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【PR】LIFEEAR ICEレビュー 聴き疲れしにくいサウンドが特徴のハイブリッド型イヤホン

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 今まで聴いてきたイヤホンは300本以上!ライターはやぽんです。今回は、LIFEEAR様より新作ハイブリッドイヤホン「ICE」を提供いただきましたので、レビューしていこう。


まるで氷のような透明感。高品質UVレジン製の美麗なシェル

 

 LIFEEAR ICEは、ブランド名にふさわしく“聴く体験”にフォーカスしたプロダクトを展開している。初めて出した製品が、即日納品可能なカスタムIEMというもので話題になった。

 

 今回のICEは、まるで氷の塊をそのまま削り出したような透明感のある筐体が特徴。素材にはUVレジンを使用し、工業用3Dプリンタで高精度に成形。照明の当たり方によって輝きが変わり、所有欲をしっかり満たしてくれる。

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筐体は3Dプリンタ形成で透明感のある仕上がり。コネクタはいわゆるqdc 2Pin仕様
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照明を当てると氷のような様子を楽しめる


 本体サイズはやや大きめながら、ノズルはしっかりと耳道に収まりやすい形状。実際に装着してみると耳へのフィット感が良く、遮音性も十分。リスニング環境として申し分ない。

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付属のケーブルは2PIN仕様でリケーブルも可能。線材には銀メッキ銅線を採用した高音質仕様とし、柔らかくクセも付きにくいケーブルとした。

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金属製のケースも付属する

 


ハイブリッド構成で濃密な中低域とクリアな高域を両立。聴き疲れしにくいリラックスサウンド

 


 LIFEEAR ICEは10mm径のダイナミックドライバーと1基のBAドライバーを搭載したハイブリッド構成。割とセオリーな構成に仕上げている。

 チューニングは“夜のお酒とともに音楽を楽しむ”というコンセプトに沿って、全体的にウォーム寄り。再生レンジは広く、音場に奥行きを持たせたチューニングに仕上げたとしている。

 

 実際に試してみると、謳い文句通りの濃密な中低域を楽しめる。低域の量感が多めなので好みこそ分かれるが、ベースラインやドラムの余韻がしっかりと残り、包み込まれるような感覚を楽しめる。少々低域が特徴的なので、ここは好みが分かれるポイントだと思う。

 

 一方でボーカル帯域は前に出過ぎないものの、低域に生まれる感覚はなかった。この辺りのチューニングはうまいものを感じられる。高域はBAの恩恵もあり繊細な響きがありながら、耳に刺さるようなピークは抑えられている。全体的にふわっと包み込むような定位感が特徴だ。

 

 聴き疲れしにくいチューニングのため、しっとりと音楽に浸りたい場面に適している。リスニング向けのリラックスサウンドではあるものの、ディテールも豊か。筆者としては、ジャズやアコースティック系との相性が良いと感じた。

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今回はFiio Q7を用いて試聴した

 

 


聴き疲れしにくいサウンドチューン。イージーリスニングなどにおすすめ

 


 LIFEEAR ICEは、見た目の良さはもちろん、快適な装着感・音質のバランスの良さを兼ね備えたイヤホンだと感じた。

 透明感のあるシェルを採用しており、レンジシェルの精度は価格を考えるとかなり上位にきている。本機種は積層跡若干残る点が惜しいものの、これは3Dプリンタを用いた製造過程ゆえに仕方のないところと思われる。

 

 サウンドは分かりやすいハイブリッド型らしい派手さはないものの、聴き疲れしにくいチューニングのため、音楽に浸りたい場面に適している。

 低域の量感が多めなこと、キレ重視のサウンドでないことからEDMなどには合わないものの、アコースティックな楽曲などでは雰囲気をうまく再現できていると感じた。楽曲に応じて選ぶ2本目のイヤホンとしてもよさそうだ。

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 LIFEEAR ICEは、聴き疲れしにくいイヤホンを探している方にはオススメできる1本だと感じた。リケーブルができる仕様なので、断線してもケーブルを交換して長く使うことができる。

 価格は1万8800円と決して安くはないものの、ハマる人にはハマるサウンドだ。気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてほしい。

www.life-ear.jp