様々なところで話題を呼んでいるアイドルマスター最新作「学園アイドルマスター」。筆者もプロデュースに邁進しているが、皆さんは学マスが動く"ミラーレス一眼カメラ"というものがあることはご存知だろうか。
なんだこれは⁉︎
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Campus mode!! より
このカメラは中国のYONGNUOから販売されているYN455というもの。マイクロフォーサーズマウントのミラーレス一眼カメラであると同時に、OSにはAndroid 10を採用している。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 660、メモリ6GB、ストレージは64GBでmicroSDカードによる拡張が可能。Wi-FiやBluetoothはもちろん、4G通信も可能。本体にはSIMスロットを備えている。
ちなみに学マスの動作要件はARM-v8(64bit環境)にAndroid 10以降が必須。本機種のSnapdragon 660は64bitモードで動作しているので、学マスを動かすことが可能だ。
ディスプレイサイズは5型、16:9比率のフルHD解像度。画面のフリップにも対応するので、自撮りもできる。
カメラを握ってシャッターを構える。アイドル撮影モードでは、まるでプロデューサーになった気分で撮影ができる。残念ながらシャッターボタンは連動しない
学マスのアイドル撮影機能。よく分からなかったけど、学マスをカメラに入れたので完全に理解した。 pic.twitter.com/2B1ZI5Giqz
— はやぽん (@Hayaponlog) 2024年12月21日
SNSでも反響をいただいたこのカメラ。ぶっちゃけてしまうと、Snapdragon 660を採用するYN455で学マスをまともに動かすのはかなり厳しい。基本性能が2018年のミッドレンジスマホしかないのだから、そこは仕方ない。
画質も標準画質までしか設定できず、動作ももっさり。どうしてもスペック不足感は否めない。
それでも学園アイドルマスターが動くデジタルカメラとしては、筆者が知る限り世界で唯一の商品だ。残念ながらシャッターボタンは連動しないものの、カメラを構えてアイドルの可愛いシーンを収めるという意味では「最もカメラマンになった体験に近い感覚」を味わえると断言する。
ちなみにこのような体験をスマートフォンで味わいたいなら、Xiaomi 14 Ultraがオススメだ。こちらの機種は純正オプションでカメラグリップが用意されている。これを装着すると、まるでカメラのような操作感覚を楽しむことができる。
残念ながらこちらもカメラのシャッターとゲーム内のシャッターは連動しない。それでも、グリップを構えてアイドルを収める感覚は、まさにカメラそのものだ。
Xiaomi 14 UltraはスマホとしてもSnapdragon 8 Gen 3を採用するハイエンド機種。学マスは最高画質でも楽しめる
グリップの深いYN455には体験で劣る
十王会長の実装などで、さらに盛り上がってくる学園アイドルマスター。ゲームシステムはもちろん、ライブやアイドルの撮影という部分をさらに高いレベルの体験に仕上げたいのであれば、カメラのようなAndroid端末を使ってみるのもアリだ。