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POCO F7シリーズが登場!さらなる“攻め”のコスパで日本市場を直撃。即日買える点も魅力

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 Xiaomiのコストパフォーマンス重視ブランド「POCO」から、待望の新モデル「POCO F7シリーズ」が3月27日。シンガポールで発表された。

 ラインナップは上位モデルのPOCO F7 Proと最上位モデルのPOCO F7 Ultraの2機種を揃え、​価格はそれぞれ499ドル、649ドルで販売される。グローバルではEarly Bird(早期割引)で449ドルと599ドルとなる。

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 POCO F7 ProはSnapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載し、6.67型のWQHD+解像度(3200×1440)OLEDディスプレイを採用。最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、なめらかな表示と高精細な映像体験を実現したといている。
 カメラは5000万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラのデュアル構成。
バッテリー容量は6000mAhと大容量。90Wの急速充電に対応しており、短時間でのフル充電が可能だ。

 メモリとストレージの組み合わせは12GB RAM+256GBストレージ、12GB RAM+512GBストレージの2種類が用意される。

 

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カラーは3色展開。全色日本でも展開される

 


​ 最上位のPOCO F7 Ultraは、最新のSnapdragon 8 Eliteプロセッサを搭載し、6.67型のWQHD+(3200×1440ピクセル)解像度のOLEDディスプレイを採用。​
 カメラ構成は5000万画素のメインカメラ、5000万画素の望遠カメラ、3200万画素の超広角カメラのトリプルカメラシステムを採用。望遠カメラはテレマクロ撮影に対応するなど、構成的にはXiaomi 15などに近いハイエンド仕様だ。
​ バッテリー容量は5300mAhとやや少ないものの、120Wの有線急速充電および50Wのワイヤレス充電に対応する。急速充電対応ゆえのトレードオフだ。

​ 最上位のUltraはグラフィック強化チップを採用。対応ゲームでは120Hzの描写が可能になるなど、ゲーミング要素の強い構成へ進化。防塵・防水性能はIP68等級を取得しており、安心して利用できる。

 メモリとストレージの組み合わせは12GB RAM+256GBストレージ、16GB RAM+512GBストレージの2種類が用意される。

 

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こちらは2色展開

 

攻めのコスパで最上位も10万円以下!日本でも発表会終わって即日発売

 

 今回日本市場でもグローバルとオンタイムでPOCO F7 ProとPOCO F7 Ultraの投入が発表された。価格はPOCO F7 Proが税込6万9980円から、POCO F7 Ultraは税込9万9980円から。グローバルのEarly Bird価格が定価という攻めた設定にしたことで、ハイエンドモデルながら手の届きやすい価格帯を実現した。

 一方で販路は公式オンラインストア、Amazon、楽天市場といったECサイトでの販売に限定されており、店頭での取り扱いは基本的に行わない。MVNOではiijmioとイオンモバイルが取り扱う。

 日本向けには別途早期購入特典としてモバイルバッテリーの「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」をプレゼントする。Amazonなどで購入してもクーポンコードを入れることで、後日送付される。

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特典のバッテリーは5000円相当の商品。急速充電対応でありがたい

 

 FeliCa(おサイフケータイ)には対応していないものの、全体としてはハイエンドクラスの性能を非常に競争力のある価格で提供している。これはこれで高いスペックを求めつつも、コストを重視するユーザーから支持を得られそうだ。

 

 

 今回も驚きだった点が、グローバル発表と同時に日本でもPOCO F7シリーズが発売された点。​グローバル発表会の直後に公式ストアやAmazonで即購入可能。​特にAmazonでは、発表当日に注文すれば翌日に配送されるというスピード感だ。

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すぐに買えるのは強い

 

 これまで海外メーカーのスマートフォンは、技適取得やローカライズ対応に時間がかかり、グローバル発売から日本投入までに1〜2ヶ月かかるのが通例でした。​今年ではROG Phone 9シリーズなどがその典型例だ。

 POCO F7シリーズはグローバル向けと同じ仕様で展開するからこそ早いのだが、それでもグローバルと日本の同時発売を実現してくるのはPOCOくらいなもの。​これは「かつてないスピード感」と呼ぶにふさわしいと考える。

 直近ではXiaomi 15シリーズをグローバル発表から10日ほどで投入するなど、昨年と比較するとリードタイムは年々短くなっている。

 

 今後のXiaomi製品も発表から日本発売までのリードタイムが大幅に短縮されると予想できる。もちろん​POCOシリーズがオンライン販売主体という利点を活かした結果と評価できるが、今後はより多くの製品がタイムラグを抑えて展開される可能性が高い。

 Xiaomi 15 Ultraを含む最新ラインナップの発表からも、今年のXiaomiは本気で日本市場に取り組んでいる印象を受ける。世界市場で注目される“高コスパスマホ”が日本でも迅速に展開される時代が、ついに本格化し始めたのかもしれません。