秋葉原に携帯電話ショップ「モバデコ秋葉原本店」にファーウェイの後釜とも評される「HONOR」のスマートフォンが入荷している。
今回入荷したものはフラグシップの「HONOR Magic5 Pro」、ミッドレンジの「HONOR X8」となる。価格は前者が14万2800円、後者が3万3980円となる。
いずれも同店が独自に仕入れた商品となり、本体は開封して動作確認を行った「新品未使用」となる。
また、今回は香港版の商品となるため、中国版と異なりGoogleサービスが利用できるものとなる。日本ではこちらの方が利用しやすいはずだ。
「HONOR Magic5 Pro」は今年発売のフラグシップモデルだ。
SoCにSnapdragon 8 Gen.2を採用し、従来よりも基本性能を高めたものとなっている。
売りのカメラについては5000万画素の大型センサーを搭載し、最大100倍望遠のズームに対応するなど、カメラ性能を高めたフラグシップモデルだ。
筆者も中国にて実機を触ってきているが、カメラ性能はかなり高い商品で、イチオシと言えるものだ。
中国でも人気を集める機種であった。
今回同店に入荷したカラーはブルーとなり、グローバルモデルのため512GBのストレージを備える。価格は14万2800円としている。
HONOR Magic5 Proの詳細なスペックは以下の通りだ。
SoC:Snapdpagon 8 Gen.2
メモリ:12GB
ストレージ:512GB
ディスプレイ
6.81インチ OLED FHD+解像度
120Hzフレームレート対応、2160HzPWM調光対応、 最高輝度:1800nit
カメラ
メインカメラ:5000万画素 f1.6 1/1.12型
超広角カメラ:5000万画素 f2.0
3.5倍望遠カメラ:5000万画素 f3.0
フロントカメラ:1200万画素+深度センサー
OS:Android 13 MagicOS 7.0
バッテリー
5100mAh
66W有線充電、50Wワイヤレス充電に対応
もう1台入荷している「HONOR X8」は昨年発売のエントリーモデルと言われるポジションの機種だ。
SoCにはSnapdragon 680を採用しており、国内発売された機種ではRedmi Note 11などに近いスペックとなる。
機能としては90Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイ、6400万画素のメインカメラを含めた4眼構成のカメラを備える。22.5W充電にも対応する。
同店にはブラックが入荷している。ストレージは128GBとなり、このクラスとしては大容量モデルとなっている。価格は3万3980円となっている。
HONOR X8の詳細なスペックは以下の通りだ
SoC:Snapdpagon 680
メモリ:6GB
ストレージ:128GB
ディスプレイ
6.7インチ FHD+解像度 液晶ディスプレイ
90Hzフレームレート対応
カメラ
メインカメラ:6400万画素 f1.8
超広角カメラ:500万画素 f2.2
マクロカメラ:200万画素 f2.4
深度カメラ:200万画素
フロントカメラ:1600万画素
OS:Android 11 MagicUI 4.2
バッテリー
4000mAh
22.5W有線充電に対応
どちらの商品にも共通して言える点として、ファーウェイのDNAを感じる商品に仕上がっていることだ。
HONOR Magic5 ProはまさにMate 20 Proなどに近い操作感だ。近年の機種らしくカメラ部が大型化はしているものの、カメラの写りの良さや操作体験はかつてのファーウェイを感じさせるものとなる。
HONOR X8は往年のnova 3 liteなどに近い機種だ。安価ながらもカメラが綺麗だったりと普段使いでもしっかり利用できる。
今回入荷の商品は香港版ということで、Google Playなどのサービスが利用できる点などから、比較的お勧めできる商品となっている。
制裁を受けてファーウェイのスマートフォンになかなか手が出させない中、近い感覚で利用できるスマートフォンを求める方には特におすすめの商品だ。
同店では珍しい海外のスマートフォンの取り扱いのほか、スマートフォンの高価買取も行っている。
興味がある方はぜひ店頭やTwitterをチェックしてみてほしい。
協力:モバデコ秋葉原本店