はやぽんログ!

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コラム-携帯業界

iPhone 15 Proが実質12円だが、総負担額は3万円超え?ソフトバンクの新トクするサポート(プレミアム)の仕組みを解説。

ソフトバンクの機種購入プラン「新トクするサポート(プレミアム)」が話題を呼んでいる。なんでも、iPhone 15 ProやPixel 8 Proといったフラグシップモデルを1年間は実質12円で利用できるという。今回はこの施策がなぜ可能なのか考えてみよう。 iPhone 15 P…

ソフトバンクのiPhone 15が実質12円!実際に買ってみてわかった値引きの「仕組み」と「注意点」を解説

年度末商戦は値引き規制で控えめになる一方、4万4000円値引きを主にしたドコモ、毎月1円や2円でレンタルをアピールするauやソフトバンクに分かれた。 筆者はソフトバンクのiPhone 15を1年間は実質12円で利用できる施策で今回購入した。年度末なのか機種変更…

電通法改正後も「1円スマホ」は継続へ。ソフトバンクの新プログラムからみる"規制後の1円スマホ"のカラクリとは

値引き規制の変更を含めた電気通信事業法改正が12月27日に迫る中、規制強化の前にソフトバンクが提示してきた新プログラムが話題だ。 同社は明日より「新トクするサポート(バリュー)」を提供する。これは48ヶ月の分割契約で端末を購入した場合、12ヶ月利用し…

スマートフォンの値引き規制を回避する大手キャリア。新たな「1円スマホ」は転売防止の観点では有効か

スマートフォンの値引き規制が本格化する中、新たな形で「1円スマホ」が現れるようになった。今回はソフトバンクを中心に行われている「分割時の残価を変更する」形で実質的な値引きを行うものについて解説しよう。 大手キャリアが行う「いつでもカエドキプ…

「新品が買えないなら中古を買えばいいじゃない」総務省が価格高騰するスマートフォンに対して見解を示す。

総務省は7日 スマートフォンの値引き規制を含めた新たなガイドラインを公表し、今年中の施行を目指とした。転売ヤーなどが問題とされる中、高騰するスマートフォンについては「中古市場の活性化などを促す 」としている。 総務省は中古市場の活性化を促すと…

消費者を困惑させる携帯電話の「頭金」の存在。生まれた経緯と今の状況を解説

スマートフォンを購入する際によく言われた「頭金」の存在。近年では是正されつつあったが、完全に廃止となったわけではない。消費者としても惑わされる携帯電話業界の頭金について、今回は考えてみよう。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}…

さよならLightning端子。11年の間で変えた「スマートフォンの充電体験」

日本時間13日。Appleの新型スマートフォン iPhone 15 が発表された。欧州の規制に配慮し充電端子がLightningからUSB Type-Cへ変更となった。ここで実に11年にわたって続いたライトニングコネクタ端子がほぼ終焉を迎えることになる。 Lightning端子 2012年発…

法改正で無くなる方向の「1円スマホ」これに頼る大手キャリアは悪しき慣習を本当にやめられるのか?

総務省は競争ルールの検証に関するWG(第47回)内にて「競争ルールの検証に関する報告書 2023」を取りまとめた。 内容には、スマートフォンの値引き規制を金額に応じて最大4万円へ緩和する方向となることが明らかとなった。これは回線契約を伴わない購入には適…

スマホの値引き規制 新ルールは上限は4万円だが、端末価格によって変動する方式へ。総務省示す

総務省は競争ルールの検証に関するWG(第47回)にて、先行して出ていたスマートフォン等の値引き規制案に対して、関係各所への意見を踏まえた「競争ルールの検証に関する報告書 2023」が提案された。 内容には、当初通りスマートフォンの値引き規制を最大4万円…

技適のないスマートフォンを日本で「電波法に違反することなく使う」方法とは?

前回、現地で個人調達してきたHuawei Mate 60 Proを用いて各種検証を行ってきたが、技適マークのないスマートフォンを日本で利用することは基本的にできない。 日本では実験等を目的とした「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の申請(免許不要項目の…

日本の5G人口カバー率は全国平均で96.6% 1番は大阪府の99.9% 総務省が公表

総務省は先月、国内の5G通信整備状況を公開し、今年3月までの5G の全国人口カバー率は96.6%となったことを明かした。これは内閣府が主導する「デジタル田園都市国家構想」に付随するインフラ整備計画の目標値となる2024年3月までに全国平均で95%という数字を…

【Zenfone継続!続報あり】ASUSのスマートフォン「Zenfone」が終焉か?事業整理の一環で関連従業員を解雇をしたと台湾メディアが報じる

この記事には最新の続報があります。最新情報については以下をご確認ください。 www.hayaponlog.site 8月29日続報。Zenfoneも開発を継続するとASUS公式が発表 ASUSのスマートフォンである「Zenfone 10」が同社の最後のスマートフォンになるのではないかと、…

京セラとFCNT(富士通)が撤退した日本のスマートフォン市場はどうなる?少し考えてみた

京セラのコンシューマー向け携帯電話事業からの撤退、富士通(FCNT)の民事再生法適用による事実上の撤退から2ヶ月が経った。日本の携帯電話を支えた大手の撤退は市場に大きな穴を開けたが、この穴を埋め合う形で各社が動きを見せ始めた。 大手キャリアも4万円…

ドコモの GalaxyやXperiaの価格が年々高騰している理由。為替だけでなく、iPhoneやPixelなどの人気端末の割引に充てるためか?

XperiaやGalaxy の新機種の価格が次々と公表されるが、その中でもドコモだけ異様に高価な設定となることが増えてきている。今回はドコモのスマートフォンが高額になりつつある理由を考えてみたい。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 高価…

なぜ?スマホのバッテリーが交換できない理由。背景は技術革新と安全性の確保。EUの規制の問題点も含めて改めて解説

EUのスマートフォン等に対する新たな規制として、「バッテリーを簡単に交換できる設計とすること」というものが欧州議会で可決され、波紋を呼んでいる。 筆者としてはこの法案には反対の意向を示す立場だが、そもそもなぜユーザーが簡単にバッテリー交換がで…

EUでスマホのバッテリー交換をガラケーレベルに簡単とすることが義務化へ。近年のスマホがなぜバッテリー交換できない理由も合わせて解説

スマートフォンの高性能化は進んでおり、それはバッテリー性能とて例外ではない。そのような中EUでは、「消費者がバッテリーを容易に交換できる」ようにする規制が議会で可決されたようだ。 新たな規制。EUではスマートフォンのバッテリー交換をガラケーレベ…

10万円のiPhoneが一括1円に。スマホの値引き規制緩和によって予想される新たな仕組みとは

携帯電話の値引き規制が4万円に緩和される中、SIM単体割引についても揺らいでいる。現行法では「廉価端末の特例」によって、2万円以下の端末を1円より値引くことはできない。このため、一部キャリアでは「SIM単体契約のほうが多く利益が供与されるため、潜脱…

違法な特典を与えても行政指導にならない。スマホではなく「SIM単体割引」の影にあった「法の抜け道」とは?

SIM単独割引。回線と端末が分離した昨今の市場において、SIMカードのみを契約した場合、上限2万円までの利益供与(キャッシュバックやポイント付与など)が行われるものだ。 このようなキャッシュバック等も時に2万円を超える「違法な利益供与」が行われていた…

スマホの値引き規制が2万円から4万円へ緩和。総務省も検討へ 高額なスマホも買いやすくなる方向へ

総務省は昨日、競争ルールの検証に関するWG(第45回)を開催した。 同会議にて配布された資料である「検討の方向性(案)について(電気通信事業法第27条の3に関する見直し)」を確認すると、スマートフォン等の値引き規制が、現在の上限2万円から4万円へ緩…

arrowsを展開したFCNT、TORQUEを展開した京セラが携帯電話事業から同月に撤退。背景にある根拠のない「2万円の値引き規制」の影響とは

本日arrowsシリーズのスマートフォンを展開していたことで知られるFCNT株式会社が、民事再生法適用を申請した。5月15日に京セラがコンシューマー向け携帯電話事業から撤退したニュースに続き、FCNTも事実上の携帯事業からの撤退となる。 このような結果にな…

スマートフォンの「端末のみ販売」の割引は今後規制する方向へ。総務省もWGで調整へ

昨年、高価なはずのiPhoneを2万円の規制ルール内で販売するため、キャリア販売価格を2万2001円に設定することで不健全な市場活動が横行した「移動機販売」と呼ばれる買い方。 これについて本日行われた総務省のWGにて、移動機販売における値引きを規制する方…

京セラのスマートフォンが売れなくなった理由を考える

5月15日、京セラは一般向けの携帯電話事業から撤退する方針を明らかにした。タフネス端末の「TORQUE」をはじめ、多くの機種が出ていたが、なぜ売れなくなったのか。改めて考えてみたい。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 手広く携帯電話…

中国スマートフォン大手「OPPO」が半導体事業から撤退。なぜ、独自の半導体事業が必要だったのか改めて考えてみる

中国の大手スマホメーカー OPPO は傘下の半導体開発事業を行う「ZEKU」を解散することを表明した。 これによって、同社が開発していた独自プロセッサーについても開発を終了した。解散理由については、世界的なスマートフォン市場の凋落による収益性の悪化に…

【実質旅費無料】香港へ旅行ついでスマホを買いに行く。先達廣場の最新情報も合わせてチェック!

日本からも多くの人が訪れる観光地でもある香港。100万ドルの夜景などと名高い著名な観光地であると共に、実は、スマートフォンについてもある種のメッカであることはご存知だろうか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 世界中のスマート…

【最新版】2023年5月1日 香港から陸路で深圳へ入国!ビザ発行手順や注意点を解説

アフターコロナと呼ばれる時代になり、行動制限も随時緩和されてきている。それでも中国のように日本向けの短期滞在ビザ免除措置を一時停止している地域もあり、簡単にはいかないようだ。 そんな中、深圳特区に限り予約や事前ビザなしで陸路入境できると聞い…

スマホメーカーが発表会で「原神」を使う理由。性能アピールの背景にある「信用できない」"ベンチマークスコア"

話題のオープンRPGの原神。筆者もデジタルカメラで動かしたりと楽しませてもらっているが、近年ではスマートフォンの発表会でも多く使われるようになった。その理由はなぜなのか、簡単に考察してみる ブーストをはじめとした「不正行為」の横行で信用できな…

iPhoneやPixelの一括1円や実質1円は終了か。軒並み実質的な値上げとなった各社キャリアのスマートフォン

スマートフォンの値引き規制のほか、「過度な値引きによる廉価販売」は違法にあたるという公正取引委員会の見解が出されてから1ヶ月。年度をまたいだこともあって既に市場では動きがあった。 値引き合戦とも言われた施策競争はひとつ区切りがついたようだ 筆者…

ドコモの回線が遅い!5Gが使えない!理由は「パケ止まり」と「home 5G」によるトラフィックの増加か

各社で5G回線のエリア整備が進む一方、ドコモでは「通信制限でもないのに通信速度が遅い」「つながりにくくなった」という声を多く聞く。今回はそのあたりを少し考えてみる。 繋がりにくい理由は「パケット止まり」か。対策は「5G通信をオフ」にしよう home …

規制される「1円販売」のスマートフォン。次の一手は「中古」か。安く売るスマートフォンは中古のiPhoneに取って代わるか

スマートフォンの値引き規制が連日騒がれるが、今後強化された上でのキャリアの振る舞いはどう変わって行くのか。簡単に記してみた (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 新品ではなく、中古のスマホを回線と共に安く提供する ひとつはキャリ…

MNPを利用したことがある人は24.8%、eSIMの利用は8%、デュアルSIMの利用はわずか6% MMD研究所が調査結果を公表

MMD研究所は、最新のスマートフォンの利用者実態調査を行なった。MNPを利用した有無や認知度、eSIMやデュアルSIMの利用率といった統計がとられている。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); MNPの利用したことがあるユーザーは24.8% 制度や…