ドコモが同社がオンラインショップで展開する認定リユース品のスマートフォン「docomo Certifild」にて、Androidスマートフォンを取扱うことになった。
本日、公表されたGalaxy S20 SC-51A、AQUOS R5G SH-51A、Xperia 5 SO-01Mの3機種の価格が、発売に合わせてそれぞれ公表された。
Galaxy S20
ランクA+:5万2800円
ランクA:4万7300円
ランクB:4万1800円
AQUOS R5G
ランクA+:4万5100円
ランクA:3万9600円
ランクB:3万4100円
Xperia 5
ランクA+:3万1900円
ランクA:2万6400円
ランクB:2万900円
価格についてはどの端末も、中古市場相場より若干高めの印象だ
同社では認定中古品を「ドコモの厳しい基準をクリアした高品質なリユース品」としており、通常の中古商品に比べて高品質であることをアピールしている。
バッテリーの劣化が少ないこと、外装もクリーニングされていることが特徴だ。
また、端末には30日間の保証に加えて、ケータイ補償サービスにも加入することができる。長く使う上での保証面は充実している。
価格がやや高価なところも、保証サービスやキャリアショップでの窓口受付が可能な点なども含めた「サービス料」と思えば納得がいく。
料金も分割で購入できるなど、キャリアのスマホらしく買いやすい仕組みも整えている。
加えて、オンラインショップでは、契約時に2万2000円の割引も適用できる場合もある。お得に高品質な中古スマホを欲しいには、タイミング次第では選択肢に入ってくるサービスだ。
Galaxy S20 5Gは2020年にサムスンより発売されたハイエンドスマートフォンだ。
5G通信にも対応したSnapdragon 865のほか12GBのメモリ、128GBのストレージを備える。
6400万画素の標準カメラを中心としたトリプルカメラなどをはじめ、今でも見劣りは少ない高性能な機種に仕上がっている。
この中ではAndroid 13へのアップデートが唯一行われており、まだまだ利用できる機種となっている。
AQUOS R5Gは2020年にシャープより発売されたハイエンドスマートフォンだ。
5G通信にも対応したSnapdragon 865を採用し、12GBのメモリ、256GBのストレージを備える。Android 12までアップデートも行われたことから、今でも比較的利用できる機種となる。
焼きつきの心配が少ない液晶画面を採用するほか、4800万画素のメインカメラを中心としたトリプルカメラを備える高性能っぷりだ。
くわえて、SDカードスロットやイヤホンジャックを備える点など、長期で使うにはありがたい機能も多く備える。
Xperia 5は2019年発売のハイエンドスマートフォンだ。Snapdragon 855を採用し、メモリは6GBストレージは64GBとなる。1200万画素のトリプルカメラや防水、SDカードスロットも備えている。
また、この機種は発売時期が古いこともあり、OSアップデートは Android 11までとなる。
コンパクトな筐体であることが特徴だが、性能的には上の2機種に比べて見劣りする。価格的には最も安価での提供となるはずだ。
さて、ドコモオンラインショップでこのような商品を展開する事は、今後は廉価な端末のポジションを良質な中古品に取って変わる形になるのかもしれないな感じさせられる。
今後のスマートフォンのラインナップが変わるかもしれない一手として、注視していきたい。