmioやLinksMateなどがeSIMを展開している。

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 なにより価格も安価だ。白ロム店では5G対応版でも1万円以下となっている。

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 4G版の中古であれば5000円以下というものもある。サブ端末としては魅力的な設定だ。

 

 サブ端末としては古いiPhoneやコンパクトで話題になったBALMUDA Phoneも注目されたが、価格などのバランスを考えるとHandは最も選びやすい端末と考える。

 

 1万円で買えてそこそこ使えるスマホとなるRakuten Hand。使い方は携帯電話に限らず、ユーザーの数だけある。面白い使い方があればぜひ教えてほしい。

 

www.hayaponlog.site

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