ファーウェイは9月10日 現地時間14時30分より中国向けに新商品発表会を行うと微博にて公表した。最新スマートフォンのMate 70シリーズなどが発表されると思われる。
この他に 以前から噂されているトライフォールド(三つ折りタイプ)のスマートフォンが発表されるのではないかと考えられる。コンセプトモデルは登場していたが、民生向けに販売されれば世界初だ。
発表会の予告画像には「S」を模したようなシルエットがあることから、本発表会にてトライフォールド端末を発表する可能性が高い
ファーウェイCEOのリチャード・ユ氏も本発表に触れており、「開発に5年の歳月をかけたファーウェイの最高傑作」に期待してほしいとしている。
今回の発表会は現地時間の同日深夜1時に行われるAppleの新商品発表会の後にセッティングされており、iPhone 16シリーズに対して優位性を示せるようなタイミングだ。従来は「Appleを出し抜いて世界初」をアピールしていたが、今回は比較対象として完璧に狙いを定めてきたと評価したい。
また、ファーウェイがMateシリーズの発表会を行うのは実に2年ぶりだ。前回は発表会の予告すらなく製品投入をしたが、今回はちゃんとメディアに向けてアピールする形だ。今回は単に新機種のスペックはもちろんのこと、Androidを脱したHarmonyOS NEXTを初搭載することへの優位性、アプリの拡充具合やさらに高めた連携性も気になるところだ。
ハードウェア面では、評価の高いカメラ性能、さらに進化した中国SMIC製造の新型チップが5G通信対応の可否などが明かされるかが焦点だ。
前回のMate 60シリーズは米国を出し抜くような意味もあってか、発表会すらなく突如発売された
米国の制裁をものともせず、自国で内製することで製品展開を続けるファーウェイ。春先に発売されたPura70シリーズはグローバル展開を行うなど、当初指摘された生産能力の低さは微塵も感じられない。
スマートフォン端末に対するハードウェアの技術力では、制裁を受けてなおも世界最高峰だ。そんなファーウェイが「5年の歳月をかけた最高傑作」と称するスマートフォンを世に放つとなれば、目を離すことなどできないはずだ。
非凡之作,时刻高光9月10日14:30,华为见... 来自华为终端 - 微博