Googleは日本時間5月11日 最新のタブレット端末となる「Google Pixel tablet」を発表した。最新のタブレットに最適化されたOSを利用可能で、日本では7万9800円(128GB)からの価格となる。
6月20日の発売を予定しており、既にGoogle Storeでは予約可能となっている。
Google Pixel tabletは、2015年に販売された"Pixel C"以来となる実に8年ぶりのタブレット端末となる。
Pixel Cは日本では発売されなかったため、日本発売でカウントすると2014年発売の"nexus 9"以来のGoogleのタブレット端末となる。
基本スペックはPixel 7などと同じく「Tensor G2」を採用するなど、ハイエンドに近い性能となっている。メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GBとなっている。
ディスプレイは11インチ、4つのスピーカーを備えるなどエンタメ性能も充実している。
また、スマートフォンなどの動画をPixel Tabletにキャストして大画面で視聴できるChromecast built inに対応している。
また、別売の充電スピーカーホルダーと組み合わせることで低音を「本体スピーカーの4倍」に強化できるという。このスピーカーホルダーは単体発売も予定され、価格は17,800円となる。
充電ホルダーのほか、スマートホームハブとしての機能も備える
Pixel TabletはAndroidチームと連携し、ユーザーインターフェイスをタブレットに最適化している。Spotifyなどのアプリも大きな画面向けの最適化が行われている。
分割画面モードでは、画面上で同時に2つのアプリを使用できる。GoogleフォトからGmailに写真をドロップしたり、Googleアシスタントの音声入力を使ってメールなどの作成などが可能としている。
また、セキュリティパッチを含めた5年間のソフトウェアアップデートが保証されている。日本でのカラーはPorcelain、Hazelの2色が展開される。
カラーは2色展開だ
ハイエンドAndroidタブレットも日本で取り扱いが増えてきたこの頃。Pixel TabletはGalaxy tab S8+などと比較しても、良い選択肢が増えたものと考える。
予約特典では、通常よりもお得に買えるプランなども用意されている。
Googleのタブレットの復活は、Androidタブレットの新しいニーズを生み出すきっかけになってほしいものだ。