様々な製品の登場で市場をにぎわすワイヤレスイヤホンたち。今回はオンイヤータイプのヘッドホン「ACEFAST H7」を提供いただいたのでレビューする。
- イヤーパッドの着せ替えができるヘッドホン「ACEFAST H7」をチェック
- 低域を意識したサウンド。トゲの少ないサウンドバランスで聴きやすい
- ノイズキャンセリングなどの機能も充実。USBケーブルで音楽が聴ける点は嬉しい
- ファッショナブル路線に新たな選択肢。イヤーパッドの「着せ替え」のできるヘッドホン
イヤーパッドの着せ替えができるヘッドホン「ACEFAST H7」をチェック
市場競争が過熱するワイヤレスヘッドホンの市場。3万円を超える製品も当たり前になる中、コストパフォーマンスを重視した中国メーカーも多く登場した。
その中でも音だけでなく「外観」もある程度カスタマイズして差別化を図った商品も登場している。今回のACEFAST H7もそのようなカジュアルさをアピールする商品だ。

本体はホワイト1色。左右間のケーブルが一部露出していたり、バンド部がアルミフレームになっている点はデザイン重視だ。

イヤーパッドは装着済みのホワイトに加え、レッド、ピンク、バイオレット、グリーン、ブルー、ブラウンの計7色が同梱される。

気分で色を変えたり、左右で違う色にしたりすることもできる。

本体ハウジング部の透明なカバーは外すことができ、内部にステッカー等を挟むこともできる。


本体は折りたたむことができ、付属ポーチに収めることができる
低域を意識したサウンド。トゲの少ないサウンドバランスで聴きやすい
ACEFAST H7の対応コーデックとしては、SBC/AACに対応している。aptXなどに対応しない点は惜しいが、もともとが「ファッショナブル」を重視したイヤホンなので音質重視ではない。接続性を重視したこの選択は納得だ。
イヤホンのプロセッサにはBluetooth 5.4対応のチップを採用したことで、混雑した環境でも音切れしにくくなっているという。
オーディオハードウェアについては30mm経のドライバーユニットを採用している。振動版には「ダブルレイヤーコンポジットダイヤフラム」ということで、二つの素材を重ね合わせた構成の振動版が採用されている。オンイヤータイプなので口径は控えめだ。ACEFASTプロフェッショナルチューニングと称するチューニングが行われている。
今回の試聴環境はスマートフォンにソニーのXperia 1 VIを採用し、AACの環境で使用する。

今回のレビューではXperia 1 VIを使用した
ACEFAST H7の感想として、売り文句のオンイヤー型ながら低域再生を重視したという点は一聴して理解できた。低反発のイヤーパッドと適度な側圧がマッチしたと考えたい。音楽を楽しむという点ではプラスだ。
低域も出ており、サウンドはソリッドというわけでもなく適度に角も立たない。聞き疲れしにくいサウンドとなっており、流し聞きにはぴったりだ。高域やボーカル域はシャリ感こそあるが、廉価な機種でみられる「キンキンするシャリ感」はかなり抑えられている。
ドラムスやベースの帯域は量感控えめということもあり、ボーカルの低位感が前に出る印象がある。ドラムスのキックやベースラインがどうしても軽めに感じてしまう。低域は量感こそあれどレスポンスがあまり良くないので、弾むようにビートを刻む楽曲では物足りなさを感じることだ。
全体的に尖りのない丸い音だが、筆者的には割と好みのバランスで聴くことができると感じた。サウンドだけで見れば、同価格帯で非常に魅力的な商品もある。本機種はデザイン性やカスタマイズ性の高さから、他の製品と差別化ができていると感じる。
装着感については側圧がやや強めなため、人よっては耳が痛くなることもありそうだ。オンイヤータイプということもあり、飛行機等で5時間以上の長時間をつけるようなシーンはあまり想定されていないと感じた。
ノイズキャンセリングなどの機能も充実。USBケーブルで音楽が聴ける点は嬉しい
さて、音質についてはこの辺りにして、ここからはマイクの品質や本体の質感について書いてみる。ACEFAST H7のマイクにはノイズリダクションという機能を備え、通話時に周囲の音や風切音を軽減させることができる。
アクティブノイズキャンセリング機能も備えており、外部のノイズをかき消すことができる。オンイヤータイプなので精度はあまりよくないが、効果は実感できる。もちろん、外音取り込みも可能だ。

ボタンは物理ボタン。誤反応も少なく操作性は悪くない。

本機種にはアプリケーションも備える。「ACEFAST」というアプリで本体の接続、設定変更が可能だ。
バッテリー持ちに関しては公称値で35時間となっている。実際に使ってみても、公称値からおおきく乖離することもなく、悪いという印象は受けなかった。
仮にバッテリーが切れてもUSB-Cケーブルでの有線使用にも対応。スマートフォンと接続すれば音楽を楽しめる。

USBケーブルをスマートフォンに接続すると面倒な設定なしで利用できる。この状態でもノイズキャンセリング機能が利用できる
ファッショナブル路線に新たな選択肢。イヤーパッドの「着せ替え」のできるヘッドホン
さて、今回レビューのACEFAST H7というヘッドホン。一般的な音質を重視した商品というよりは、7色のイヤーパッドをはじめとしたファッショナブルな商品だ。
ハウジングカバーを外してステッカー等を挟み込めることを考えると、着せ替え要素が非常に強いヘッドホンだ。筆者としてはサウンドを楽しむだけでなく、ファッションアイテムの1つとして持ち歩くのはありだと感じた。
ACEFAST H7は公式直販サイトにて1万700円で販売されている。ファッショナブルなヘッドホンを検討する際には、候補のひとつに加えてみてほしい。
ACEFAST H7 Active Noise Cancelling Bluetooth Headsetwww.acefastmall.com
提供:ACEFAST