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aiwa phoneの上位モデル「aiwa phone B-2」発表!メモリ増量とAndroid 12を採用して1万9800円

 JENESIS株式会社は本日「aiwaデジタルブランド」より、洗練されたデザインでライフスタイルに溶け込むAndroid 12を採用したスマートフォン「aiwa phone B-2」を発表した。価格は直販サイトで1万9800円となっている。

 

 直販サイトとなる「aiwaデジタルダイレクト」にて本日より先行発売を行い、量販店・各種ECサイトでは5月15日より順次発売を予定している。

 

 

「aiwa phone」の上位モデルが登場!メモリも4GBへ増量!やっと実用レベルの性能か…

 

 aiwa phoneといえば、昨年aiwaブランドを用いて「廉価なスマートフォン」として市場に投入した商品だ。直販価格で1万6300円と安価かつ、国内でも馴染みのあるブランドだったことから注目度も高い製品だった。

 

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スペックが低いこともあり、様々な意味で注目されてしまった初代aiwa Phone

 

 

 実はaiwa phone-B2はマイナーチェンジの側面を持ちながらも、従来機に比べてスペックが強化された形となっている。スペックは以下の通り

 

SoC:UniSoC T310

メモリ:4GB

ストレージ:32GB+SDカード対応

 

ディスプレイ:6.5インチIPS液晶モニター

画面解像度720×1,600px(HD+)

 

カメラ

1300万画素(標準カメラ)

200万画素(マクロカメラ)

800万画素(フロントカメラ)

 

バッテリー:4000mA/h

 

OS:Android 12

 

重量:約190g

カラー:midnight / sand beige

 

 実はaiwa phone-B2について、SoCは「UniSoC T310」は変わらないものの、メモリは2GBから4GBに増量されている。この辺りは使い勝手にも直結するのでありがたいところだ。

 

 それにあわせてOSもAndroid 12 Go Editionから通常のAndroid 12になっている。その一方で、ストレージは「32GB」と据え置かれている。

 

 その他の筐体サイズ、6.5インチのHD+解像度の画面、各種インターフェース、カメラ性能やIP52相当の防滴性能もaiwa phoneから据え置かれたものとなっている。

 

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    aiwa phone B-2には紛失防止タグで人気の「MAMORIO」アプリが従来に引き続きプリインストールされている。

  1年間無料で「お忘れスマホ自動通知サービス」「他の端末からスマホを探すサービス」等を利用することが可能となっている。

 

 aiwa phone B-2のカラーはマットで落ち着いた “midnight”と”sand beige”の2色となった。同社では「指紋が付きづらく上質な触り心地」としており、傷が付きづらく滑らかな質感にしている。

 

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カラーは2色展開となる

 

 

aiwa phoneの上位モデルだが、ストレージの少なさや基本性能の低さがネックか

 

 改めてチェックしてみたが、従来品との違いはメモリの増強、それにあわせてAndroid Go Editionではなく通常のものになったことが変更点となっている。価格は1万9800円とaiwa phoneに比較すると若干高価になっている。メモリ増強版と考えればまぁ妥当な設定と言える。

 このクラスではXiaomiからRedmi 12Cが日本でも出ているが、こちらは5000万画素カメラを採用し、ストレージも64GB、プロセッサも上位となるなど差別化されている。aiwa phone B-2はこのような機種に対して、Type-C端子の優位性、国内ブランドの強さを持ってアピールしていくものになるはずだ。

 

 プロセッサの性能面では通常のAndroid端末でも問題ないが、軽量化されているGo Editionのアプリと異なり、通常版は動作が重たいと感じる場面も考えられる。そして、ストレージが「32GB」と少ない点はいただけない。特に通常のAndroidとなれば、Googleの標準アプリたちも容量の大きいものとなる。初代よりも容量不足に陥りやすいことは容易に想像できる。

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Go Editionのアプリは容量も平均して通常版の約半分とかなり少なめの設計となっている

 

 

 もちろん、価格が2万円の製品となるため、スペックについては過度な期待はできない。ストレージの少なさもあって、かなり割り切りが求められる製品となる。自分でスマートフォンの使用用途を理解し、ストイックに利用できる上級者向けと言える商品だ。

 

 ただ、今回の製品は名前の「B-2」のとおりB2B需要を狙ったものと考えられる。コンシューマ向けだけでなく、法人需要を狙っての展開も従来より続くものだ。

 確かにメモリ2GBでは企業が導入しているセキュリティ管理アプリや、各種メーラーアプリなどの動作要件を満たさなくなってくるものもある。そのような声にも応える形での商品展開と考えるべきだろう。

 

 ただ、ストレージの少なさはかなりネックとなる。興味のある方はぜひお手持ちのスマートフォンの容量を確認した上で、実機等を確認して購入することをおすすめする。

aiwa-digital.com

www.hayaponlog.site

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