こんにちは。これまで使ったスマホは300台以上。生まれはギリギリZ世代のライター はやぽんです。
今回は滞在先の香港にて、最新のOnePlus 13を触る機会があったので、簡単に実機の様子を紹介したい。
OnePlus 13は中国で10月30日に発表されたスマートフォンだ。Snapdragon 8 Eliteを採用するなど高い性能を持ち合わせており、価格を過去モデル同様に控えめとすることで、コストパフォーマンスの良さを両立させた。
本体はブラック、ホワイト、ブルーの3色展開だが、その中でもブルーの実機を触らせてもらった。
OnePlus 13のうちブルーはガラスではなくレザーが採用される。落ち着いた「紺色」という表現が近く、高級感のある仕上がりだ
プロセッサにはSnapdragon 8 Eliteを採用する。TSMC3nmプロセスと独自コアのOryonを採用したことで、従来よりもCPU、GPU共に4割ほど性能が向上している。また、消費電力もSnapdragon 8 Gen 3比で4割ほど低下したとしている。
現時点では本機種以外にXiaomi 15シリーズが販売されている。また、vivo iQOO 13とHONOR Magic 7シリーズも採用しており、これから続々と採用機が登場することになる。
メモリは最大で24GBのモデルを選択可能、ストレージも最大1TBが用意されており、必要に応じて選ぶことができる。
プロセッサには最新のSnapdragon 8 Eliteを採用する
ディスプレイは6.82インチのOLEDパネルを採用。 画面解像度は3168×1440(2K+)とし、1~120Hzの可変リフレッシュレートにも対応する。画面のピーク輝度は4500ニトと明るいものが採用されている。
ディスプレイは明るいものが採用され、3Dガラスではあるものの、フラットディスプレイとなった
カメラはハッセルブラッドチューニングのトリプルカメラを採用。5000万画素のメインカメラに加え、5000万画素の超広角カメラ、5000万画素の3倍望遠カメラを備える。
メインカメラのイメージセンサーはOnePlus 12と同じものが採用されているが、望遠カメラは省スペースのペリスコープ方式のレンズを採用し、画質を保ちつつ薄型にできた。超広角カメラもアップグレードされている。
カメラはトリプルカメラ。プレビュー画面は従来と同様だ
バッテリーは6000mAhと大容量のものが採用されており、最大100ワットの急速充電と50ワットのワイヤレス充電に対応する。
本作では、本体の防水防塵等級がIP68に加え、ドイツ工業規格のIP69にも対応している。スチームジェット噴水流(温水の高圧洗浄機)にも耐える規格のため、より安心して水辺やお風呂周りの環境でも使用できる商品だ。
OSにはAndroid 15ベースのColorOS 15を採用。各種AI機能の強化に加え、専用アプリを使うことで、AppleのiPhoneとのAirDropによる通信が利用できることも話題になっている。
付属のケースにもハッセルブラッドのロゴが入っている
そんなOnePlus 13の価格は中国で4499RMB(約9万7000円)からだ。各メーカーがチップセットの供給価格の高騰によって、端末価格を値上げする傾向の中、前作並みに維持した点は高く評価したい。可能であれば日本でも発売してほしい商品だ。
実際に実機を触ってみても、安いだけでなく高い品質、使いやすさを兼ね備えた商品であることを確認できた。興味がある方はぜひチェックしてみて欲しい。